大都市への訪問自粛を 三反園知事、感染防止で 新型コロナ

 

三大都市圏への不要不急の移動自粛を求める三反園知事=30日、鹿児島市の県庁

三大都市圏への不要不急の移動自粛を求める三反園知事=30日、鹿児島市の県庁

 【鹿児島総局】三反園訓知事は30日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、県民に対し、4月5日まで東京、大阪、愛知の三大都市圏などへの不要不急の訪問自粛を求めた。

 

政府の基本的対処方針などについて説明があった対策本部の会議=30日、鹿児島市の県庁

政府の基本的対処方針などについて説明があった対策本部の会議=30日、鹿児島市の県庁

 三反園知事が同日、県民へのメッセージとし発表。「東京では2日連続で感染者が過去最多になるなど拡大している。大阪、愛知も含めて感染者が多く発生している。こうした大都市圏への訪問を控えてほしい。この事態をオール鹿児島で乗り切らなければならないとの思いで対策に万全を期していきたい」と語り、感染防止へ協力を呼び掛けた。

 

情報共有、新たな対策へ 新型コロナ対策本部会議 県庁

 

 【鹿児島総局】県の新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・三反園訓知事)の会議が30日、鹿児島市の県庁であった。政府が28日にまとめた新型コロナ対策の基本的対処方針の説明や、各部局ごとの課題など情報を共有。三反園知事は新たな対策を早急にまとめるよう各部局に指示した。

 

 同本部は26日に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて設置し、会合は4回目。

 

 三反園知事は「先週感染が確認されたイギリス在住の女性の容体は安定している。情報を共有しながら万全の態勢で臨んでいかないといけない」と協力を呼び掛けた。

 

 新型コロナ対策の基本的対処方針は、今後の対応の指針となるもの。各地域でクラスター(感染集団)などの封じ込めや接触機会の低減を図ること、適切な医療の提供やまん延防止、経済、雇用対策などについて説明があった。

 

 各部局からは「宿泊施設の予約落ち込み」や「花きの消費減少」など深刻な現状について報告があった。