奄振延長や自然遺産再挑戦へ 節目迎え飛躍の年に 奄美市合同年始会

新年の始まりに万歳三唱で飛躍を誓う出席者=元日、奄美市名瀬

新年の始まりに万歳三唱で飛躍を誓う出席者=元日、奄美市名瀬

  2019年が明けた元日、奄美市恒例の合同年始会が同市名瀬の集宴会施設であり、行政や議会、経済界のトップら約120人が顔をそろえた。朝山毅市長は、奄美、沖縄4島の世界自然遺産登録へ向けた推薦書再提出や奄美群島振興開発特別措置法(奄振法)延長など今年の動きを取り上げ、奄美にとって重要な一年になると強調。出席者は大きな節目となる新年の幕開けに、各界の連携と相互協力による飛躍を誓い合った。

 

 朝山市長は本年度末で期限切れを迎える奄振法の延長実現に感触の良さを述べるとともに、昨年末に示された奄振予算案についても「満足できる内容だったといえる」と語った。20年の実現に向けた世界自然遺産登録推薦書の再提出については「朗報を心待ちにしながら、その間にやるべきことを一人一人が自覚して地域の環境づくりに取り組みたい」と決意を述べた。

 

 2月の市役所新庁舎開庁や5月から始まる新元号などにも触れ「新たな歴史の創造が始まる節目の年に、元気で明るいまちづくりへ協力を」と呼び掛けた。

 

 来賓あいさつは地元選出の永井章義県議(奄美市区)と向井俊夫県議(同)が行った。永井県議は新年度の奄振予算案に関連して、補正も含めて総額で29億円以上となる奄振交付金の確保などを評価した。向井県議は世界自然遺産登録への期待など、奄美が県にとって重要な位置付けにあり全国の離島振興のモデルケースになっていると強調した。

 

 出席者は賀詞交歓などで新年を祝した。最後は同日奄美大島青年会議所理事長に就任した吉田剛さんの音頭で万歳三唱した。