奄美は6233円 基準月額、県平均下回る 第8期介護保険料

こげら  65歳以上の高齢者が支払う介護保険料が4月1日から各自治体とも改定された。県のまとめによると、第8期(2021~23年度)の介護保険料の基準月額は県平均が第7期(18~20年度)より148円増の6286円。一方、奄美12市町村平均は142円減の6233円となり、県平均を下回った。

 

 県全体では43市町村のうち23市町村が引き上げ、14市町村が据え置き、6市町村が引き下げた。最高額は南さつま市の7400円。最低額は伊佐市の4850円。

 

 奄美は大和村、龍郷町がいずれも300円引き上げた。奄美市、宇検村、徳之島町、知名町、与論町は据え置き。瀬戸内町が800円、天城町と和泊町が500円、喜界町が300円、伊仙町が200円をそれぞれ引き下げた。

 

 奄美の最高額は和泊町の7100円(前期7600円)、最低額は大和村の5500円(同5200円)で、前回よりも自治体ごとの差が縮まった。

 

 県内でも最大の下げ幅となった瀬戸内町の保健福祉課は「7期における要介護認定者数の見込みが多かったことが主な要因だが、近年の介護予防事業の取り組みなどが効果を上げた面もある」と説明した。

 

 一方、300円増となった龍郷町の保健福祉課担当者は「今年度は町内に新たなグループホーム、小規模多機能施設が整備されることや高齢者数の増加などが改定の主な理由。今後も介護保険料の抑制に向け、ケアマネジメントの適正化や介護予防の強化に取り組んでいく」とした。

 

 65歳以上の介護保険料は各市町村で3年置きに見直され、個人の保険料は所得に応じて基準月額から加減される。