奄美群島成長戦略を支援へ 学識者プロジェクト会議始動

国交省で開催された奄美群島成長戦略推進プロジェクト会議の初会合=20日

国交省で開催された奄美群島成長戦略推進プロジェクト会議の初会合=20日

 奄美群島成長戦略プロジェクト推進会議の初会合が20日、国土交通省で開催された。国と地元自治体、民間が連携し成長戦略の実現や持続的な地域づくりを支援するのが目的。会議は学識経験者ら6人の委員で構成。世界自然遺産登録を見据えた観光客らの受け入れ環境整備のため、関係機関の役割分担や取り組み内容などをまとめたロードマップ(行程表)を来年3月に策定する。奄振交付金「特定重点配分対象事業」への助言なども行う。

 

 ロードマップは▽キャッシュレス対応や施設整備による受け入れ体制の構築▽エコツーリズム推進など自然保護と観光の両立▽群島の魅力を広く伝えるための戦略的な情報発信―の3分野について検討する。

 

 奄振交付金特定重点配分対象事業に関しては、遺産登録を見据えた取り組みが喫緊の課題であるとし▽受け入れ環境整備▽戦略的情報発信に関する各種プロジェクト―に対して助言を行う。

 

 委員は、海津ゆりえ氏(文教大国際観光学科教授)勝眞一郎氏(サイバー大IT総合学部教授)曽根進氏(JTB法人事業本部地域交流事業チームマネージャー)服部正策氏(東京大医科学研究所特任研究員)原口泉氏(志学館大人間関係学部教授)本田勝規氏(奄美群島振興開発基金理事長)。国交省や鹿児島県、奄美群島広域事務組合が事務局を務める。