奄美遺産、暫定リスト作成へ

 奄美群島文化財保護対策連絡協議会(中山清美会長)と県大島教育事務所が主催する大島地区文化財保護審議会委員・文化財行政担当者研修会が12日、宇検村生涯学習センター「元気の出る館」であった。各集落に現存する有形・無形文化財を地域の宝として保存、継承するとともに観光資源にも生かそうと、同協議会が選定を進める「奄美(シマ)遺産」の候補を各市町村が提示した。来年2月の会合で暫定リストを作成する。
 会には文化財保護審議会委員や行政担当者ら約50人が出席した。奄美(シマ)遺産は、国や県、市町村の指定文化財に限らず、地域住民や市町村が集落の宝として推薦する伝統行事や民俗資料、景観、建築物なども含む。
2008年度から奄美市、宇検村、伊仙町が主体となって3カ年計画でモデル事業を実施している。会では「中里ソーメンガブー」(喜界町)や「田植唄」(天城町)、「子どもの遊び」(与論町)―など奄美12市町村がリストアップした計217の候補が示された