島を挙げ保護意識高揚へ 世界遺産へ向け政策提案 奄美の宝を繋ぐ会

設立総会で島民が主体となった保護活動の必要性を訴える金子氏=2日、鹿児島市

設立総会で島民が主体となった保護活動の必要性を訴える金子氏=2日、鹿児島市

 奄美群島の世界自然遺産登録に向け、政策を提案する超党派の議員連盟「奄美の宝を次世代に繋(つな)ぐ議員の会」が2日、発足した。発起人の金子万寿夫衆院議員(鹿児島2区)が会長、奄美選出の県議3人が副会長に就き、奄美12市町村の市町村議を含め126人が参加した。島民の自然保護意識を高め、地域経済活動と連動した取り組みを目指す。

 

 議連は鹿児島市で設立総会を開いた。金子会長は「先祖から受け継いだ自然や生活、文化を将来に引き継ぐ体制をつくることが私たちの使命だ」と述べ、島民が主体となった活動の必要性を訴えた。

 

 観光振興を重視した世界自然遺産登録ではなく、保全と利用の両立に向けた政策を考える。保護意識を高めるため固有種や外来種への理解を深める子どもたちへの教育、集落ガイドの育成などを検討。専門家を招いた勉強会や住民参加型のイベントを企画する。

 金子氏以外の主な役員は次の通り。(敬称略)

 

 ▽副会長 永井章義、禧久伸一郎、向井俊夫▽代表幹事 前田芳作、師玉敏代▽事務局長 安田壮平▽事務局次長 勝山浩平