廃棄命令、年内にも/県議会委、JAあまみ顧問に意見聴取

県議会産業経済委員会でミカンコミバエの被害の現状と今後の対応策について意見を述べる元井孝信さん=11日、県議会庁舎

県議会産業経済委員会でミカンコミバエの被害の現状と今後の対応策について意見を述べる元井孝信さん=11日、県議会庁舎

 果樹・果菜類の害虫ミカンコミバエが奄美大島へ再侵入し、国による緊急防除が実施されている問題で、県議会産業経済委員会(吉留厚宏委員長、委員11人)は11日、JAあまみ大島事業本部果樹部会の元井孝信顧問(59)=奄美市住用町=を参考人招致し、被害の現状と今後の対応策について意見聴取した。元井氏が通常は2月以降が収穫期のタンカンについて「樹勢回復など来年以降につなげるためにも、青切りの状態で年内で廃棄命令を出すよう国へ働き掛けてほしい」と訴えたのに対し、県は参考人招致後の質疑で「青切り段階で廃棄命令が出せることを国に確認し、了解してもらった」と答弁し、生産者の意向も確認した上で、早ければ年内にも国が廃棄命令を出す方向であることを明らかにした。