慰労金給付延長を 全国知事会で塩田知事要望

テレビ会議で新型コロナ対策への取り組みを説明する塩田知事(左)=8日、鹿児島市の県庁

テレビ会議で新型コロナ対策への取り組みを説明する塩田知事(左)=8日、鹿児島市の県庁

  塩田康一知事は8日に開かれた全国知事会(会長・飯泉嘉門徳島県知事)のテレビ会議に鹿児島市の県庁から参加した。新型コロナウイルスに対応する医療従事者らへの慰労金の給付期間延長を国に提言するよう求めた。

 

 慰労金は国の「新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業」に基づく施策で、給付額は最大20万円。対象期間は6月30日までとなっているが、塩田知事は「鹿児島県では7月以降にクラスター(感染者集団)が発生するなど、感染が拡大しており、今も医療従事者が最前線で活動している」と説明。期間延長の必要性を強調した上で、全国知事会が取りまとめる国への緊急提言に盛り込むよう要望した。

 

 塩田知事は、7月に入ってからの感染者急増や4例のクラスター発生など、県内の感染状況を説明。与論町でのクラスター発生など、医療提供体制が十分でない離島での対応の厳しさなども強く訴えた。加えて、お盆時期を迎える中で県外からの帰省増を予想し、帰省客に対して十分な体調管理や感染対策を求めていることなども説明した。