手話通訳をスタート 条例に基づき情報発信 県知事会見

定例会見で質問に答える三反園知事(右)と、会見の内容を伝える手話通訳士=10日、鹿児島市の県庁

定例会見で質問に答える三反園知事(右)と、会見の内容を伝える手話通訳士=10日、鹿児島市の県庁

 県は3月の手話言語条例制定に伴う取り組みの一環として、10日に鹿児島市の県庁で開かれた知事会見で手話通訳をスタートした。定例会見のほか、新型コロナウイルス感染症などに関する緊急会見でも実施。インターネット配信などを通じて会見を見る聴覚障がい者に配慮し、県政情報の幅広い発信も図る。

 

 手話言語条例では、聴覚障がい者など幅広い県民への県政情報の提供を県の取り組みとして掲げている。4月1日付で施行した。

 

 会見内容を伝える手話通訳士は、県身体障害者福祉協会が派遣。10日の会見では、2人の通訳士が交代で報道陣と三反園訓知事のやり取りを説明した。

 

 本田敬広報課長は「新型コロナウイルスの拡大など、県も重要な時期を迎えた。県民にとって大切な情報を、迅速に幅広く伝えたい」と話し、手話通訳の効果に期待した。