新庁舎建設、7割が支持 徳之島町町民アンケート

建て替えが計画されている徳之島町庁舎=26日、同町亀津

建て替えが計画されている徳之島町庁舎=26日、同町亀津

 1974年に建設された現庁舎の老朽化に伴い、2020年から新庁舎建設を計画している徳之島町は26日、庁舎建設に関する住民アンケート結果を公表した。新庁舎建設について「賛成」「どちらかといえば賛成」合わせて70%に上り、「反対」「どちらかといえば反対」合わせた6・1%を大きく上回った。町側は「アンケート結果を基に今後、新庁舎の建設地や機能について協議を進めたい」としている。

 

 町は、町担当職員ら18人で構成する新庁舎建設プロジェクト委員会で基本構想を検討中。構想案では、現在地に建て替える。4階建てで、延べ床面積は現庁舎より約1千平方㍍広い約3千平方㍍。総事業費は約16億円。

 

 アンケートは7月27日から8月30日まで、無作為に抽出した15歳以上90歳未満の町民2000人を対象に実施した。郵送のほか集落区長、役場職員がアンケートを回収し、回収数は963件(48・2%)、有効回答は959件(48・0%)だった。

 

 新庁舎建設は「賛成」が48・8%で最も多く、「どちらかといえば賛成」21・2%、「どちらともいえない」13・0%、「わからない」7・8%と続いた。建設場所については、利便性や慣れ親しんだ場所などを理由に「現在地で良い」が69・4%。海岸に近く津波被害を懸念して21・9%が「建設場所の変更」を求めた。

 

 新庁舎に求める機能(複数回答可)は「災害時の緊急的な避難場所」が593件で最多。「全ての人が利用しやすい施設」456件、「ワンストップ窓口」391件、「十分な駐車場」372件などが上位だった。

 

 建設から50年が経過する花徳支所の建て替えについては、「賛成」「どちらかといえば賛成」合わせて44・2%。「わからない」「どちらともいえない」「無回答」の3項目合計が50・1%だった。

 

 町の計画では同委員会で12月までに基本構想を決定し、来年1月に新庁舎建設検討委を立ち上げ、19年度中に基本設計を策定、20年4~6月に住民説明会を開く。同年12月に着工、21年12月の完成を見込む。