新町議44人決まる 奄美4町

奄美4町議 任期満了に伴う奄美群島4町(龍郷、和泊、知名、与論)の町議会議員選挙は30日、投票が行われ、即日開票の結果、新たな44人の顔触れが決まった。当選者の内訳は現職28人、新人14人、元職2人。龍郷は1975(昭和50)年の町制施行後初の女性議員が誕生。新型コロナウイルスの影響で選挙戦が自粛傾向にあったためか、4町とも投票率は前回を下回った。少なくとも過去50年間の町議選では、4町とも過去最低だった。


 立候補は4町合わせて53人。龍郷(定数10)は11人、和泊(同12)は14人、知名(同)は15人、与論(同10)は13人が立候補した。新旧の内訳は現職31人、新人20人、元職2人。党派別の内訳は公明、共産各1人、他は無所属。女性候補は3人(龍郷1人、和泊2人)。

 今回は農業や産業振興のほか、高齢者や障がい者に対する福祉の充実、教育環境の整備などを政策に掲げる候補者が多かった。一方、新型コロナ対策として、財政悪化を見据えた経済対策を訴える候補者もいた。

 龍郷は1人が落選するという少数激戦だったが、現職6人が議席を守り、新人4人が当選を果たした。
 和泊も候補者2人がはじき出される激戦となったが、現職8人と新人3人が議席を獲得、元職1人も返り咲きを果たした。

 知名は現職7人に対し、新人8人が挑む構図となった。現職7人は議席を守り、新人5人が当選を果たした。
 与論は新型コロナのクラスター(感染者集団)が発生した影響で、選挙活動が自粛された選挙選となった。現職7人、新人2人、元職1人が議席を獲得した。

 投票率は龍郷が81・13%、和泊が80・48%、知名が82・23%、与論が80・65%。
 前回(2016年)に比べて龍郷は1・15ポイント、和泊は3・08ポイント、知名は2・45ポイント、与論は2・23ポイントそれぞれ低下した。