新隊員に中野香代さん 地域おこし協力隊が着任 大和村

伊集院村長(左)から委嘱状を受け取った地域おこし協力隊の中野さん=14日、大和村役場

伊集院村長(左)から委嘱状を受け取った地域おこし協力隊の中野さん=14日、大和村役場

    地域おこし協力隊が不在だった大和村に14日、新隊員の中野香代さん(33)が着任した。産業振興課に所属し、農業関係の業務に当たる。中野さんは「離島独自の気候条件を生かした農作物の生産活動に取り組みたい。いろんな世代の人たちと交流しながら、大和村での生活も楽しみたい」と笑顔で話した。任期は2022年3月31日まで。

 

 中野さんは熊本市出身。鹿児島大学農学部生物生産学科卒後、ミニトマトを生産する農園などで長く農業に従事してきた。離島で暮らすことが夢だったことから、学生時代に訪れたことのある奄美大島への家族での移住を思い立ったという。「子どもが伸び伸びとできる環境で育てたいという思いがあった。大和村は生活する上で利便性も良く、仕事も条件が合ったので移住を決めた」(中野さん)

 

 同村での地域おこし協力隊委嘱は中野さんが5例目。委嘱状交付式が村役場であり、伊集院幼村長は「中野さんは就農したいという強い意欲があり、縁があって奄美に来ていただいた。これまでの経験を生かして、この大和村で農業を広めてほしい」と期待した。

 

 中野さんは今後、村が設立した合同会社「ひらとみ」が計画する実証農園の拡大などに携わりながら、農業を通して地域活性化に取り組んでいく。