来月末、知名町鹿児島事務所を閉所

県市町村自治会館内にある知名町鹿児島事務所=15日、鹿児島市

県市町村自治会館内にある知名町鹿児島事務所=15日、鹿児島市

 知名町は来月末で鹿児島事務所を閉所する。県内の市町村で鹿児島市に出先機関を置いているのは知名町のみで、近年の情報通信技術の発達も勘案した上での経費削減が主な理由。18日に鹿児島市のホテルで閉所式を開き、約20年の歴史に幕を下ろす。

 同事務所は1999年10月、鹿児島市鴨池新町の県市町村自治会館2階に開所。①国や県との行政上の事務事業のパイプ②行政情報の収集と発信③鹿児島沖洲会など出身者との交流や、窓口業務④観光物産のPRなどアンテナショップ機能―などの役割を目的に業務を行ってきた。

 同町総務課によると、職員と臨時職員各1人が常駐し、人件費などを含む年間経費は約1300万円。初代所長の西正吉さんをはじめこれまで職員8人が出向した。現在の所長代理西経良さんは正吉さんの息子。

 今井力夫町長は「県とのパイプ的役割や、沖洲会の皆さんとの交流などに役立てていたが、すでに一定の目的は果たしたと考えている。鹿児島事務所を中心に自治会館1階で毎年開いていた物産展などは今後も継続したい」と話した。