沖永良部島地下ダムジオラマが全国表彰

農業農村整備事業広報大賞を受賞した「水どぅ宝プロジェクト」実行委が制作した地下ダムなどのジオラマ=26日、知名町竿津

農業農村整備事業広報大賞を受賞した「水どぅ宝プロジェクト」実行委が制作した地下ダムなどのジオラマ=26日、知名町竿津

 全国農村振興技術連盟(東京都)はこのほど、2019年度農業農村整備事業広報大賞の最高賞となる広報大賞に沖永良部島の「水どぅ宝プロジェクト」実行委員会を選出した。地域住民や事業関係者らが協力し、同島で整備が進む国営沖永良部農業水利事業(通称・地下ダム事業)のジオラマ(縮尺模型)を制作したことが評価された。同プロジェクトの河田兼彦実行委員長は「賞を励みに、ジオラマを生かして水の大切さや地下ダムの仕組みを多くの人に伝えていきたい」と話した。

 

 同賞は農業農村整備事業に関わる広報活動で特に顕著な功績のあった団体を表彰している。29回目となる本年度は、各地方協議会長が推薦した26団体、27活動を対象に選考し、同実行委を含む広報大賞2団体のほか、全国各地の11団体が入賞し、2月に東京都内で表彰された。

 

 ジオラマは▽地下ダムの仕組みを表現した模型。縦、横ともに約1・2メートル、高さ約1・6メートル。縮尺87分の1▽沖永良部島全景の模型。縦約1・2メートル、横約2メートル、高さ約1・6メートル。縮尺1万4千分の1│の2種類。

 

 地下ダムのジオラマは地表部分にユリ畑やマンゴーハウス、ダム建設現場などを配置。ボタンを押すとジオラマが昇降し、地下ダムの構造を見て学べるように工夫した。全景ジオラマではダムやパイプラインの位置を赤や青の電灯で示した。

 

 ジオラマの制作期間は19年5~11月の約半年。幼稚園児から一般まで住民ら206人が参加した。