熊本、宮崎、沖縄も 不要不急の往来自粛要請 塩田知事 ステージ4相当で判断

 【鹿児島総局】新型コロナウイルスの感染拡大に関連して塩田康一知事は14日、県民に対し、隣接する熊本、宮崎、沖縄の3県についても不要不急の往来自粛を求めるメッセージを出した。3県は政府の緊急事態宣言の対象からは外れているが、直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数がステージ4と同じレベルにあるとして自粛要請を判断した。

 緊急事態宣言の対象地区について政府は7日に首都圏の4都県に宣言を発令し、13日に福岡県を含む7府県を追加。塩田知事は13日の7府県追加に伴うメッセージで、政府による宣言対象地区の不要不急の往来自粛は呼び掛けたが、それ以外の感染拡大地域への往来は「慎重な判断を」との表現にとどめていた。

 14日に記者団の取材に応じた塩田知事は「あらためて都道府県別の人口10万人当たりの感染者数の状況をみると、熊本、宮崎、沖縄の3県も緊急事態宣言対象区域と同じようなレベルにある」と述べ、この3県についても「県民の感染リスクの低減を図る観点から(不要不急の往来)自粛をお願いすべきではないかと考えた」と述べた。

 3県の1週間当たりの人口10万人新規感染者数(12日現在)は▽熊本県25・63人▽宮崎県39・52人▽沖縄県29・66人│で、国が示した感染指標基準に照らした場合、いずれもステージ4となる25人以上に達している。

 メッセージでは、3県への不要不急の往来自粛を呼び掛けるとともに、「感染基準がステージ3に非常に近づいている」とも指摘。「これ以上の感染拡大を防ぐためにも、極めて重要な時期にきている」として、県民一丸となった感染防止策を強く呼び掛けている。