現職の鎌田氏が再選 瀬戸内町長選、初の無投票

出陣式で2期目の決意を語る鎌田愛人氏=4日午前9時半ごろ、瀬戸内町古仁屋の選挙事務所前

出陣式で2期目の決意を語る鎌田愛人氏=4日午前9時半ごろ、瀬戸内町古仁屋の選挙事務所前

 任期満了に伴う瀬戸内町長選挙は4日、告示された。現職の鎌田愛人氏(55)=清水=以外に立候補の届け出はなく、無投票で再選が決まった。同町長選の無投票は1956年の町制施行以来初めて。鎌田氏は2期目に向けて「これまで以上に町民、奄美群島のために力を注ぎ、一生懸命頑張る覚悟」と決意を述べた。

 鎌田氏は昨年9月の議会定例会で立候補を表明。「より強固なチームせとうちをつくり上げる」とし▽職員の資質向上▽行政情報の発信強化▽強固な財政―を具体策に挙げた。

 鎌田氏は立候補の届け出後、同町古仁屋の選挙事務所前で出陣式。福山拓生後援会長は「この4年間でハード、ソフト両面から素晴らしい政策を実現していただいたが、2期目はいよいよ鎌田カラーを前面に打ち出し、町民の皆さま方の生活や子育てにふさわしい町づくりを目指して頑張ると思う。変わらぬ支援、支持を」と呼び掛けた。

 マイクを握った鎌田氏は「今後も国会議員、県議会議員、奄美群島の市町村長、南部町村で力を合わせながら、奄美群島全体の発展に力を尽くしていきたい」と第一声。頑張ろう三唱の後、選挙カーに乗り込み遊説へ向かった。

 無投票当選の知らせは夕方午後5時すぎ、役場前で演説中に入った。鎌田氏は報道陣の取材に対し「無投票当選がゆえの責任の重さを感じ、身の引き締まる思い。今住んでいる人たちがこの町に住んで良かったと思える町にするため、今回掲げた町政マニフェスト、次期町長期振興計画を着実に実行しながら、人口増につなげていきたい」と力強く語った。

 鎌田氏の新任期は6月25日から4年間。当選証書付与式は10日、町役場で行われる。