県内で新たに32人 指宿市の病院、院内感染か 新型コロナ

 【鹿児島総局】県の発表によると、16、17の2日間に県内で新たに32人の新型コロナウイルス感染者が確認された。このうち、指宿市の「指宿さがら病院」のクラスター(感染者集団)関連が29人。このクラスターによる感染者は計44人に拡大し、県は院内感染が発生したと判断した。16日までにこの病院の入院患者2人を含め県内で高齢の感染者3人が死亡。新型コロナウイルス感染者の死亡は県内で7例となった。県は死亡した3人の居住地や年齢を明らかにしていない。

 

 16、17の2日間に感染が確認された指宿さがら病院関連の感染者は10代から90代までの男女。関連の感染者は17日現在、医療従事者16人、入院患者21人、入院歴があり退院後に感染が確認された人2人、医療従事者の親族4人、施設利用者1人。居住地は指宿市37人、鹿児島市4人、南九州市1人(死亡した2人を除く)となっている。

 

 指宿さがら病院のクラスターに関して、県は厚生労働省にクラスター対策班の派遣を要請しているが、17日現在、調査日程などは決まっていない。県によると、この病院関連では17日現在、約380人の検査を終えており、18日以降も検査は続く見通し。検査見込み数は現時点では不明としている。

 

 このクラスター関連以外では17日、いちき串木野市在住の40代から80代までの男女3人の感染が新たに確認された。県によると、3人は同居親族で、感染経路などは調査中。

 

 与論町関連では16、17の両日とも新たな感染者は確認されなかった。

 

 県全体の感染者数は17日現在、328人。16日現在、45人が医療機関に入院し、12人が宿泊療養中、6人が自宅待機となっている。