県特定離島事業で瀬戸内町の救急艇おおとり更新へ

更新する瀬戸内町の救急艇「おおとり」=30日、同町古仁屋

更新する瀬戸内町の救急艇「おおとり」=30日、同町古仁屋

 県は29日、県内で特に自然条件などが厳しい離島を対象にした特定離島ふるさとおこし事業の2019年度主要メニューを発表した。奄美群島では瀬戸内町が対象で、同町の救急艇「おおとり」(19トン)更新事業や加計呂麻島諸鈍のデイゴ並木樹勢回復事業などを採択した。

 

 県単独事業で7市町村19島の関連事業を支援している。19年度は産業振興や生活基盤の整備などハード事業60、観光物産宣伝や留学対策などソフト事業23の計83件を対象とした。補助率はおおむねハード事業7割、ソフト事業8割。県費ベースの事業費は前年度と同額の9億円。

 

 救急艇おおとりは加計呂麻島、請島、与路島などの救患搬送用。現船は1999年建造で老朽化に伴う更新。事業費は1億1998万7千円で県補助9598万9千円。

 

 デイゴ並木樹勢回復事業では土壌改良や支柱設置、枯れ枝除去、薬剤散布などを実施する。事業費1578万5千円で県補助1262万8千円。

 

 瀬戸内町関係は他に請阿室地区道路環境整備事業、観光パンフレット更新・英訳パンフレット作成事業なども採択した。

樹勢回復事業が実施されるデイゴ並木=2017年5月、瀬戸内町諸鈍(小型無人機で撮影)

樹勢回復事業が実施されるデイゴ並木=2017年5月、瀬戸内町諸鈍(小型無人機で撮影)