県関係者が早期再開要望 オンラインで意見交換 赤羽国交相、可能性示唆 「Go To トラベル」

オンライン上で意見を交わす赤羽大臣(上段中央)など出席者=18日

オンライン上で意見を交わす赤羽大臣(上段中央)など出席者=18日

 【鹿児島総局】赤羽一嘉国土交通大臣は18日、塩田康一知事や県内の観光・交通関連事業者らとオンラインで意見交換を行った。県内の関係者からは、新型コロナウイルスの影響で停止している観光支援事業「Go To トラベル」の早期再開を求める声が相次ぎ、赤羽大臣は新型コロナの状況などを踏まえ、近いうちに再開する可能性もあることを示唆した。

 

 意見交換は新型コロナウイルスで打撃を受けている国内各地の観光の現状確認や、「Go To」を含めた今後の観光推進策について関係者の意見を聞くために実施した。鹿児島県は31道府県目。

 

 鹿児島市の九州運輸局鹿児島運輸支局に置かれたパソコンの画面を通し、冒頭のみ報道陣に公開した。県内からは塩田知事や下鶴隆央鹿児島市長、商工、公共交通、旅館、ホテルなどの業界団体の代表ら12人が、それぞれの職場などからリモート参加した。

 

 赤羽大臣はあいさつで「Go To」の再開見通しについて「新型コロナも沈静化しており、(個人的には)ほどなく再開できるのではないかと考えており、また、再開しなくてはならないと認識している」と述べた。

 

 意見交換は非公開。九州運輸局によると、地元側の出席者は「Go To トラベル」の早期再開を求める立場で一致。塩田知事は「さまざまな業態や規模の事業者に幅広く効果が行き渡るような工夫を」と要望したという。

 

 県商工会議所連合会の岩崎芳太郎会長は、観光関係業者が疲弊している状況を強調するとともに、旅行に対する悪いイメージが広がっていることを懸念し「感染防止対策を徹底していることを、国がアピールすべき」と注文した。観光関係者からは、地域を区切った段階的な「Go To」再開を求める声もあった。