知名町建設構想検討委、新庁舎像など議論

「新庁舎像」などをテーマに、班ごとで意見を出し合う委員ら=30日、知名町

「新庁舎像」などをテーマに、班ごとで意見を出し合う委員ら=30日、知名町

 知名町の役場新庁舎建設基本構想検討委員会(委員長・赤地邦男副町長、委員14人)の第4回会合が30日、町中央公民館であった。望まれる新庁舎像や建設候補地の条件などについて委員らが検討。基本構想策定に当たってのキーワードとして「災害に強い」「町民に親しまれる」「バリアフリー」などが挙げられた。

 

 検討委は1963年の竣工から55年が経過し、老朽化した役場庁舎の建て替えに向けた基本構想策定のため昨年6月発足。基礎データの収集や現状と課題の分析など行いながら、年内の基本構想策定に向けて議論している。

 

 出席した全委員の意見を満遍なく拾い上げ、基本構想に反映させるため、3班に分かれて①新庁舎像②求める機能③建設候補地に求める条件―のテーマで自由討議した。

 

 その後の発表では全ての班が「災害に強い」「安全安心」といったキーワードを強調。このほか▽高齢者や障がい者に優しいバリアフリー▽機能性の高い駐車場▽省エネ▽セキュリティの確保―なども挙がった。

 

 建設候補地に求める条件では「安全安心(海抜が高いなど)」に加え、「町民の利便性」「他施設との連携が図られる」「土地価格と利便性のバランスが合う」ことなどを求める意見があった。

 

 これまでの会で出た意見やキーワードを基に事務局(総務課)が素案を作成し、次回6月下旬の第5回会合で委員に提案する予定。

 

 事務局によると、会議で配布した資料や会議録は町広報誌や町ホームページ(HP)、役場庁舎で公開する。HPに「問い合わせフォーム」を設け、新庁舎建設に関する町民からの意見や問い合わせにも対応している。

 今後は7月を目途に「基本計画検討委員会」を設け、建設費用(財源)などより具体的な議論に入る。町は20年度の新庁舎着工、21年度中の竣工を目指している。