種苗放流への支援要請 奥田奄水協会長が知事を訪問

シラヒゲウニの資源回復に向けた支援を要請する奥田会長(左から2人目)=28日、鹿児島市

シラヒゲウニの資源回復に向けた支援を要請する奥田会長(左から2人目)=28日、鹿児島市

 奄美群島でシラヒゲウニの不漁が続いている問題を受け、奄美群島水産振興協議会(奄水協)の奥田忠廣会長と地元選出県議は28日、鹿児島市の県庁に三反園訓知事を訪ね、資源回復に向けた種苗放流への支援を要望した。

 

 奄水協によると、奄美群島のシラヒゲウニの水揚げ量は昨年から2年連続でほぼゼロの状態が続いている。沖縄県でも水揚げ量は激減しているが、詳しい原因は分かっていない。

 

 県が奄美の関係団体に行っていた種苗提供は2015年度で中断しており、関係者からは再開を求める声が上がっていた。このため本年度は「かごしま豊かな海づくり協会」が育てたウニの種苗を奄美へ送り、中間育成を経て来年春をめどに海へ放流する見通しだ。

 

 奥田会長は「種苗を確保して資源回復を急がなければならない。漁のルールを守るなど地元の努力も求められる」と話した。