老朽化解消へ本格工事着手/平田浄水場(奄美市名瀬)

神事に続きあいさつする朝山毅市長=7日、平田浄水場

神事に続きあいさつする朝山毅市長=7日、平田浄水場

 施設の老朽化に伴い、奄美市が高度浄水処理による再整備を進進めている同市名瀬の平田浄水場の安全祈願祭が7日、同浄水場工事現場であった。行政や建設会社の関係者ら約50人が期間中の無事故を祈った。工事は今年8月に着工。2018年3月の完成を目指し、今後本格的な建設がスタートする。
 事業は平田浄水場の膜ろ過設備の新設と既存の浄水施設を更新・改修する。主な施設は膜ろ過棟(1650平方㍍)、原水ポンプ棟(970平方㍍)など。年内は既存施設一部撤去を進め、来年から膜ろ過棟に着工。順次各施設の新設を予定している。
 新しく導入される膜ろ過方式はこれまでの砂ろ過方式よりも、クリプトスポリジウム等の原虫や細菌類の除去に優れた機能を備えており、より良質な水質が得られるという。同施設の計画最大処理水量は1日1万6200立方㍍。2万9500人分に対応できる。総事業費は27億円となっている。