職員35人が紬着用しPR 県大島支庁

本場奄美大島紬に身を包み記念撮影する職員たち=6日、奄美市名瀬の大島支庁

本場奄美大島紬に身を包み記念撮影する職員たち=6日、奄美市名瀬の大島支庁

  地元の伝統工芸品である本場奄美大島紬をアピールしようと、奄美市名瀬の県大島支庁では6日、職員たちが大島紬姿で仕事に臨んだ。同支庁が所有する着物を借りた人のほか、購入した着物を披露する職員も。伝統的な泥染めや草木染め、白大島などがそろい、庁舎内は新年らしい華やかな雰囲気に包まれた。

 職員による大島紬着用は地元産業への理解を深めるとともに紬振興につなげる目的で、毎年1月上旬に実施している。この日は希望者35人が本場奄美大島紬の着物に身を包んだ。

 田中完支庁長も有馬柄の羽織袴で登場。今年実現を目指している奄美・沖縄の世界自然遺産登録について触れ「自然はもちろん、豊かな文化も奄美の魅力。1年の始まりに大島紬に触れることで職員みんなが奄美で働くシマッチュとしての気持ちを高め、奄美を発信していければ」と話した。

 県大島支庁では女性職員ら有志が和装サークル「着装クラブ」を立ち上げ、着付けの練習に取り組んでいる。元メンバーで、この日は自前の藍大島で参加した健康企画課の川路悠子主査は「今日は自分で着物を着てきた。大きな花柄でも落ち着いた色合いのおかげでシックに着こなせるのがお気に入り。着物は気持ちがシャキッとする」と笑顔を見せた。