肥後、元山両氏が出馬表明 宇検村長選

会見で村長選出馬を表明した(左から)肥後、元山の両氏=25日、奄美市名瀬の県大島支庁記者クラブ

会見で村長選出馬を表明した(左から)肥後、元山の両氏=25日、奄美市名瀬の県大島支庁記者クラブ

 宇検村議会議員の肥後充浩氏(63)=湯湾=と元山公知氏(48)=田検=は25日、奄美市名瀬の県大島支庁記者クラブで相次いで会見し、任期満了(来年1月25日)に伴う宇検村長選挙への立候補を表明した。現職の元田信有村長(68)は12日の議会で今期限りの勇退を表明。新人2氏が同時に村長選へ名乗りを上げ、選挙情勢も一気に動き出した。

 

 肥後氏は福岡国土建設専門学校卒。宇検村役場を定年退職後、2016年に村議初当選し、現在1期目。

 

 肥後氏は会見で「村職員、議員として村政に関わり、けん引役として村の課題に取り組む決意を強く持った」と述べた。政策として①Iターン、Uターン者の定住、子育て、高齢者への支援推進②農林水産業の振興③施設整備などによる観光振興―などを挙げた。

 

 元山氏は県立大島高校卒。04年に村議初当選し現在4期目。12~14年には議長を務めた。

 

 元山氏は会見で「元田村長が築いた和の政治を基に、まずは経済を強くして住みやすく魅力ある村にしたい」と述べた。政策として①村独自の農林水産物輸送コスト支援事業の展開②平和教育交流事業の拡充③村出身2、3世の里帰り助成金の創設―などを挙げた。

 

 両氏の村議辞職の時期次第では村議補選とのダブル選となる可能性もある。辞職時期について肥後氏は「支持者の了解を得て判断したい」、元山氏は「12月議会まで務めた上で提出したい」とそれぞれ話した。