若年層の献血率アップ課題 奄美市献血推進協

2018年度の献血計画などを決めた奄美市献血推進協議会=3日、奄美市役所

2018年度の献血計画などを決めた奄美市献血推進協議会=3日、奄美市役所

 奄美市献血推進協議会(会長・朝山毅市長)の会合が3日、市役所会議室であり、2018年度の献血計画を決めた。本年度の献血協力者動員目標数は一般720人、高校生60人の計780人。10月17日から奄美大島14会場で夏期献血を実施する予定。県赤十字血液センターなどは、減少傾向にある若年層の献血者数増を課題に挙げた。

 

 同センターなどによると、昨年度の市内の献血者は655人(400ミリリットル献血654人、200ミリリットル献血1人)。内訳は一般642人、高校生13人。前年度より91人減少し、事務局は台風接近による献血受け付け中止を要因の一つとした。

 

 日本赤十字社の血液需給将来推計シミュレーションでは、2013年の献血率(献血可能人口の6%)のまま少子高齢化が進んだ場合、血液需要がピークとなる27年に、献血者約85万人分の血液が不足すると予測し、20年度までに10~30代の献血率増加や献血周知度の上昇などの目標を確認した。

 

 奄美市では本年度から、40~64歳を対象とした健康づくりポイント事業を導入。献血協力にもポイントを付与し、献血者数増加を図る。

 

 緊急時の輸血治療のための供血者登録者数(5月末現在)は1018人(うちRhマイナス50人)。血液型の内訳はA型401人(同14人)、B型192人(同15人)、O型342人(同18人)、AB型83人(同3人)。昨年度は3件の制度利用があった。

 10月の夏期献血日程は次の通り。

 

 ▽17日 奄美市住用公民館、龍郷町役場▽18日 奄美市役所笠利総合支所、県立大島北高校▽19日 宇検村役場、大和村役場▽20日 奄美建設会館、ビッグツー奄美店▽22日 瀬戸内町役場すこやか福祉センター▽23日 奄美市役所名瀬総合支所▽24日 奄美警察署、奄美看護福祉専門学校▽25日 県大島支庁、県立大島病院