議員が外来種駆除 アメリカハマグルマを除草 龍郷町議会

緊急対策外来種のアメリカハマグルマを駆除する龍郷町議会の議員ら=16日、同町浦

緊急対策外来種のアメリカハマグルマを駆除する龍郷町議会の議員ら=16日、同町浦

  龍郷町議会(窪田圭喜議長、議員10人)は16日、同町浦の国道沿いの町有地で外来種アメリカハマグルマの植物駆除を行った。環境省奄美野生生物保護センター(大和村)の千葉康人上席自然保護官(41)の指導の下、手作業で株を引き抜き、家庭ごみ袋(45リットル)で31袋分を回収した。

 

 アメリカハマグルマはキク科の多年草。周辺の植物に茎を絡ませながら広がり、光合成を抑制することで在来植物を駆逐する。国内には1970年代にのり面などの緑化用として導入されたが、生態系や生物多様性への影響が大きいことから、積極的に防除を行う必要がある緊急対策外来種に選定された。

 

 駆除活動には議員と議会事務局職員ら13人が参加。奄美・沖縄の世界自然遺産登録を見据えて約1時間半、作業に汗を流した。窪田議長(78)は「住民に『自分たちの地域の自然は自分たちで守る』という意識が広がるように今後も議会全体で、環境保全に取り組みたい」と話した。