陸自部隊誘致に前向き-小野寺防衛相と面談

 陸上自衛隊警備部隊の配備計画に絡んで7、8の両日、奄美大島を訪れていた小野寺五典防衛相は8日、奄美市役所で朝山毅市長と面談した。面談後の取材で小野寺防衛相は、同市と瀬戸内町を配備先の重要な候補地としていることに関連し、具体的な配備先については「(5日まで実施した)調査の最終報告を見て考えたい」として、明言を避けた。一方、朝山市長に対しては、前日の房克臣瀬戸内町長との面談と同様に、配備計画決定後の理解と協力を要請。朝山市長も災害救護対応を含め「歓迎すべき」と述べ、部隊誘致へ前向きな姿勢を示した。
 面談は非公開。終了後に報道陣の取材に応じた小野寺防衛相は、面談内容と市側の反応について「市としても議会としても歓迎するようなお話をいただいた。報告がまとまり、適地が決まった中で地元への協力をお願いしたいとあいさつした」と述べた。
 部隊の具体的な配備先については、明言を避けた上で「南西地域の一つの要所である奄美群島には陸自の部隊が配置されておらず、今後しっかりした対応が必要な地域」と位置付け、群島内への配備を前提としていることを強調。「調査結果がまとまって方向性が出た段階で、地元に経緯を説明することになるだろう」と述べた。