龍郷町で移動教育委員会  県教委

地域の保護者や住民を招いて開かれた意見交換会=13日、龍郷町の龍北中学校

地域の保護者や住民を招いて開かれた意見交換会=13日、龍郷町の龍北中学校

 県教育委員会の2018年度第8回教育委員会定例会は13日、龍郷町の龍北中学校体育館であり、19年度人事異動方針など3議案を原案通り決定した。月1回の定例会は通常県庁で行うが、「広く県民に活動を知ってほしい」と年1回は移動教育委員会として各地に出向いて実施している。大島地区での開催は2007年以来。

 

 19年度教育委員会人事異動方針は「県民の期待に応え、『あしたをひらく心豊かでたくましい人づくり』を目指す本県教育の充実振興に期するため、全県的な規模で適材適所の人事異動を行う」。

 

 公立学校人事異動の重点には、全ての教職員が教育を公平に分担するという観点で、▽全県的な人事交流の積極的推進▽離島等の教育充実を図るための教職員確保、適正配置▽教員の資質向上を目的とした教員交流研修推進―の共通事項3項目などを決めた。

 

 協議では委員が各議案や報告について質問。「国から示されている教職員の長時間勤務など学校における業務改善をどう捉えているか」との質問に、事務局は「教職員の確保による定数配置、専科教員配置で担任の空き時間が増えることが業務改善に含まれる」などと答えた。

 

 大島教育事務所が大島地区の教育概況を報告。委員からは児童生徒数の減少に伴う一貫教育の可能性、ウェブシステムの活用状況、生徒の本土流出と学力の関係などについて質問があった。

 

 その他報告1件、鹿児島ふれあいスポーツランドの指定管理者候補者選定案など議案2件の協議は非公開だった。定例会の前には、地域の保護者や住民を招いた意見交換会があった。