3町で検査体制拡充協議へ 専用病床数超え島外搬送も 徳之島町新型コロナ対策本部

 【徳之島総局】徳之島町で新たに7人の新型コロナウイルス感染が確認されたことを受け、町は6日、町役場で新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・高岡秀規町長)の会合を開いた。新規感染者らの状況を確認。7日に徳之島3町で新型コロナ対策連絡会議を開き、検査体制の拡充に向けた体制整備などを検討することを確認した。

 

 徳之島町によると、島内の新型コロナの専用病床は7床。6日時点の島内の感染者数は16人となり、専用病床数を超えたことから、5日までに徳之島、伊仙両町で感染が確認された8人のうち4人と、6日に感染が判明した伊仙町の70代女性、徳之島町の60代男性の計6人を6日までに鹿児島市へ搬送した。島内では現在4人が島内の医療機関に入院、6人が自宅待機している。

 

 6日は町内保育施設1カ所の消毒を行った。7日から来庁者の検温実施や庁舎2階の各課窓口へビニールシートを設置することを決めた。島外に搬送された感染者が帰島する際の旅費は、町負担とするという。

 

 7日は臨時校長会を開き、校内における感染防止対策や臨時休業の実施などについて協議する。徳之島3町による新型コロナウイルス感染症対策連絡会議もリモートで開催し、即日で検査結果が分かるよう検査体制の拡充などについて意見交換する。

 

 高岡町長は「感染者のほとんどが濃厚接触者から出ている。今後は県が感染者の行動履歴を把握した上で、濃厚接触者はもちろん感染者が立ち寄った場所の事業者へ情報を流すことが重要。検査をしないで感染を広げる場合もあるので、体調に異変を感じたら医療機関を受診してほしい」と話した。

 

新たに7人の感染確認を受け、今後の感染防止対策を協議した徳之島町新型コロナウイルス感染症対策本部の会合=6日、町役場

新たに7人の感染確認を受け、今後の感染防止対策を協議した徳之島町新型コロナウイルス感染症対策本部の会合=6日、町役場