4月さかのぼり全額助成 =農林水産物輸送コスト支援

 【鹿児島総局】改正奄美群島振興特別措置法(奄振法)に基づき2014年度に創設された「奄美群島振興交付金」を活用した奄美群島農林水産物輸送コスト支援事業の概要が19日までに明らかになった。対象となる農林水産物は群島内で生産、本土出荷される55品目。4月1日以降の出荷分にさかのぼって輸送費の全額を助成する。国、県、市町村の負担額は初年度で約8億円の見込み。
 奄美群島から農林水産物を島外出荷する場合、本土での陸上輸送費に加え、海上輸送費も必要となり、本土より割高な輸送コストの負担を余儀なくされている。同事業は輸送コスト支援により流通条件の不利性を軽減し、本土産地と同一条件の環境を整えて農林水産物の生産基盤の強化を図るのが狙いだ。