世界遺産で地域活性化/南西諸島議連

2015年07月02日

政治・行政

活発な意見が交わされた「南西諸島活性化議員連盟」会合=1日、自民党本部

活発な意見が交わされた「南西諸島活性化議員連盟」会合=1日、自民党本部

 「世界自然遺産を活かした南西諸島活性化議員連盟」の設立総会が1日、自民党本部であった。会長に沖縄県の西銘恒三郎衆院議員を選出。事務局長に金子万寿夫衆院議員が指名された。質疑では議員から政府や鹿児島、沖縄両県同士の連携を深めるには事業の具体的な予算の裏付けが必要との指摘があった。また「南西諸島の活性化のためには観光が重要」との意見に加え、「交付金」などによる島々を結ぶ航路・港湾整備、航空路の推進が要望された。鹿児島県からは五つの島々を結ぶ「奄美群島世界自然遺産長距離自然歩道(仮称)」基本構想の説明もあった。