天城町が11人に出産祝い金贈呈

2019年10月26日

政治・行政

出産祝い金を受け取った保護者と新生児ら=25日、天城町天城

出産祝い金を受け取った保護者と新生児ら=25日、天城町天城

 天城町は25日、今年4月から9月末までに誕生した新生児23人のうち11人の保護者に、出産祝い金を贈呈した。町側は2017年度から、第2子以降の祝い金を拡充しており、「子育て支援につながれば」としている。

 

 同町の出産祝い金は16年度まで第1、2子が5万円、第3子以降は10万円だった。出産祝金支給条例を改正して17年度から、第2子は10万円に増額、第3子以降は1人当たり10万円ずつ加算し、第6子以降は上限の50万円に変更した。

 

 贈呈式は町保健センターであり、森田弘光町長が祝い金を手渡した。森田町長は「町の宝である子どもたちが、健康で伸び伸びと育つ環境をつくっていく」とあいさつした。

 

 4月に第4子の瑠陽(るいと)ちゃんが誕生し、今回30万円の祝い金を受け取った平瀬奈緒美さん(36)=同町天城=は「子育てはお金がかかるので、祝い金はすごく助かる。他の自治体と比べ、天城町は支援が充実していて恵まれているように感じる」と話した。

 

 残る12人の新生児分は後日贈呈される。