新築で100万円助成 定住を促進、18件目 大和村

2021年04月21日

政治・行政

伊集院村長から助成金を受け取る住民=20日、大和村

伊集院村長から助成金を受け取る住民=20日、大和村

   大和村の新築住宅助成金交付式が20日、同村役場会議室であった。定住促進施策の一環で村内に新築した世帯に対し、1件当たり10万円を助成。この日は3月に住宅を新築した澤山英樹さん(57)=国直=と大江修さん(60)=大和浜=の2家族に、伊集院幼村長から助成金が手渡された。

 

 定住を促進し、地域の活性化につなげようと床面積50平方㍍以上の住宅を新築した人に100万円を助成している。今回を含め、これまでの助成件数は18件。

 

 交付式で伊集院村長は「今後も住民にとって住みやすい村づくりに取り組む。行政にいろいろな意見を届けて」などとあいさつ。

 

 自衛隊を定年退職後、Uターンしたという澤山さんは「子どもを自然豊かな大和村で育てたくて古里に戻った。以前住んでいた自治体はこうした助成がなかったので、とてもありがたい」と感謝していた。