窓口にビニールカーテン 奄美市役所
2020年04月19日
政治・行政
新型コロナウイルス感染症の防止策として奄美市は17日、名瀬総合支所2階フロアの対応窓口に透明のビニールカーテンを設置した。週明けの20日から本格運用する。
来庁者が多い窓口フロアの飛沫(ひまつ)感染防止のため。作業は午後5時ごろから始まり、市職員らが手分けして税務や市民、健康増進など各課窓口全28カ所に設置した。
大きさは窓口の高さに合わせて縦45~105㌢、横120㌢。職員が手作りした。
同日夕には市内で奄美大島初の感染者も確認されたことから、関係者は危機感を強めている。満永亮一市民部長は「市民を守るための取り組みであり、また、庁舎内で発生すると行政が機能しなくなる恐れもある。市民への意識啓発も目的の一つ。事業所など市全体に広がれば」と話した。
ビニールカーテンはあくまで暫定措置。今後はアクリル製の飛沫感染防止スタンドを各階窓口と住用、笠利の全総合支所に導入する。