米軍輸送機、緊急飛来 オスプレイの部品搬送か 奄美空港

2018年06月22日

政治・行政

修理用とみられる資材を下ろし、離陸する米軍のMC130型輸送機=21日午後6時37分、奄美市笠利町の奄美空港

修理用とみられる資材を下ろし、離陸する米軍のMC130型輸送機=21日午後6時37分、奄美市笠利町の奄美空港

 奄美市笠利町の奄美空港に緊急着陸し、空港内で修理を続けている米軍の輸送機オスプレイに絡み、21日、米軍のMC130型輸送機2機が同空港に着陸し、オスプレイの修理関連部品とみられる資材を下ろした。

 

 県港湾空港課によると、1機目は午後5時55分ごろ、2機目は同6時1分ごろに着陸。資材などを下ろし、いずれも同6時40分までに離陸した。

 

 同空港に緊急着陸したオスプレイはエンジンのトラブルが判明しており、現在、日本エアコミューター(JAC)の格納庫内で修理が進められているもよう。防衛省九州防衛局は搬送されてきた資材について「詳しいことは分からないが、オスプレイの修理用部品ではないか」としている。