| 1/7 | 1/8 | 1/9 | 1/10 | 1/11 | 1/12 | 1/13 | バックナンバーへ | ||||||
| 昨年十二月に名瀬市の和光トンネル(千八百二十メートル)が開通し、奄美群島内で使用されているトンネルの数は、農業振興を目的に整備されたものも含め合計三十本、総延長一万八千六百五十一・五メートルになった。このうち千メートルを超える長大トンネルは七本あり、最も長いのは名瀬市と住用村を結ぶ新和瀬トンネルの二千四百三十五メートル。現在も奄美大島と加計呂麻島の七カ所でトンネル建設が進行中で、二〇〇六年度には新たに六本のトンネルが供用開始される予定。 奄美群島のトンネルはほとんどが奄美大島に集中しており、徳之島と加計呂麻島に国営農地開発や農免農道整備事業で建設されたトンネルが一本ずつある。県内のトンネルランキングによると、奄美最長の新和瀬トンネルは県内でも四番目の長さで、五位に三太郎トンネル(二千二十七メートル)、六位には和光トンネルが入っている。県内最長は大口市の久七トンネル(三千九百四十五メートル)。 奄美大島にはこのほか、朝戸トンネル(千七百二十五メートル)、毛陣トンネル(千二百十二メートル)、地蔵トンネル(千六十五メートル)、本茶トンネル(千五十五メートル)という千メートルを超えるトンネルがある。最も短いトンネルは、龍郷町円の「かがんばなトンネル」(二十九メートル)。最も古いトンネルは和瀬隧道で、一九六〇年四月に供用開始した。 現在工事中のトンネルは、奄美大島で六カ所、加計呂麻島で一カ所の計七カ所。このうち大和村の長瀬トンネル(千四百三十二メートル)と志戸勘トンネル(四百八十六メートル)、瀬戸内町の油井トンネル(三百九十メートル)と俵トンネル(百五十メートル)、名瀬市の知名瀬トンネル(九百七十メートル)、宇検村の生勝トンネル(六百八十七メートル)が〇六年度中の供用開始が予定されている。 このほか計画中のトンネルとして瀬戸内町と住用村を結ぶ網野子バイパスの網野子トンネル(四千二百四十三メートル)、勝浦トンネル(千百二十二メートル)や加計呂麻島の呑之浦トンネル(六百三十五メートル)がある。 |
奄美の十市町村で六日、消防出初め式があった。長年消防活動に貢献した消防団員らを表彰し、労をねぎらうとともに消防訓練などのデモンストレーションを実施。災害のない明るい年を願い、防火・防災の決意を新たにした。名瀬市の消防出初め式は、市内の伊津部小学校庭であり、大島地区消防組合名瀬消防署員や消防団員、関係機関の関係者のほか多数の住民も詰め掛けた。 式辞で平田隆義市長は「市民の意識が高まり、前年の火災の発生件数は減少したが、全国的には予想もつかない災害が発生している。安全で安心な街づくりのためには、合併に伴いさらに地域住民の連携による地域力を高めることが必要」などとあいさつ。表彰に続き川上勝市議会議長ら来賓四人が祝辞を述べた。 消防訓練では、署隊、団隊、婦人防火クラブらがポンプ車などを使って一斉放水。大津小宿保育園児四十一人ら幼年消防クラブによる太鼓演奏や紅白のもちまきもあり、市民へ火の用心を呼び掛けた。 |
| 【東京支社】大相撲の新十両になった笠利町出身の里山(24)=本名里山浩作、三保ヶ関部屋=の昇進祝いにと、母校・鹿児島商業高校の同窓会、相撲部OB、教職員が六日、化粧まわしを贈った。 寄贈式が同日、東京・墨田区の同部屋であり、母校から谷川洋造同窓会会長、児玉義人校長、禧久昭広相撲部顧問の三氏が出席。谷川会長が「創立百十一年のわが校の歴史の中で初の関取誕生。これからも頑張ってほしい」などと述べ、目録と化粧まわしを手渡した。 化粧まわしは長さ約八メートル、重さ約十キロ。スクールカラーを表した紺の地に校章と桜の花をデザインし、母校名を記した百万円相当の品。 里山は「身の引き締まる思い。鹿児島の皆さんの応援を力にして、初場所(一月八日初日、両国国技館)をぜひとも勝ち越したい。今後の課題は体重を増やすこと。思い切りのよい相撲を取り、今年中に幕内を目指したい」などと感想を述べた。 里山は笠利町の緑が丘小学校時代から相撲を始め赤木名中学校、鹿児島商業高校、日本大学で活躍。昨年同部屋に入門し、春場所デビュー後十一場所で関取になった。奄美からの関取は旭南海(大島部屋)以来三場所ぶり。 |
| 先頭へ戻る ホームへ | |
|
|
|
| 名瀬港の整備計画は、本港、長浜、佐大熊、立神地区の四地区ごとに年次的に整備が進められている。県と名瀬市は本港地区の旧港の公有水面埋め立て(約六・三ヘクタール)の申請準備を進めており、順調にいけば今年中に締め切り基礎工事に入り、二〇一二年三月末までの完工を目指している。長浜地区で残る公有水面埋め立て(約一ヘクタール)予定地は近く本格着工の見込み。佐大熊地区は貨物専用岸壁四バースが完成しており、貨物上屋一棟に荷役会社三社が移転を終える二月以降に四バースの本格供用を予定している。 本港地区の旧港埋め立ては、県と名瀬市に分かれて担当する。県大島支庁河川港湾課によると、新港側の赤灯台防波堤から名瀬漁協購買部などがある中央ふ頭の間を埋め立てる。県が沖側に延長百六十メートルの耐震岸壁とふ頭用地〇・五ヘクタールを造成して締め切りをした後に埋め立て作業が始まる。県はふ頭用地の背後に避難緑地二ヘクタールを造成し、臨港道路造成も計画。埋め立て後の臨港道路は、新港側から名瀬海上保安部前に造成済みの臨港道路につなげる。赤灯台防波堤は撤去する予定。 市は現在、名瀬海上保安部の巡視船が停泊している陸側を都市機能用地として埋め立てる。都市機能用地の区域(四・四ヘクタール)の中には、埋め立て予定地周辺の陸地部分にあるスクラップ処理場、名瀬中央青果、造船所等のある場所や大島石油の貯蔵タンクがあった場所などが含まれている。これらの施設は旧港埋め立て地、佐大熊地区や長浜地区埋め立て地への移転を計画しており、一部は移転済み。 スクラップや空き缶処理場等がある陸地部分は国有地で、市は「国側と交渉して先行取得したい」としている。 国へ提出する旧港埋め立て申請には土地利用計画作成が必要。今後、民間メンバーを含めた土地利用計画検討委員会を立ち上げ、利用計画をまとめる。「検討委を早急に開きたい」(市土木課)としている。 長浜地区の埋め立ては昨年八月末に県知事から許可が下り、十一月に捨て石を一部投入した。近く本格着工見込み。 佐大熊地区の貨物上屋は完成し、名瀬港運、里見海運、叶運輸に荷役倉庫として貸し出す。昨年十一月に港湾関連用地約一万一千三百平方メートルを十区画に分け利用者を募集し、昨年末現在で三分の二の応募があった。 |
|
| 住用村誌編集委員会(師玉當章委員長)はこのほど、住用村誌「わきゃシマぬあゆみ―住用村の歴史と暮らし第一集」を発刊した。「村民参加型の親しみやすい紙面づくり」を編集方針に掲げ、村民の聞き取り調査を基に農林漁業など産業の変遷、民俗行事の概要などをまとめ、村の全体像を多面的に解説した。今年三月に合併による「奄美市」誕生を控え、九十七年間の村制では最初で最後の村誌となるが、編集委員会は「合併前に住用村の昔と今を後世に残すことができたのは意義深い。合併後も変わらず、祖先が残してくれた物心両面の遺産を受け継いでいきたい」としている。 村誌は二〇〇三年に発足した編集委員会を中心に編さんされた。村中央公民館に編集室を設け、取材内容をまとめた「はげー新聞」を村民や出身者に定期配布して編さんの経過を伝えてきた。 村誌は同新聞をまとめた「暮らしの移りかわり」と「分野別年表と資料」の二部構成。第一部は〇三年から〇五年の取材を基に、各地域の生業や民俗文化を収録した。カラー写真を随所に取り入れ、民具や行事の呼称を方言で記したのが特徴で、大島紬の紬(のの)巻きの仕組みや市集落の「鰆(ソーラ)突き」の漁法などは図説付きで詳述している。 章末では木馬(きんま)や牛車(うしぐんま)など昔懐かしい民具をイラストで紹介したほか、三太郎峠の思い出話など奄美内外の出身者から寄せられたエピソードも盛り込んだ。 第二部は行政、農業、通信・情報メディアなど分野別に約二十種の年表を掲載。交通、災害の項目では村内に整備された七本のトンネルや過去の台風被害を写真付きで掲載するなど、各分野の変遷を丁寧に解説した。 村誌はA4判五十八ページ。五百冊を発行し、村内各小中学校や役場各課へ配布した。希望者には二千五百円(送料込み)で販売している。問い合わせはTEL0997・69・2111村教育委員会へ。 |
|
○…リュウキュウアサギマダラの集団越冬が奄美で始まった。北風(ニシ)の吹き込まない木立の枝に体を寄せ合っている。神秘的な光景は二月ごろまで続く。○…成虫で冬を越す数少ないチョウ。奄美を北限に東南アジアまで分布する。黒色地に半透明の水色の斑紋が美しいが、平均気温が一五度を割る日が続くと集団で休眠する。羽を閉じた群れは遠目に葉と同化している。 ○…強い寒気が流れ込んだ七日、奄美大島北部の山間部に入ると、枝で羽を休める群れが見られた。さすがに冷え込むのか、木漏れ日が差し込んでも羽を広げたり、飛び立ったりすることはほとんどなく、じっと春を待つように寄り添っていた。 |
|
| 先頭へ戻る ホームへ | |
|
|
|
| 【沖永良部総局】沖永良部島の南栄糖業株式会社(川口義洋社長)の二〇〇五年―〇六年期操業が八日スタートした。初日は関係者らが製糖出発式と安全祈願祭を行い、ガンバロウ三唱などで製糖期間中の安全と効率的な操業を誓った。今期の原料処理量は四万四千九百八十八トン。初日は約七百十三トンを搬入した。製糖期間は三月二十二日までの七十四日間、原料搬入は同二十一日まで。三月上旬には春植え推進日を五日間設けた。 出発式は午前九時から南栄糖業構内であり、同社の川口社長や沖永良部さとうきび生産対策本部、県沖永良部農業改良普及センター、輸送関係者ら約七十人が出席。井上吉偉生産対策本部長、川口社長、伊地知実利和泊町長、平安正盛知名町長、普及センターの白石奉文所長、坂口竹則沖永良部署交通課長らが「農家の皆さんが丹精込めて作った大切なキビを一本残らず搬入してほしい」「製糖スタートは管理のスタートでもある。事故がないよう安全に収穫して」「重量オーバーをせず安全運転で輸送してほしい」などと安全操業や効率的な搬入を呼びかけた。引き続き安全祈願祭・投入式があり関係者約三十人が参列。玉ぐしをささげ、圧搾機にキビを投入して操業中の安全を祈願した。 ここ数日の不安定な天候にもかかわらず収穫は順調で、初日の原料搬入は圧搾計画を大きく上回る七百十三・一〇六トンだった。夏場の大干ばつや台風の影響で品質が懸念されたが、九月にまとまった雨が降ったことなどから、初日の平均甘しゃ糖度は一三・五度。前期初日を〇・七二度上回るなど品質もまずまずだった。 |
|
奄美書道協会(西伸義会長)が主催する第二十六回名瀬市児童・生徒書き初め席書会が八日、名瀬市立体育館であった。笠利町や住用村からの児童、生徒も参加し、百二十人が各学年の題材に取り組んだ。西会長は最初に「文字の形、線、並べ方に気を付けて書きましょう」と注意点を述べた。子供たちは生き生きとした表情で筆を執った。 制限時間は二時間。終了時間が迫ってくると、自分が書いた作品を並べ、どれにしようか迷う子供もいた。河野裕美花さん(住用小二年)は「たちがみ」を書いた。「先生に文字の丸いところがいいと言われた。いい作品ができた」と作品の出来に満足していた。 審査は十五日、同協会会員が行う。入賞者は一月下旬に発表。授賞式は二月二十六日午後三時半から奄美文化センター二階である。二十五、二十六の両日、同センターで作品を展示する。 |
|
| 【徳之島総局】樟南第二高校サッカー部にこのほど、サッカー全日本代表の大黒将志選手らからのプレゼントが届いた。同校の服部俊司監督(25)と大黒選手は少年時代から友人で、大黒選手らの呼び掛けに応じたJリーグのガンバ大阪の選手らからサッカーシューズやボールが贈られてきた。総額は約三十万円相当。服部監督らは「大変感謝している。まずは大島地区で上位を目指したい」と喜んでいる。 服部監督は大阪府豊中市出身で、昨年十二月に同校の監督に就任した。ガンバ大阪のユースチームで活躍した経験を持ち、小学生時代から友人の大黒選手や二川孝広選手にサッカー用具不足を訴えたところ、ガンバ大阪の選手らがサッカーボールやユニフォーム、シューズなど段ボール二箱分を贈ってきた。新品に混じってサッカー小僧には貴重な、選手の使い古しの用具や大黒選手らのサイン色紙もあった。 服部監督は大学一年のときに親友の実家が徳之島だったことで徳之島を初めて訪れた。そこで島の指導者不足を知り、大阪から七年間サッカー指導のために通い、ついに昨年十一月に大阪の会社を退職してサッカー部監督に就任した。 服部監督は「一からのチーム作りで課題は山積みだが、三年を目途に大島郡で優勝し、県大会でも勝てるチームを目指したい。サッカーだけでなく規律や秩序を重んじるチームにしたい」などと親友からのプレゼントに感謝しながら決意を語った。 関係者によると、大黒選手が来島する話もあったが、グルノーブル(フランス二部リーグ)への移籍が決まったため都合が付かず、実現しなかった。 |
|
| 先頭へ戻る ホームへ | |
|
|
|
| 瀬戸内町の加計呂麻島を中心にリュウキュウマツの松くい虫(マツノザイセンチュウ)被害が増えている問題で、同町は被害木を薬剤処理するなど本格的な駆除作業に乗りだしている。自然景観などを観光資源とする同島だが、呑之浦から実久にかけての県道沿いでは立ち枯れのリュウキュウマツが目立つなど被害は深刻。本島側の花天や篠川などでも確認されていることから、住民の協力も得て監視態勢を強化し、徹底した駆除作業を繰り広げている。 松くい虫による立ち枯れ病は、マツノマダラカミキリという昆虫が、病原体であるマツノザイセンチュウを健全な松に媒介して起こる伝染病。被害で枯れた松を放置しておくと、付近の松に次々と被害が広がる。加計呂麻島で被害が集中していることについて町は「干ばつによって樹木が弱っていたことも要因」とみている。 町農林課によると、昨年七月から被害木の調査を始め、昨年十二月までに薩川湾沿いや須子茂集落などで約一万本の立ち枯れが見つかり、被害量は前年(千七百平方メートル)の数倍とみられている。このため町は、十二月定例町議会に約一億四千万円の駆除事業費を計上。伐倒した被害木をビニールで包んで薬剤で薫蒸し、松材の中にいるカミキリの幼虫などを駆除している。 松くい虫の駆除に乗りだしている町は「一本一本に処置が必要なことから人的、コスト的に大変な面もあるが、奄美を代表する優良材のリュウキュウマツを立ち枯れから守るために徹底して駆除したい」とした上で、「徹底駆除のためにも松枯れを見つけたら早く通報してほしい」「被害木の移動はセンチュウが拡大する恐れがあるので注意してほしい」などと呼び掛けている。 |
|
二〇〇五年度の「きかいっ子アドベンチャーの旅」は三日から四泊五日の日程であった。喜界町内の小・中学生、高校生十七人と引率の教育委員会関係者五人が姉妹町盟約を結んでいる伊佐郡菱刈町などを訪問し、パークゴルフやリサイクル工作などで交流した。喜界町と菱刈町は一九六五年、太平洋戦争中に喜界島民から菱刈に疎開したことが縁で姉妹町盟約を締結。児童生徒が交互に訪問するなどして交流を続けている。 喜界町の一行は三日の船便で鹿児島入り。川辺郡知覧町で武家屋敷や特攻記念館などを見学した後、菱刈町に向かい、町役場を表敬訪問した。 二日目は菱刈町内の施設を見学。同町の「レインボーキッズひしかり」のメンバーとパークゴルフを楽しんだほか、リサイクル工作で牛乳パックを使った紙すき、空き瓶や空き缶に砂で絵や模様を付けるサンドプラストを体験した。隣の大口市では観光名所の曽木の滝を訪れた。 この日の菱刈町は、一行を歓迎するかのように雪が積もり、初めて雪を見る児童生徒たちは雪合戦や雪だるま作りで歓声を上げていた。また、宿舎ではボンタンを浮かべた天然温泉につかり、喜界島ではできない体験に大喜びだった。 三日目は鹿児島市内に戻り、鹿児島中央駅のアミュプラザで観覧車にも乗った。 〇六年度は菱刈町の児童生徒らが喜界町を訪問する予定。 |
|
| プロ野球選手六人が九日、自主トレーニングのため奄美大島入りした。訪れたのは巨人の小久保裕紀内野手、二岡智宏内野手、木佐貫洋投手の三人とソフトバンクホークスのエース・斉藤和己投手、吉見祐治投手(横浜ベイスターズ)、林孝哉内野手(千葉ロッテマリーンズ)。二十六日まで滞在する。 小久保選手は古巣のダイエー(現ソフトバンク)在籍当時から奄美で自主トレを行っており、今回で四年ぶり五回目。斉藤投手も奄美自主トレを経験している。他の四選手は初来島。空港ではプロ野球キャンプ誘致促進協議会(浜手栄男会長)、名瀬市野球連盟(川上勝会長)、名瀬市、笠利町の関係者、ファンらが出迎え、選手らが姿を見せると拍手がわいた。 小久保選手は「下半身を中心にしっかり体をつくりたい」と合宿へ意気込みを語り、「奄美は土地勘もあるのでやりやすい」と常連らしいコメント。「選手を連れて来た立場なので、練習をしっかりできるようにしたい」と後輩に当たる他の選手へ気遣いを見せた。自身の目標は「一年間レギュラーで活躍」ときっぱり。チームの中心選手として自覚の強さを見せていた。 初めて奄美大島入りした木佐貫投手は「東京よりは温かいと思う」と第一印象。「小久保さんの背中を見て付いていきたい」と話した。不振だった昨季を振り返り「けがばかりで仕事ができなかった。自分が入団してから優勝がなく、チームの優勝に貢献したい」と決意を語った。 選手らは名瀬市の市民球場や屋内練習場サンドームなど名瀬運動公園の施設でキャンプ前の体づくりを行う。 |
|
| 先頭へ戻る ホームへ | |
|
|
|
| 【鹿児島総局】二〇〇七産からの新制度移行に向けたサトウキビとでん粉原料用甘しょ新政策現地説明会(農林水産省主催)が十日、県内で鹿児島市を皮切りに始まった。冒頭あいさつした宮腰光寛農水副大臣は「戦後農政の一大転換」と制度転換の重みを強調。新たに打ち出したキビ増産プロジェクトの推進に向けて「今回がラストチャンスとの意気込みで取り組んでいく」とも述べ、関係機関一体となった取り組みを強く求めた。 〇七年産からのキビ価は現行の最低生産者価格が撤廃され、市場原理を導入した新たな価格形成制度に移行する。新制度は標準的な生産コストと市場価格との差を政策支援で埋める方式で、地域で核となる農家や生産組織を育成する観点から政策支援の対象に条件を付けたのが特徴だ。農水省は併せて、キビ産業を取り巻く環境や生産状況の厳しさを踏まえ、キビ増産プロジェクト基本方針も策定した。 鹿児島市での説明会には県や市町村の農政担当者、農協や製糖会社の代表ら約二百人が出席。キビ増産プロジェクト会議責任者でもある宮腰副大臣の呼び掛けに、県の山田裕章農政部長も「国の手当てに現場が応える体制を作っていかなければならない。今後の取り組みが問われている」と危機意識をあらわにした。 質疑では政策支援の対象要件や支援金の請求方法など複雑な新制度に対する理解を深めようという質問が相次いだ。新制度でさらなるコスト縮減を促される製糖会社の代表からは「コスト圧縮は限界。経営維持には原料の安定供給による工場稼働率向上しかない。増産プロジェクトに期待している」との声が出された。この代表は新制度に盛り込まれた原料輸送費の負担者変更については柔軟対応を求めた。 新制度移行に向けた関係法令の整備は今年三月ごろの見通し。増産プロジェクトについては、国が示した基本方針に沿って地元側で今年度中に県・島ごとに「目標・取組計画」を策定することになっている。増産プロジェクト基本方針では一五年産目標として(1)収穫面積に占める株出し栽培割合10%アップ(2)株出し栽培単収20%アップ―などが掲げられている。 県内での説明会は十一日の中種子町、十二日の喜界町、与論町と続く。 |
|
| 奄美大島の空の表玄関になっている奄美空港(笠利町)の二〇〇五年の旅客数は六十万二千九百九十四人にとどまり、前年より0・6%、約三千八百人減少して過去十年間で最少となった。路線別では、喜界や沖縄と結ぶ路線は前年を上回った。 奄美空港管理事務所のまとめによると、同空港の年別旅客数は一九九七年(六十六万九千四百八十二人)を境に減少傾向に転じた。二〇〇一―〇二年は六十二万人台で推移。奄美の日本復帰記念五十周年で関連行事もあって多くの人が奄美を訪れた〇三年に約六十三万九千人に回復したが、〇四年は前年の反動に加えて台風が相次いで接近した影響で六十万六千人台に落ち込んでいた。 〇五年の旅客数を路線別でみると、鹿児島線の三十万九千五百三十八人が最多。次いで大阪線九万七千七百九十三人、東京線九万一千四百五十三人の順。群島内を結ぶ路線で喜界線が四万六千百三十一人で最も多く、次いで徳之島線二万四千八十五人、沖縄線一万八千四百七人などだった。 各路線を前年と比較すると、喜界線が2・0%、八百二人、沖縄線も1・0%、二百六十七人増えた。減少幅が大きかったのは徳之島線の4・1%、千三十人減。鹿児島や大阪、沖永良部と結ぶ路線は横ばいだった。 旅客数の月別内訳では、やはり夏休み中の八月が六万九千四百七十二人で最多。次いで七月(五万六千百五十八人)、一月(五万六百九十八人)の順。春休みや異動時期の三月も五万人台だったものの、他の月は四万人台にとどまった。 |
|
鹿児島大の水産学部や法文学部の教授を務め、「名瀬市誌」編さん委員長も務めて奄美となじみの深い原口虎雄氏(故人)の私設書庫「童虎山房」(鹿児島市)に所蔵していた膨大な古文書の写本や蔵書など貴重な史料群が名瀬市へ寄贈されることになり、十日、奄美博物館への搬入作業が行われた。既に原口氏の写本しかないもの、米国にあった奄美関係資料、奄美、沖縄、鹿児島等の歴史研究に欠かせない基礎資料等が含まれ、関係者は研究者の滞在型研究の拠点になるものと期待している。原口氏は「名瀬市誌」だけでなく「大熊誌」の編さんにも尽力し、奄美の人々と親交があった。長男の邦紘氏(62)=神奈川県相模原市在住、外務省外交史料館前副館長、中央大学法学部講師=ら遺族の配慮で貴重な史料群の寄贈が決まった。 名瀬市は昨年の九月議会で受け入れに必要な諸経費の補正予算を組み、十一月に奄美博物館三階の特別収蔵庫(五十四平方メートル)に一万五千冊収容可能な書棚を設置。十二月末、同館の高梨修学芸員が鹿児島市に出向き、鹿大法文学部教授を務める二男の泉氏(58)や鹿大の学生、鹿児島に帰省していた邦紘氏の協力を得て四日間かけて「童虎山房」の史料群を段ボール箱等にこん包作業し、約五百五十箱をコンテナ三基に詰め込み、名瀬市へ搬送した。 奄美博物館への搬入作業には市教育委員会職員ら約十人が参加。段ボール箱等を数個ずつ台車に積み、エレベーターで三階の特別収蔵庫と仮置き場所の研修室の二カ所に運び込んだ。高梨学芸員によると、最初は本に付いた虫類の薫蒸処理を行う。「処理業者は正式な免許が必要。史料群の本格的な収蔵作業は新年度になる見込み」(同学芸員)。 市側は「当面は史料群の目録作りを優先、パソコンでデータベース化して研究者が利用できる状況にし、奄美、沖縄、鹿児島の歴史研究の拠点となってほしい。将来は群島民が広く利用できるようにしていきたい」と期待しており、寄贈した遺族に感謝の意を表した。 歴史研究者によると、鹿児島にあった史料群が奄美へ集積されることは極めて珍しい。「童虎山房」の史料群は原口氏となじみの深い奄美に収蔵され、原口さん夫妻や家族で古文書を写した思い出の万年筆も展示予定。長男・邦紘氏は「遺族は喜んでいる」と話した。 |
|
| 先頭へ戻る ホームへ | |
|
|
|
| 本土の大雪の影響を受けて野菜の高値が続いており、消費者の台所を直撃している。軟弱物と呼ばれる葉野菜はふだんの一・五倍前後の小売値となっており、中でもグリーンリーフやレタスなどは二倍近く上昇。消費者は買い控えの傾向にあり、市場や小売店の関係者は天候が回復するまで高値の傾向が続くとしている。 名瀬中央青果株式会社によると、大雪や低温の影響で年末から葉野菜を中心に高値傾向が続いている。卸値で一番値を上げているのがキャベツ。いつもの年なら一キロ百三十円前後で取引されているが、十一日は二百二十円を超えた。このほか、ホウレンソウやコマツナ、チンゲンサイなどの葉野菜が例年の一・五倍前後まで値上がりしている。 同青果によると、地場産野菜も本土産の高値に引きずられる形で卸値が上昇。関係者は「本土の天候次第。天候が安定すれば値も落ち着いてくる」と話す。 市内の小売店も、葉野菜の高騰に頭を痛めている。キャベツは地場産が出回っているため影響を抑えられるが、地場産の出荷がないレタスなどは例年の二倍近い価格での販売を余儀なくされている。 店の経営者は「せりで安く仕入れて少しでも廉価で消費者に提供したいとは思っているが、消費者は買い控えの傾向にある。これだけ高騰が続くと、利潤は出にくい。鹿児島からの情報では来週はさらに高くなる見込み」と憂い顔だ。 市内のスーパーに買い物に来ていた三十代の主婦は「レタスなどは手が出ない。料理の具材を工夫してやりくりしている」と話していた。 |
|
名瀬市相撲連盟(松井多津男会長)は十一日、恒例の鏡開きを同市小浜町の相撲練成道場で行った。名瀬市少年相撲クラブの子供たちがけいこ始めを行った後、保護者らが用意したぜんざいを食べて一年間の無病息災を祈願した。けいこ始めには児童十人が参加。保護者や相撲連盟の関係者が見守る中、子供たちはしこやすり足など相撲の基本げいこに続いて、指導者の胸を借りてぶつかりげいこまでを行った。 けいこを終えた子供たちに対し、松井会長が「今年は自分で目標を立てて、勉強や相撲にけがのないよう一生懸命頑張って」などと激励した。 その後、子供たちは温かい湯気の上がるもち入りぜんざいをおいししそうにほお張り、今年一年の精進を誓っていた。 |
|
| 大相撲初場所(東京・両国国技館)四日目の十一日、十両の取組で天城町出身の旭南海(東十一枚目、大島部屋)が笠利町出身の里山(西十三枚目、三保ヶ関部屋)との同郷対決を制し、四連勝を飾った。 十両では初めて対戦した旭南海と里山の一番は、十両四場所目の旭南海が送り引き落としで新十両の里山を退けた。里山は二勝二敗となった。 同日現在、十両の全勝力士は旭南海と琉鵬、栃乃洋の三人。 |
|
| 先頭へ戻る ホームへ | |
|
|
|
| 名瀬労働基準監督署は二〇〇五年の労働相談(労働者を中心とした一般労働条件に関する相談)状況をまとめた。相談は前年(五百八十八件)並みの五百九十三件寄せられ、労働者にとって死活問題となる「賃金不払い」が例年に続き最多で相談の四分の一を占めた。サービス残業を含む「時間外・休日労働」や「労働時間」といった相談も依然多い。同署は、労働時間の順守(週四十時間)など労働条件の確保改善を最重点に対処していく方針だ。 相談のうち、「賃金不払い」は百四十八件。次いで多かったのは「時間外・休日労働」の百十三件。さらに「労働時間」九十七件、「解雇」八十九件と続き、その四種で相談の75%強に及んだ。 前年と比較すると「賃金未払い」の相談は十六件減ったものの、労基署が支払いを指導するなど直接処理した事案は増加したほか、未払い期間が数カ月に及んだケースや未払い賃金額が千数百万円に上った事業所もあった。「時間外・休日労働」は横ばい。依然、時間外や休日の労働手当ての未払いなどの相談は多く、労働時間を適切に管理していない事業所もあったという。 「労働契約」の相談は前年の十七件から七十件に急増した。移動時間や交代制勤務など複雑・多様化する契約が採用されるようになった中で、労働者に十分説明されていないのが増加の原因とみられる。このほか、最低賃金に関する相談は前年並みの三十七件あり、「解雇」の相談は二十件減った。 上ノ原勉署長は「一般労働条件の確保改善を最重要課題として取り組む。労働者から寄せられた相談には的確に対応したい。賃金の未払い事案では未払いが長期に及んでから相談に来るケースもある。支払いが遅れる、支給日に全額支払われないといった問題が生じたら早急に相談してほしい。労働関係の疑問点など労使を問わず遠慮なく相談してほしい」と話している。 |
|
笠利町の富国製糖(佐藤常志事業所長)は十二日、二〇〇五―〇六年期の操業を開始した。これで群島内五工場すべてがサトウキビ原料の搬入、圧搾を始めたことになり、奄美の製糖シーズンが本格化した。富国製糖では今期は四月五日まで操業し二万六千トンの原料処理を計画している。前期に比べ処理量は約千五百トン増えたが依然三万トン割れの低水準で、製糖開始式では現状に危機感を抱く関係者から収穫面積拡大を訴える声が相次いだ。富国製糖の原料搬入式で佐藤所長は「前期に比べ今期は台風被害も少なくキビ生産量が上方修正できるものと期待している。品質面でも高品質、高歩留まりが予想されているが、四年連続三万トンを割る厳しい状況であり、生産量を増やすには面積を拡大しなければならない。幸い昨年の新植夏植えは目標面積を確保できたので、今期の製糖期間中も春植えを推進していきたい」とあいさつ。 JA奄美の山田照美組合長は、〇六―〇七年期からキビの最低生産者価格制度が廃止されて市場原理を取り入れた新たな価格形成制度に移行することを紹介し「今のような横ばい状況が三年間続くとキビが作れない状態になりわれわれの仕事もなくなるという危機感を持っている。来期は必ず三万dを超える収穫ができることを誓い頑張っていきたい」と呼び掛け、今後は新たな価格制度に対応した農家の組織化や遊休農地の流動化に取り組んでいく方針を示した。 同社は生産量確保に向けて昨年の新植夏植えで二百三十五ヘクタールを確保。今期製糖期間中も洗缶日を利用し二月から三月にかけて計十五日間、春植え推進運動を展開する。春植えの計画面積は笠利、龍郷両町で百十ヘクタール。 操業初日は二百十一トンの原料を搬入した。甘しゃ糖度は平均一四・〇度で前期初日に比べ一・四度高かった。 |
|
| 【徳之島総局】来年四月に開校する新設徳之島高校の校章や校訓、校歌がこのほど決まった。校訓は「敬愛 向学 共生」で、校章はソテツの葉などをイメージしたものに決まった。地域協議会の「新設高校を支援する会」などが協力した。 新設徳之島高校は来年四月、現徳之島高校敷地内に開校する。島内の県立高校二校(徳之島高校と徳之島農業高校)を統合再編するもので、普通科三学級と総合学科二学級で構成する。 校訓は(1)自己を育てた郷土を愛する(2)自己実現に向け勉学に励む(3)切磋琢磨し、力強く生きる―などの意味を込めて「敬愛 向学 共生」とした。 校章は徳之島高校美術科の木下昭二教諭が作成。ソテツの葉が内側から広がるデザインは、祖先から受け継いだ自然や文化を愛し、未来へ引き継ぐ気持ちを大切にする「敬愛」を象徴。ペン先は「向学」、取り囲んでいる輪は太陽・鏡・波をイメージし、「共生」の象徴とした。 校歌は作詞が前徳之島高校校長の関琢夫氏、作曲を新設徳之島高校音楽科の幸多優教諭が担当。一番は「霊峰北に 仰ぎたる 丘の朝(あした)は 今明けぬ 山河(さんが)の精(こころ) 凝らしては 華よ開けと ただ謳(うた)ふ」で、三番まである。 |
|
| 先頭に戻る | |