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奄美市名瀬の泉ヨツエさん(84)の作品を並べた大島紬工芸展が八日から十日まで同市名瀬末広町のAiAiひろばであった。紬を使った服や小物入れなど約百六十点が展示即売され、来場者の目を引いた。工芸展は六回目。展示品は女性用のベストや男物のはんてん、作務衣(さむえ)、ブックカバーなど多種多様で、一つひとつの柄が違い、まさに世界に一つだけの作品ばかり。 幼少のころから針仕事が好きだった泉さんは、東京の洋裁学校で学び、帰島後は本土へ紬を売る仲介業で生計を立て、女手一つで四人の子供を育てた。「優しい子に育ててくれた紬への感謝を込めて作った」と作品への思いを話した。次男の幸二さん(53)は「母は暇があれば裁縫をしている。作品を展示し、多くの人に見てもらうことが母の励みにもなる」と応援する。 |
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○…チョウの島、喜界島で再びチョウの姿が目立ちだした。夏場を本土で過ごした渡りチョウのアサギマダラと夏場はめったに見られない土着のオオゴマダラ。島を代表する大型種のオオゴマダラの幼虫の食草ホウライカガミには黄金色のさなぎも見られる。○…小春日和となった八日、島北東部の志戸桶集落の天神通り公園の一角で、オオゴマダラが乱舞していた。ポインセチアの回りを群れ飛び、真っ赤な花に止まって栄養補給。ボランティアで公園清掃を続ける元区長の大喜慶義さん(76)は「台風が来なかったからか、今年はすごく多い」とうれしそう。 |
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第五十六回全国小・中学校作文コンクール(読売新聞社主催)の中央審査がこのほどあり、瀬戸内町立俵小学校(木場典子校長)の福田海地(かいじ)君(一年)=同町瀬相=の作品「だいすき、すもう」が小学校低学年の部で、日本漢字能力検定協会賞に輝いた。本人はもちろん、家族や学校関係者一同、驚きと喜びで沸いている。同コンクールには国内外から三万三千九百二十七編の応募があり、福田君の作品は県で知事賞を受賞し、県代表として中央審査に出品された。 福田君は父・正幸さん(34)、母・里佐さんの長男。作文やすもうが大好き。作品では、すもう大会に出場した時の様子、それを家族が温かく見守る姿を生き生きと表現した。 福田君は「みんなにすごいっち言われた。うれしい」と受賞の喜びを語り、母親の里佐さんは「(受賞で)日記を書くのがもっと好きになったよう。これからも好きなことを精いっぱい頑張ってほしい」と目を細めた。 二日、高円宮妃久子さまをお迎えし、東京都内のホテルで行われた中央表彰式には指導した白尾麻衣同小教諭と家族四人で出席。緊張感あふれる中、名前を呼ばれた福田君は、元気な声で返事し、賞状を受け取った。 |
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| 大手旅行会社クラブツーリズム(本社・東京都)主催の旅行ツアー「クラブツーリズム大感謝祭IN奄美大島」が九日から奄美大島で始まった。ツアー参加者は東京、名古屋、大阪を中心に総勢約二百五十人。九日は奄美市の県奄美パークで大島紬ショーや島唄ライブ、八月踊りなどのイベントを楽しんだ。 同ツアーは旅行先の自治体や観光協会の協力を得て地域性を生かしたメニューを提供する体験型観光。今年度は北陸から沖縄まで三十本を企画し、約十万人の動員を見込んでいる。同社によると、九州地域のツアー客が年々減少する中で屋久島や奄美などの島巡りは根強い人気を誇るという。 奄美パークは九、十日の両日、イベント広場「奄美の郷」を利用して催しを開催。ツアー客は松山美恵子さんと中村瑞希さんの島唄ライブ、大島紬のファッションショーなど奄美の魅力を凝縮した約二時間のステージを堪能した。奄美旅行は三度目という東京都の女性(62)は「都会のけん騒を忘れて過ごそうと、今回は奄美大島以外の島にも足を延ばした。喜界島でオオゴマダラのさなぎを見て感動した」と話していた。 |
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| 【鹿児島総局】鹿児島大学の焼酎学講座シンポジウムが十日、鹿児島市であり、研究者や地元蔵元の関係者らが鹿児島のいも・黒糖焼酎の未来戦略について討論した。東京農業大学の小泉武夫教授は基調講演で、焼酎はブームから定着へと移行しつつあると指摘し、今後は中国など海外への進出も期待できると展望を示した。総合討論では、黒糖などの原料確保や大手酒類資本の参入などが課題として挙げられ、農業と焼酎の連帯強化を求める意見もあった。 鹿大に今年開設された同講座のシンポジウムは八月に続いて二度目。鹿大客員教授を務める小泉教授が「焼酎の時代」と題して講話した後、「さつま焼酎」の未来戦略―いも焼酎・黒糖焼酎の明日を考える―をテーマに、小正芳史氏(小正醸造代表)、乾眞一郎氏(天川酒造代表)、岩田年弘氏(醸造産業新聞者専務)、三宅優氏(熊本国税局鑑定官室長)の四氏が討論した。 小泉教授は焼酎が定着しつつある理由として、@日本人の食生活の変化で油の多い料理が増え、酒の嗜好(しこう)性も日本酒から油と相性の良い焼酎に変化したA健康志向の高まりで焼酎の酔い覚めの良さなどが注目されたBマスメディアによるPR効果―などを挙げ、中でもいも・黒糖焼酎には香りが脳を刺激し体に覚えさせる「後天的履歴現象」があり、強い市場性を確保できると、鹿児島の焼酎が好調な理由を分析した。 また将来について、酒の嗜好性が合っている中国やホワイトアルコール革命でウオッカなどが普及している米国などへの進出も大きな可能性を秘めていると提言した。 総合討論では、徳之島から参加した乾氏が「生産量が増え黒糖焼酎の知名度も上がったが、地元での原料確保が困難で、ほとんど沖縄産黒糖に頼っているのが現状。それでも不足する場合には外国産も使用されている」と黒糖焼酎が抱える課題を説明。徳之島では、酒造組合が製糖会社に働き掛けてようやく地場産黒糖を使用できる態勢が整いつつあると報告した。 他のパネリストからは、甲乙混和焼酎の増加や大手ビール会社の焼酎業界進出による価格競争などが懸念材料として挙げられた。 国際化への対応については、すでに海外進出に取り組んでいる小正氏が、関税や流通、コスト高、安定供給などの課題を指摘。また岩田氏は「農業と焼酎の連帯に今後の発展のカギがある」として、足元を固めることの重要性を訴えた。 |
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| 【沖永良部総局】第48回日本復帰記念大島地区駅伝競走大会(奄美大島市町村体育協会主催)が10日、和泊町内であり、男子は奄美市Aが1時間55分4秒で、合併前から数えて9連覇し、女子も奄美市Aが1時間8分34秒で2連覇を達成した。昨年7位から3つ順位を上げ4位に入った龍郷町(男子)と3位から2位になった喜界町(女子)にそれぞれ躍進賞が贈られた。 群島内10市町村からオープン参加を含む男子13チーム、女子10チームが出場。いしご公園前を発着点に同町国頭を経由して、男子は永嶺を折り返す5区間33・1キロ、女子は出花を折り返す5区間17・2キロのコースにたすきをつないだ。 若干肌寒さを感じる天気だったが、選手らは沿道に繰り出した町民の声援を背に力強いストライドでエラブ路を駆け抜けた。 男子の奄美市Aは1区田中広大が、区間賞の走りを見せた山内大孝(和泊町)を3秒遅れでピタリとマーク。2区山内健太郎、4区村山修平、5区牧野圭一郎らの区間賞の活躍と、3区重野竜太らが安定した走りで2区以降トップを快走した。地元和泊町はトップから1分53秒遅れの1時間56分57秒で2位に入ったほか、知名町Aは2時間2分57秒で5位だった。 奄美市A女子は1区西田美咲が区間賞を獲得した備聖南(龍郷町)を9秒差で追い駆けると、2区川照美、3区積山美穂、4区栄真奈美、5区猪股由佳子らが安定した走りを見せ、2位喜界町を2分49秒差で振り切り大会2連覇を飾った。地元和泊町Aは1時間13分1秒で3位に入った。 |
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| オリオンスーパーベースボール奄美・沖縄親善交流試合(ラジオ沖縄主催)は9日、奄美市名瀬市民球場であり、沖縄草野球の王者・総合葬祭那覇浦添支店が奄美代表クラブのグーフィー、同選抜チームのオール奄美と熱戦を繰り広げた。 第1試合は最終回に打者一巡の猛攻を見せた那覇葬祭がグーフィーを下し完勝。2試合目はオール奄美が最終回に意地を見せ、引き分けに持ち込んだ。沖縄代表の通算成績は9勝4敗1分けとなった。 親善交流試合は今回で7回目。草野球沖縄一を決めるオリオンスーパーベースボールの優勝チームが奄美大島に遠征し、試合と交流会を通し親ぼくを図っている。会場には多くの野球ファンが詰め掛け、両チームの好プレーに歓声を上げた。 最優秀選手賞には第2試合でA三振を奪った友寄景次投手(総合葬祭那覇浦添支店)が選ばれた。 総合葬祭那覇浦添支店の澤岻健三監督は「全員出場という当初の目標を達成できた」と笑みをこぼす。自ら登板した2戦目で「引き分けにされたが、交流が最大の目的」とチーム通算4勝1敗1分けに満足した。「まだ沖縄中央大会で連覇したチームはいない。来年は中央大会からの参戦でチャンス。連覇したい」と気を引き締めた。 |
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【鹿児島総局】鹿児島の代表的な伝統工芸品、大島紬と薩摩切子の海外展示会が来年一月、フランスとオーストリアで開催される。国内外で通用するブランド確立を目指す国の「JAPANブランド育成支援事業」の一環として県商工会連合会が実施するもので、同会は県産業会館で展示試作品を発表した。海外展示会は昨年度に続き二度目。大島紬には龍郷町の四業者が参加している。関係者は海外で商談を成立させ、販路開拓につなげたいとしている。「薩摩が誇る美と技のコラボレーション」と題した海外展示会は、来年一月十六―十七日にパリで、同二十六―二十七日にウィーンで開催。大島紬部門には龍郷町の大島紬村(越間得晴取締役)、興紬商店(興ほずみ代表))、夢おりの郷(南祐和社長)、愛かな工房(前田博仁代表)の四業者が参加。薩摩切子には、南さつま町の薩摩びーどろ工芸とツジガラス工芸が出品する。 前回は大島紬村と薩摩びーどろ、ツジガラスの三業者が参加し、今年一月―二月にウィーンとミュンヘンで一般消費者向けに実施。今回はバイヤーやデザイナーなどの専門家を対象に実施する予定。 前回の反応や市場調査の結果などを参考に、今回は伝統の和のイメージを生かした商品開発に取り組み、雛(ひな)人形や羽子板などの小物類も増やした。発表作品は大島紬関係百五十三点(うち反物が四十四点)、薩摩切子関係百五十一点の計三百四点。大島紬では、現在、デザイナーによるスーツなどの商品開発も進めている。薩摩切子では前回評判の良かった黒切子の点数を増やし、ディナーセットなども開発した。 |
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| 初めての奄美群島日本復帰・平和作文コンクール(同実行委員会主催)の作品審査会は十一日、奄美市名瀬公民館金久分館であり、中学の部で田丸真記子さん(朝日中二年)、小学の部で用あかりさん(名瀬小五年)がそれぞれ最優秀賞に輝いた。 同コンクールは戦争体験や復帰運動を風化させないために「日本復帰五十三周年、平和憲法発布六十周年記念」として計画。奄美群島内の小・中・高校生を対象に「青年平和賞に輝け」と銘打って作文を募集。小中学生三十一人から応募があった。 審査には「泉芳朗先生をしのぶ会」や奄美群島広域事務組合、新聞社の代表など六人が当たり、小、中学生の二部門からそれぞれ最優秀賞一点、優秀賞二点を選出した。 同実行委員会の大津幸夫さんは「戦争に関する本や祖父母からの戦争体験、復帰運動に関する講演会などから感じた作文が多かった。復帰記念の行事を行っている自治体や戦争問題に取り組む教師がいる学校によって子供らの意識も違うようだ。戦争体験や復帰運動を風化させないためにも、継続していかなければならない」などと話した。 優秀賞は次の通り。 ▽中学の部 本田香佳(田検中2年)野口志織(名瀬中2年)▽小学の部 川畑南美(名瀬小6年)里一心(同3年) |
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喜界町生涯学習交流大会で役場職員らで構成する劇団「美女と野獣」が初舞台を踏んだ。団員は学校職員を含む十五人。呼び掛け人の教育委員会指導主事竹下公博さん(41)が書いたオリジナル寸劇を披露して、喝采(かっさい)を浴びた。好評につき続編を企画中だという。生涯学習の集いは、発表やパネルディスカッションなどが中心で、堅くなりがち。そこで竹下さんは「生涯学習の意義を楽しく分かりやすく伝える手段」として寸劇を組み込んだ。呼び掛けると「おもしろそうだ」とメンバーも集まった。 結成は九月末。大会本番に向けて練習を始めたばかりの十月、同町であった大島地区自治公民館経営研究会で、来島できなかった講師の代役として予行練習。その後、練習を重ねるうちにアドリブも飛び出すようなったという。 演目は二十分作品「家族のきずな・地域のきずな」。ある家庭での小さな出来事を題材に、家族や地域の大切さを説き、生きる支えとなる家族や地域に自分ができることをやっていこうと導く内容。大会アンケートに対し、「分かりやすかった」「寸劇の通り、役場職員は率先して地域活動に参加を」などと評価と期待の感想が寄せられた。 竹下さんは「短い練習期間だったが団員は生涯学習の手本を示してくれた。町内にも隠れた人材や生涯学習の取り組みがまだまだあるはずだ」と話した。 |
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○…師走に入り、奄美のサタ小屋(小型黒糖工場)が操業を始めた。加計呂麻島野見山の嵩(たかし)昭二さん(80)の工場でも五日から始まり、集落一帯に甘い香りを漂わせている。来年六月ごろまで続く。○…加計呂間島の黒糖工場は野見山二軒、佐知克、諸鈍集落各一軒の計四軒。昨年は合わせて七百三十五トンの原料を処理した。健康ブームで黒糖やキビ酢への関心も高まっており、瀬戸内町では来年、新たに黒糖工場の新設(古志集落)を計画している。 ○…嵩さんの黒糖工場は親の代から続く。黒糖は土産品のほかコーヒー、料理などに幅広く活用されているという。悩みは原料の確保。ここ数年、イノシシ被害で原料キビの生産に影響が出ているため、農家は防護柵を講じるなど対策に追われている。 |
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喜界島の生和糖業喜界工場(西一臣工場長)は十三日、群島五つの分蜜糖製造会社のトップを切って今期の操業を開始した。原料処理量(八日現在)は前期実績を七千八百九十七トン上回る七万一千トンを見込んでいる。年内は二十七日まで操業し、年明け後は七日再開する。群島の製糖会社では徳之島の南西糖業が十九日操業開始するほかは年明け操業となる。生和糖業では初日午前八時半から、原料輸送出発式、同九時から今期から稼働を始めるハーベスター収穫原料用の精脱葉機(デトラッシャー)の安全祈願祭もあった。 同社の今期原料は収穫面積、十アール当たり単位収量とも増加したこともあって前期比12・5%増見込み。事前調査で、糖度が平年を上回る水準だったことから操業開始日を前年より一週間程度早め、五年ぶりに年内二週間操業とした。初日の搬入量は六百七十八トン、平均甘しゃ糖度は一四・〇五度だった。 同社以外の製糖会社の原料処理見込み量は富国製糖二万五千七百トン、南西糖業十九万九千三百八十六トン、南栄糖業五万三百八十四トン、与論島製糖二万四千八百トン。生和糖業を含む五社の合計原料処理量は前期より三万一千六百三十トン多い三十七万一千二百七十トンが見込まれている。 |
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日本復帰記念第二十九回大島地区中学校英語暗唱・弁論大会(大島地区教育委員会連絡協議会など主催)は十三日、奄美市立朝日中学校体育館であり、英語暗唱の部で中嶋紬(ゆい)さん(赤木名三年)、弁論の部で西野亜紀さん(早町一年)がそれぞれ最優秀賞に輝いた。大会は日本復帰を果たした先人の教えに学び、思いを引き継ぐと共に、生徒の学力向上や豊かな人間性、社会性をはぐくむ目的。英語暗唱、弁論両部門に同地区各市町村の代表各十六人が出場し、熱弁を振るった。 英語暗唱の部では定めた題材の暗唱と、各自の身近な事柄について表現するショートスピーチがあり、暗唱度、表現力、発音、態度などの観点で審査された。昨年優秀賞に終わった中嶋さんはホームステイした経験を生かし、正確な発音、表現力、堂々とした態度で発表。「昨年の大会から、頑張ったのでうれしい。将来は翻訳家になりたい」と笑顔で語った。 弁論の部は、論旨の明確性、話の内容、構成、言葉遣い、態度などの観点から審査。今年の世相を表す「命」に関する内容が多く取り上げられ、審査委員長は「一人ひとりの言葉の中に『生きる』という思いを感じた」と講評した。 西野さんは「心をつなぐかけ橋に」と題して弁論。小学一年生の時に中国から来日し、伝えたい気持ちを自分の言葉で表現できない苦しさを味わった経験から、「人と人が心のつながりを持てるように、心の懸け橋となる通訳になりたい」と熱く語った。 |
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喜界町が建設を進めてきた農産物加工センターが完成し、十四日、施設内で開所記念式典があった。式典で加藤啓雄町長は「センターは島興しの拠点施設。地域食材に付加価値を付けた加工品の開発で、農家所得の向上にもつなげたい」と設置効果に期待した。建設地は同町湾の町営農支援センターに隣接する町有地。敷地は五千平方メートルで、建物は床面積五百五十平方メートルの木造平屋建て。ソラマメ加工室、ゴマ加工室、一般加工室、開発商品や特産品を提供する直売コーナーなどからなる。加工室にはゴマ洗浄機、製粉機、蒸気釜、瓶詰機、製麺機などを設置している。 総事業費二億七千五百万円で、三分の二は防衛庁の防衛施設周辺民生安定施設設置助成事業補助金が充てられている。 同町ではソラマメやゴマ、トマト、花良治ミカンといった地場産品を使った加工食品開発が民間レベルで進められている。加工センターは、これらの取り組みを後押しする施設で、町の新たな産業拠点ともなる。 加工室の使用料は一時間四百円(延長は三十分ごとに二百円)。豊富喜雄所長をはじめ職員三人が常駐している。 |
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| 第三十二回九州アンサンブルコンテスト予選鹿児島県大会(鹿児島県吹奏楽連盟など主催)と第三十三回吹奏楽ソロコンテスト鹿児島県大会(同)は九、十日、加治木町の加音ホールであり、奄美からは徳之島町の亀津中学校吹奏楽部(松田慶次郎顧問)と天城町の天城小学校金管バンド(峯崎幸一郎顧問)がそれぞれ金賞で県代表に選ばれた。両校は来年二月十日、熊本県荒尾市である九州アンサンブルコンテストに出場する。 峯崎顧問によると、天城小金管バンドは今回部員十人が「ガーシュインエア」(ガーシュイン作曲)を演奏。五回連続出場でいずれも金賞の偉業を成し遂げた。五回連続金賞受賞は県内では初という。ソロ部門でも中村大成さん(六年)が金賞を射止めた。 松田顧問によると、亀津中吹奏楽部は部員四人がクラリネット四重奏で「ディベルティメント」(ウール作曲)を演奏。二年連続の金賞だった。ソロ部門でも樺島奈々さん(二年)がホルン独奏で金賞を受賞した。 大会には、小学校の部に十七校、中学校の部に三十八校が出場。両校を除く金賞受賞校は小学校の部が谷山、国分南、亀山、中学校は国分、吉野、南の各校だった。 峯崎顧問は「結果にこだわらず伸び伸びと演奏したので十分だと思ったが、まさか金賞とは思わなかった。九州大会ではお客さんを楽しませるような演奏を心掛けていきたい」、松田顧問は「テスト休みなどで思うように練習できなかったが、本番近くなってから調子が上がってきた。九州大会ではさらに精度の高い演奏ができるよう頑張りたい」と感想と抱負を語った。 |
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| 【鹿児島総局】県教育委員会は十三日、県内市町村を対象にした二〇〇七年成人式調査の結果を発表した。今年十月一日現在で奄美群島内に住所を置く新成人の数は八百四十七人(男四百五十三人、女三百九十四人)で前年同期と比べ五十一人少ない。奄美十二市町村の成人式は年明けの一月二―五日に行われる。 〇七年の新成人は一九八六年(昭和六十一年)四月二日から八七年四月一日生まれが対象。県内に在住する新成人の数は、一万八千二十三人(男八千九百七十四人、女九千四十九人)で前年同期より千三百九十二人少なくなっている。 成人式は五十九市町村すべてが一月一―九日に実施。全体の約75%に当たる四十四市町村が三―五日の三日間に集中している。「成人の日」の八日に実施するのは、薩摩川内市、鹿屋市、霧島市(国分地区)の三市だけ。 奄美の成人式の日程は次の通り。 ▽2日 喜界町、和泊町、知名町、与論町▽3日 奄美市(住用地区)、龍郷町▽4日 大和村、宇検村、瀬戸内町▽5日 奄美市(名瀬、笠利地区)、徳之島町、天城町、伊仙町 |
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