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七日はナンカンセック(七日の節句)。奄美ではナンカンジョセ(七草雑炊)を食べて一年間の無病息災を願うほか、数え年七つの子供が健やかな成長を願って親類宅など七軒を回ってナンカンジョセを頂く日。奄美市内でも着飾った子供たちが家回りをしたり神社詣でを行う姿が見られた。名瀬井根町の高千穂神社には、はかまやきものなど晴れ着に身を包んだ子供を連れた保護者が多数参拝。子供の健やかな成長を祈願する姿があった。 市内在住の平野巴菜ちゃん(5つ)は、母親のまゆこさん、姉の梨花ちゃん(6つ)と参拝を済ませた後、親せき宅などを訪問。将来は看護師になりたいという巴菜ちゃんは、叔母さんから「健康に大きく成長してね」という祝いの言葉とともにナンカンジョセの入ったおわんと祝儀を手渡され、笑顔を浮かべていた。 |
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| 奄美地方は七日、冬型の気圧配置が強まり、奄美市名瀬で一〇・八度、沖永良部島で一一・九度とこの冬一番の最低気温を観測したほか、強風と高波で海の便を中心にダイヤが乱れた。 名瀬測候所などによると、奄美地方は七日朝のうちまで、およそ一五〇〇メートル上空に氷点下一度以下の寒気が残り、強い冬型の気圧配置となったという。同測候所は同日午前中まで「暴風と高波に関する気象情報」を出して、暴風と高波に警戒を呼び掛けた。 最低気温は名瀬が午前九時ごろ、沖永良部が未明に記録。最高気温も上がらず、沖永良部で一四・六度と最高気温もこの冬で最も低かった。名瀬の最高気温は一四・七度。この日は風も強く、沖永良部で午前三時ごろに二一・九メートル、名瀬で午前二時ごろに二〇・六メートルの最大瞬間風速を観測した。 この日の強風と高波による影響で沖縄―奄美―鹿児島の「クイーンコーラル」と奄美―鹿児島の「フェリーあまみ」は一日遅れで名瀬港を上ったほか、鹿児島―奄美―沖縄の「クイーンコーラル8」は約八時間遅れで名瀬港を下った。八日は東京―奄美―沖縄の「ありあけ」が二時間遅れで運航する見込み。 同測候所によると、八日の奄美地方は冬型の気圧配置が次第に弱まり、八日の最低気温は名瀬で一三度、沖永良部で一四度と予想している。 |
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| 奄美市名瀬出身の福富健仁さん(41)が代表を務める沖縄県浦添市にあるトマス技術研究所は昨年六月、琉球動力(沖縄市、知念保社長)、大成電機製作所(南城市、吉田敏彦社長)と三社で中型焼却炉TG―195を共同開発、販売開始した。廃油・廃食油をリサイクルして燃料化する技術で無煙、ダイオキシン類排出を超低値に抑えた中型焼却炉は、環境省の二〇〇六年度地球温暖化防止活動環境大臣賞(技術開発・製品化部門)を受賞し、二度目となる沖縄県知事最優秀賞も受けた。 中型焼却炉は、〇五年に中小企業新事業活動促進法に基づく「異分野連携新事業分野開拓計画」(新連携)に認定され、約三千万円の支援を受け、政府系金融機関から低利融資も受けて共同開発。トマス技術研究所が研究開発・設計、琉球動力が機械製造、大成電機製作所が電機制御機器製造を手掛けた。技術支援は琉球大学と沖縄県工業技術センター、マーケティング支援と整備・メンテナンスは沖縄プラント工業が担った。 産業廃棄物処理業の「街クリーン」(南城市)とも連携して中間処理場で実証運転を続けている。 主な特徴は(1)高性能焼却施設=各種、各個所のセンサーから送られてくるデータをコンピューターが判断して燃焼を制御し、炉内のごみ燃焼をベストに維持する(2)ランニングコスト削減=焼却炉から発生する熱を再利用(サーマルリサイクル)し、廃油・廃食油をリサイクル燃料として使う(3)高公害ガス除去機能=焼却ガスを高性能集塵(しゅうじん)装置にかけてダイオキシンなど有害物質を97・6―99・7%の範囲で除去(4)完全自動運転による人件費削減(5)木材、廃プラスチック、生ごみなど多種のごみを焼却できる―などを挙げる。 施設の大きさは横六メートル、奥行き十二メートル、主要施設の高さ八メートル、煙突の高さ九メートル。一時間当たりの処理能力は百九十六キログラム。 福富代表が〇三年に開発した小型焼却炉・チリメーサーが今回の共同開発の基礎になっている。小型焼却炉は昨年末現在、県内外で三十台販売済み。購入先は産廃業者、病院、ホテルなど。奄美地区では電機業者と老人ホームが購入した。 中型焼却炉は昨年十月に県知事最優秀賞を受け、環境大臣賞の表彰式は昨年十二月十一日に東京都内のホテルであった。 福富代表は「中小企業三社の連携で製作したことに意義がある。問い合わせが二十数件来ており、全国へ発信していきたい。沖縄の産業育成や雇用拡大につながればうれしい」と述べ、「離島、へき地のごみ処理は分散化が必要になると思う。自治体、産廃業者、病院などが使いやすい焼却施設を提供していきたい」と話した。 問い合わせはトマス技術研究所TEL098-938-8112。 |
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| 【沖永良部総局】沖永良部島の南栄糖業(株)(川口義洋社長)の二〇〇六―〇七年期操業が八日スタートした。初日は関係者らが集って製糖出発式と安全祈願祭があり、ガンバロウ三唱などで製糖期間中の安全と効率的な操業を誓った。今期の原料処理量は五万三百八十四トン。初日は七百九十七トンを搬入した。製糖期間は三月二十四日までの七十四日間とし、原料搬入は同二十三日まで。同社は二月中旬の洗缶日を春植え推進に当てるほか、農家の要望もあり、操業を前倒しして春植え普及に努める考え。 出発式は午前九時から南栄糖業構内であり、同社の川口社長や沖永良部さとうきび生産対策本部、県沖永良部農業改良普及センター、輸送関係者ら約六十人が出席。橋口彰生産対策本部長、川口社長、金子万寿夫県議会議長、伊地知実利和泊町長、平安正盛知名町長、白石奉文農業改良普及センター所長、有村浩正沖永良部署交通課長らが「農家が丹精込めた大切なキビを一本残らず搬入して」「事故がないよう安全に収穫して」などと安全操業や効率的な搬入を呼び掛けた。輸送組合の森恵登志さんの音頭でガンバロウ三唱して安全を誓った。 引き続き安全祈願祭・投入式があり関係者約四十人が参列。玉ぐしをささげ、キビを投入して操業中の安全を祈願した。 ここ数日の不安定な天候にもかかわらず収穫は順調で、初日の原料搬入は圧搾計画を大きく上回る七百九十七トンだった。昨年夏の干ばつや台風13号による潮風害などの影響で品質が懸念されたが、その後のまとまった雨などで持ち直し、初日の平均甘しゃ糖度は一四・一度。前期初日と比べ〇・六度上回るなど品質もまずまずだった。 |
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| 任期満了に伴う宇検村長選挙は九日告示され、五日間の選挙戦がスタートした。新人、現職の二人が立候補。両候補は出陣式を済ませると選挙カーで村内各地を回って支持を訴えた。投票は十四日午前七時から午後六時まで村内四投票所で行われ、即日開票される。 立候補したのは新人で会社役員の國馬和範氏(54)と、現職で五期目を目指す元山三郎氏(67)=いずれも無所属、届け出順=。 國馬氏は二〇〇六年九月二十五日に出馬を表明。村政の透明性や放射性廃棄物等の持ち込み拒否に関する条例の施行、行財政改革の推進、農林漁業の振興などの公約のほか、市町村合併への前向きな対応を掲げ、初当選を狙う。 元山氏は〇六年の六月定例村議会で出馬を表明。過去十六年(四期)の実績を基に、農林水産業の振興や人材育成、定住促進などの公約のほか、市町村合併をしない立場を貫きながら「元山村政」の総仕上げを掲げ、五期目を目指す。 両陣営とも後援会が告示前からミニ集会や、知人、親せきらを通じた票固めなど村を二分する前哨戦を水面下で展開してきた。 期日前投票は十日に始まり、投票日前日の十三日まで役場一階会議室で受け付ける。時間は午前八時半から午後八時まで。 八日現在の登録有権者数は千八百二十一人(男八百五十九人、女九百六十二人)。 |
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全日本女子柔道強化合宿メンバーが9日、奄美大島入りした。来島したのは日蔭暢年監督はじめ選手、スタッフ計約50人。14日まで奄美市住用町の体験交流館で汗を流す。昨年に続く2度目の来島で、空港では受け入れに当たる市の住用総合支所職員らが日蔭監督らを歓迎した。合宿は冬季欧州国際大会、海外派遣選手候補を一堂に集め、技術・体力の向上や海外の強豪対策を目的に行われ、2008年の北京五輪まで奄美合宿が続く予定。 メンバーは谷本歩実(コマツ)ら五輪メダリスト、北京五輪代表候補など世界のトップ選手。日蔭監督は「暖かく環境のいい奄美で、各国際大会に向けた基礎的な体力をつけさせたい」と合宿に向け意欲を示し、今後に向け「全階級制覇が目標」と語った。選手らは同日午後から早速練習に入った。 |
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【徳之島総局】高校球児のあこがれである「阪神甲子園球場」の周囲を取りまくツタの一鉢を関西在住の奄美出身者が十日、徳之島高校・新設徳之島高校・徳之島農業高校の合同チームにプレゼントした。松元将志監督は「身近に甲子園のツタがあれば励みにもなる。大切に育てていきたい」などと感謝した。プレゼントしたのは兵庫県西宮市在住で瀬戸内町古志出身の本田勇男さん(65)。本田さんは一九九二年にも奄美の四高校(大島、大島工、徳之島、喜界)に甲子園のツタを贈っている。 本田さんは贈呈式で、「学校のためでなく、自分のために野球をしてほしい。君たちは力を持っている。奄美の代表として出場を祈っている」と激励。川野雄大主将にツタを手渡した。 川野主将は「甲子園は手の届かない場所と思っていたが、昨年あと一歩だった。周囲に期待されていることを意識し、練習に力を入れていきたい」と語った。 |
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| 奄美市笠利町の富国製糖(佐藤常志事業所長)は十一日、二〇〇六―〇七年期の操業を開始した。これで群島内の五製糖会社すべてが原料のサトウキビ搬入と圧搾を始め、奄美の製糖シーズンが本格化した。製糖期間は四月三日までの予定で、二万五千七百トンの原料処理を計画している。収穫面積が約五十ヘクタール増えたものの、干ばつなどの影響で処理量は前期に比べて九十七トン減の見込み。五年連続の三万トン割れを見込んでおり、原料搬入式と圧搾開始式で関係者は危機感を募らせ、収穫面積の拡大を呼び掛けた。 午前八時に始まった原料搬入式で佐藤所長は「昨年七―十一月の大干ばつで原料は昨年並みの見込み。ほ場ブリックスは一九六一年の製糖開始以来、過去最高の二一・二度(十二月十五日現在)を記録しており、高品質、高歩留まりになるものと期待している。今期の収穫期間中に春植え推進運動を展開する。新品種の農林22号・23号を中心に植え付けてほしい」と協力を呼び掛けた。 原料処理量は奄美市笠利町が二万二千四百トン、龍郷町が二千六百トン、その他七百トンの見込み。収穫面積は笠利、龍郷町の合計で五百六十五ヘクタールで、前期より四十九ヘクタール増えた。奄美市名瀬と住用地区の収穫面積は十八ヘクタール。 製糖期間は八十三日、操業初日の原料搬入量は二百十六トン。平均甘しゃ糖度は同社の予想通り一五・一度と高く、前期初日に比べて一・一度高かった。 |
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| 【沖永良部総局】フラワー都市交流で縁のある北海道の中富良野中学校(成田幸雄校長、百五十四人)から二年生一行十一人が十日、沖永良部島入りした。同日、和泊町の城ヶ丘中学校(豊島実文校長、六十二人)を訪問し、互いの学校や地域を紹介し合うなど交流した。全員でベランダから手を振る城ヶ丘中学校の歓迎には中富良野中学校の生徒もビックリ。「心温まる歓迎がうれしかった」と感想を語った。 フラワー都市交流は一九八三年、花づくりを通して活力と安らぎある住みよいまちづくりを目指す全国四都市で連絡協議会を設立。各都市の花・苗交換事業、市民・物産・文化交流事業と大都市圏で交流展、総会などを実施している。 三泊四日の日程で来島したのは中富良野中学校二年生八人と引率者三人。城ヶ丘中学校であった学校間交流では中富良野町の町花ラベンダーのドライフラワーとにおい袋が生徒に贈られたほか、前日に届いた雪だるまの披露もあった。城ヶ丘中学校はエイサーを披露したほか、島バナナ、サトウキビ、ユリをプレゼントした。 会場には特産品のガジャ豆やイセエビ、パパイア、島ミカンが並べられ、中富良野の生徒が興味深そうに味見した。互いの学校を紹介したほか、特産品や部活動、自慢、出身有名人、珍しい行事など紹介した。夜の交流会では中富良野中学校の生徒が「気候も暖かく、人の心も温かい」「人の心を大切にする今の気持ちを持ち続けて」などと語った。 一行は十一日、島内観光で海岸散策やシュノーケリングを楽しみ、泳げる暖かさに改めて驚いていた。ホテルの食事はすべて島の食材で作られ、ヒルアギ(ニンニクの葉のいため物)や豚足料理をおいしそうにほお張った。 |
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奄美市の県立大島工業高校建設工学科の達人セミナーは十一日、同校であり、宇検村屋鈍の大工東英和さん(55)が大工道具の手入れの大切さなどを説いた。達人セミナーは同校の三学科で、その道の達人を招いてそれぞれ年一回実施している。東さんのセミナーは建設工学科の生徒が対象。午前中は一―三年生への講演、午後は三年生への実技指導があった。 講演で東さんは修業時代の体験談などを披露し、実技指導では道具管理の仕方など説明した。のみやかんななど刃物類の手入れ道具に触れて「木目の仕上がり具合も砥石(といし)しだい」とも語った。 大工を目指して専門学校に進学するという三年生の東大工作(ひがし・たくなり)さんは「大変さと楽しさという仕事の両面が分かった。しっかり修業を積み、将来は開放感のある家を造る大工になりたい」と話した。 |
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