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3月10日(土)付 

奄美市の市花にシャリンバイとハイビスカス
 奄美市の市花と市木が九日までに決まり、三月定例市議会全員協議会で報告があった。市花はシャリンバイとハイビスカス、市木はリュウキュウマツとガジュマルで、二十五日に開催される「奄美市誕生一周年記念祭」で発表される。
 市は一月に市民アンケートを実施。三十八点の応募があり、旧三市町村の有識者らでつくる市花等選定委員会で花と木それぞれ二点を決定した。
 決定理由は、シャリンバイが「大島紬の染料に使われるなど伝統産業を支えてきた」、ハイビスカスが「アンケートで最も多かった」、リュウキュウマツについては「奄美の山の黒っぽい緑を形成している木で、木工芸品なども近年注目されている」、ガジュマルは「民話に出てくるケンムンのすみかとも言われ、島全体の象徴的な木」としている。
カエルツボカビ症、沖縄県でも確認
 感染・発症すると致死率90%以上といわれ、生息群の両生類を絶滅させる恐れもあるカエルのツボカビが沖縄県で確認されていたことが七日分かった。同日、沖縄県で開かれた「カエルツボカビ症専門家緊急会議」の席上、麻布大学獣医学部の宇根有美助教授が報告した。昨年十二月に日本国内で飼育中のカエルからツボカビが初めて確認され、関係者は感染拡大を懸念していたが、希少両生類が多い南西諸島地域で確認されたことで関係者は危機感を募らせている。
 宇根助教授によると、今年一―二月にかけて沖縄本島のペットショップから四種類のカエル十四匹を購入し、検査したところ、このうち四匹が「陽性」、一匹がほぼ陽性の「疑陽性」と判定された。
 ツボカビは真菌類に属し、両生類の皮膚に感染する。飼育していた水槽の水を介して感染が広がり、人や物が動くことによって感染拡大した事例報告がある。パナマでは野外に拡散して生息群のカエルが二カ月で絶滅したとの報告もある。ツボカビの運び屋とみられているのは熱帯魚のえさ用などとして外国から輸入されているアフリカツメガエルとその近縁種など。人や魚には感染しない。
 国内では昨年十二月に東京都で個人が飼育していたカエルの死体からツボカビが見つかった。発症確認したのは宇根助教授で、その後に北海道、埼玉、静岡県などで感染が確認され、今回沖縄に飛び火した。いずれも飼育中のカエルで、今のところ野外のカエルへの感染は確認されていない。専門家は世界での感染事例をみて「野外に感染が広がると、拡散防止は非常に難しい。早急に国全体での取り組みが必要だ」と指摘している。
 那覇自然環境事務所によると、沖縄と奄美地域で実施中の対策は@専門家からの聞き取りA奄美以南のペットショップなど二百六十三店舗から聞き取りを実施。このうち現在、両生類を扱っているのは十三店舗(奄美はゼロ)B侵入防止パンフレットを作製し、学校の児童・生徒、飼育者らに配布準備中C一般からの相談窓口を沖縄県獣医師会内に設置(電話098・853・8001)―など。追加対策として両生類を取り扱うペットショップ等への協力依頼を計画している。 (写真は宇根有美麻布大学助教授提供)

3月11日(日)付 

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奄美市笠利町の県奄美パークで児童らがアニメーション作り

  クレイアニメ制作を手掛ける野村辰寿さんの出張講座が十日、奄美市笠利町の県奄美パークであり、多くの児童が粘土の人形を使ったアニメーション作りに挑戦した。講座は多摩美術大学校友会が行う「出前アート大学」の一環。子供たちは「面白い作品をつくりたい」と目を輝かせていた。
 出前アート大学は美術の各分野で活躍する校友会会員が、全国の小学校に出向いて授業を行う無償講座。毎回イラストレーターやデザイナー、日本画家など第一線で活動するメンバーが交替で講師を務める。今回で十八回目を迎え、奄美では初めて。奄美パーク田中一村美術館学芸員の前村卓巨さんが多摩美大OBという縁で実現した。
 講座は奄美市の小学生を対象にあり、十八人が参加した。粘土の人形を使ったクレイアニメーションでテレビ番組やCMを監督、制作する野村さんが、アニメの作り方などを説明。クレイアニメは粘土の人形を動かしながら撮影し、秒間十―二十数コマで動いているように見せるアニメーション。
 子供たちは六班に分かれ作品制作に取り組んだ。各班では学生らが子供たちを指導。子供たちは自身で考えたストーリーやキャラクターをハンダ線や針金などの上に粘土を重ね、丁寧に作り上げた。
 校友会事務局は「美術各分野の専門家がおり、その知識などを次代を担う子供たちに伝えることで社会貢献、芸術文化発展につなげたい」と出前アートの趣旨を説明。「これまで東京を中心に開講してきたが、奄美の子供たちは独特の感性があり、色使いも熱帯魚のような鮮やかさがあり斬新(ざんしん)だ」と話した。

奄美市の農業研究センターで「やさしい農業の基礎講座」

 奄美市産業振興部農林振興課と(財)農業研究センター主催の「やさしい農業の基礎講座」が八日、奄美市名瀬朝戸にある農村環境改善センターで開講した。市民を対象にした講座は四月までに全十回あり、豆、野菜、果実の栽培方法などを指導する。時間は午前九時から二時間程度。主催者側は「興味のある方はどなたでも聴講できるので参加してほしい」と呼び掛けている。
 初日は「上手な土づくりや肥料の使い方」、九日は「上手な農薬の使い方」をテーマにした講座があり、名瀬、住用、笠利の三地区から二十五人前後が来場し、熱心に受講していた。
 農林振興課研修係の山下修主幹が豆類や野菜類の講師を務め、果実は大海昌平主幹が講師を務める。「日程や時間等の変更の可能性があるため、連絡してから聴講してほしい」としている。
 問い合わせは市農林振興課(電話54・9001)研修係の山下さん、三宅さんへ。今後の講義予定作物は次の通り。
 【3月】▽20日 インゲン、エンドウ、ホウレンソウ、ナッパ、ニンニク▽22日 キャベツ、ブロッコリー、ニンニク、ネギ▽23日 キュウリ、スイカ、カボチャ、シブリ、ニガウリ▽27日 ピーマン、ナス、トマト、オクラ
 【4月】▽17日 バレイショ、サツマイモ、サトイモ▽18日 ダイコン、ニンジン、ラッキョウ▽24日 タンカン▽25日 パッションフルーツ

私塾「竹子(たかぜ)農塾」(霧島市)の奄美分校が開校

 農業を基盤として地域興しや人間教育を行うことを目的に鹿児島大学名誉教授の萬田正治さん(64)が立ち上げた私塾「竹子(たかぜ)農塾」(霧島市)の奄美分校が十日、龍郷町の秋名コミュニティーセンターで開かれた。萬田さんが「島おこしの基本的視点」と題して講演し、食の自給という視点から島興しを考えていくことを提言。自由討論があり、奄美で米作りを行っている個人やグループなどが今後の活動などについて活発に意見交換した。
 塾は二カ月に一回のペースで溝辺町竹子で開かれており、奄美で開かれるのは初めて。奄美から通う塾生がいたことや、これまで何度も奄美へ足を運んだ萬田さんが島の実情を知るにつれ、勉学の場の必要性を感じて開校の運びとなった。鹿児島から来島した塾生九人のほか、地元奄美からは三十人近くが参加した。
 萬田さんは講演で、従来の島興しのやり方では不十分であり、発想の転換が必要と指摘。市場原理・競争という価値観から抜け出し、食を中心とした暮らしの視点と他に頼らずに生きる自給の思想を持ち、食やエネルギーといった人間の生存条件を奄美でどうするか考えることが重要であるなどと語った。
 続いて、奄美市名瀬芦花部で休耕田を復活させて黒米を栽培するサークル「あぶし」の城村典文会長が活動概要などを説明。その後、萬田さんが奄美で水田を復活させるための条件や、自身が実践しているアイガモ農法の素晴らしさなどを語った。
 自由討論では、秋名で無農薬米の栽培に挑戦している女性グループが活動内容を語ったほか「奄美でしか作れない米を栽培して全国に発信したい」といった声も上がった。萬田さんは地元グループと連携して今後も奄美の水田復活に協力していきたいなどと語った。

3月12日(月)付 

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休刊日

休刊日

3月13日(火)付 

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知名町で町民出演の劇「ヒルムシの草物語」上演

 知名町制六十周年記念わがまち文化劇場「ヒルムシの草物語(むんがたい)―アダンの風車が語る」(おきえらぶ文化のまちづくり実行委員会主催)が十日夜、同町のおきえらぶ文化ホール「あしびの郷・ちな」であった。島の民話を題材に、舞台を成功させようと奮闘する劇団員の泣き笑いを描いた劇中劇には町内外から立ち見を含む観客五百人以上が詰め掛け、舞台で繰り広げられる演技を楽しんだ。
 公演は、文化庁補助事業「文化芸術による創造のまち」を導入して開催した演劇ワークショップの最終講座を兼ねたもの。昨年七月から演劇づくりワークショップを開催し、和泊、知名両町から町民約五十人が受講した。演出は鹿児島市在住の田平直也さんが手がけた。音楽は木場智明知名中学校教諭が担当した。同町田皆出身の俳優、新納敏正さんと同正名出身の林未幸さんをはじめ小学生から高齢者まで三十六人が出演した。
 子連れで再婚した母親が自分の子供に財産を与えようと夫の連れ子(長男)を殺そうと計画する物語を題材に、劇中劇でハッピーエンドにしたいという中学生、高校生の意見を大人たちが取り入れた。父の思いや母の思い、兄の弟への気遣い、弟の思いが交錯する劇に仕上がった。随所に泣き笑いがあり、踊りを織り交ぜた場面もある楽しい劇に観客も引き込まれていた。

サトウキビ生産見込み、与論島以外は上方修正

 今期操業の終盤を迎えている奄美群島の製糖会社で、原料処理見込み量の修正が相次いでいる。奄美大島の富国製糖は二度目の修正で五期ぶりの三万トン台を達成する見通しとなった。沖永良部島の南栄糖業は二月二十八日付で当初見込み量に約三千五百トン上乗せして五万三千八百四十七トンに修正した。一方、与論島製糖は大幅な下方修正となり、過去最低の二万トンという見通しを立てた。
 富国の当初見込み量は二万五千七百トン。その後二月初めまでに二万八千トンに修正。さらに三月五日付で三万四百トンに、二度目の上方修正をした。同社の原料三万トン超は二〇〇一年産の三万五千トン以来。平均糖度も一四・八五度で、品質取引が始まった一九九四年産以降では二番目の高水準で推移している。
 南栄は今期初めての修正で、二月二十三日の調査結果を受けて、前期を約一万トン上回る見通しを立てた。同社によると、収穫面積が前期を約五十ヘクタール上回ったのに加え、収穫期を控えた十月以降の気象条件に恵まれ春植え、株出しのキビの成長が好調だという。「暖冬傾向も好影響になっている」ともしている。
 一方、与論島の修正は当初見込み比四千八百トン減。会社側は操業開始直後で原料の搬入状況を見て厳しい見方をしていたが、終盤になって大幅な下方修正に踏み切った。処理見込み量は、過去最低だった前期の二万一千トンを下回る水準。十アール当たり収量も干ばつ続きで過去最低の三・八トンにとどまった前期をさらに下回る水準。九日で原料搬入を終え、操業終了も当初計画より八日早い十一日に修正した。
 群島の他の製糖会社の処理見込み量は、喜界島の生和糖業が二月初めまでに当初比三千トン増の七万四千トンに上方修正。徳之島の南西糖業は二月末までに二度目の修正をし、当初比五千トン増の二十万一千八百トンを見込んでいる。

「いやしの食探しレシピコンテスト」で里村瑞昌さんがグランプリ

 瀬戸内町の加計呂麻島、請島、与路島の特産品であるキビ酢、黒糖、天然塩、ウコン、タンカンなどを用いた料理の調理法を競う「いやしの食探しレシピコンテスト」の審査会が十一日、せとうち物産館であった。審査の結果、瀬戸内町の里村瑞昌さん(57)の「島豚ナンコツと大根の色彩りあんかけ」がグランプリに輝いた。
 地域興しグループ「もっと愛して加計呂麻島地域塾」(池田啓一塾長)の主催。特産品を活用した郷土料理や創作料理の食べ方の提案を行うのが目的のコンテストに町内外から八人が応募した。
 レシピ(調理法)による書類審査で応募十三作品を八作品に絞り、審査会で八人が実際に調理。池田塾長を審査委員長に料理の専門家など五人が審査を行った。
 グランプリを獲得した里村さんの作品は、豚の軟骨と大根を煮込み、彩りにピーマンを散らしたもの。里村さんは「地場産の食材でおいしい料理ができることを多くの人に知ってもらいたい」などと語った。
 マリンステーション奄美の料理長を務める重田幸一さんが「応募作品は特産品であるキビ酢やウコン、島豚や魚などをうまく取り入れ、全体的なバランスも良かった」などと総評を述べた。
 里村さん以外の入賞者は次の通り。(敬称略)
 ▽加計呂麻地域塾長賞
 林京子(瀬戸内町)▽瀬戸内町長賞 松山さおり(肝属郡)▽入選 南澤響子(瀬戸内町)、徳澤八重子(同)、泰原政子(奄美市)、藤崎博光(同)▽審査員特別賞
徳田幸子(瀬戸内町)

3月14日(水)付 

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オキナワチドリが開花

 〇…三月も半ば。暖かな日が続く奄美では、小型のランの仲間オキナワチドリが開花期を迎え、淡い紫や白色のかれんな花びらを春風に震わせている。
 〇…南九州から南西諸島に分布し、海岸近くの草原や岩場などに自生する。花の形から「馬づらチドリ」の異名を持つ。開花期は二―四月。環境省は絶滅の危険が増大している絶滅危惧(ぐ)U類に指定している。

笠利町の緑が丘小学校で歌「いのちの花」を録音

 奄美市出身のプロデューサー岩城安宏さん(52)=東京都在住=が作詞した歌「いのちの花」の録音が十三日、笠利町の緑が丘小学校(室之園晃徳校長、児童数三十七人)であった。同曲は唄者の朝崎郁恵さんの歌声や子供たちの歌声などを多重録音して作品に仕上げ、他に二曲を加えたミニアルバムとして四月末に発売される予定。
 「いのちの花」は岩城さんが「奄美から元気の出る歌を作りたい」という思いから作詞。歌詞は「おこせ おこせ いのちの風を まわせ まわせ いのちの花を(中略)みんないのちがつながって ひとつになって生きている」などというもので、軽快な曲に乗せて歌われる。
 岩城さんと二十八年の付き合いがある朝崎さんの歌声のほか、佐渡島の和太鼓集団「鼓童」の演奏や津軽三味線、尺八の演奏なども多重録音で加わる。
 前日にリハーサルを行った緑が丘小の児童らは数回練習を済ませた後、全身でリズムを取りながら元気良く合唱した。岩城さんは「奄美の子供たちの歌声で元気をもらうことができるはず」などと話していた。

3月15日(木)付 

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「すきすき紬デー」ののぼりを作成配布
 大島紬の産地や業界の活性化などを目的に毎月十五日を「すきすき紬デー」に制定したすきすき紬デー実行委員会は十四日、紬デーのさらなる周知を図るためにのぼりを作成し、奄美市内のホテルや紬販売店など四十七カ所に配布した。
 すきすき紬デーは毎月十五日に市民がこぞって大島紬製品を身につけ、紬に親しみながら「紬の薫る町」を内外に発信しようという取り組み。
 奄美大島観光物産協会のほか本場奄美大島紬協同組合、本場奄美大島紬販売協同組合など五団体が二〇〇五年十二月に策定。今月から本場奄美大島紬伝統工芸士会も実行委員会に参加し、組織団体は六団体となった。
 これまで、毎月十五日には紬協同組合女性部会などが中心となって紬姿で市街地を散策したり、織り体験イベントを開催するなどして周知に努めてきた。
 名瀬郵便局や県大島支庁、金融機関などにも配布されたのぼりは、幅四十五センチ、長さ百八十センチ。店先にのぼりを飾った「つむぎのにし」(名瀬末広町)の西一美代表は「少しでも関心を持ってもらい、みんなで大島紬を盛り上げていけたらうれしい」と話していた。

龍郷町と町内4郵便局がイベント入場券販売委託契約調印

 郵便局を利用してイベント入場券を販売する龍郷町イベント入場券販売委託契約調印式が十四日、同町役場であった。町と町内の特定郵便局四局が契約を締結。調印式で日本郵政公社九州支社田島健治鹿児島県本部長は「龍郷町の文化を高めるため郵便ネットワークを通じ貢献したい」などと語った。
 販売委託契約は同町が主催、後援する自主文化事業の入場券を四月一日から大勝、龍郷、赤尾木、秋名の四郵便局窓口で取り扱う。群島内では天城町に次いで二例目となる。
 調印式には田畑茂光町長ら町関係者と町内の特定郵便局長らが出席。調印した後、田畑町長が「一人でも多くの町民が参加し薫り高い文化の町にするため協力を」などと感謝し、田島本部長は「窓口での活動を通じて町民に幅広く知らせ、一人でも多くの町民に文化事業に参加してほしい」などと話した。

3月16日(金)付 

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喜界町がホームページに有料広告掲載へ

 喜界町は四月から、町の広報紙とホームページに有料広告を掲載する。自主財源の確保と町内事業所の振興などが目的で、既に事業所や島外の郷友会組織などから募集を始めた。十五日の町議会で、加藤啓雄町長は公共施設についても「媒体になりうる」との認識を示し、町施設への有料広告看板の設置にも意欲を見せた。
 町が今年二月に定めた有料広告掲載取扱要綱によると、掲載料は広報紙で二色刷りの場合、一段(縦六センチ、横十八・二センチ)六千円、半段(縦六センチ、横九・一センチ)三千円、カラーの場合、一段一万円、半段五千円。ホームページは一カ月一万円、三カ月二万五千円、半年五万円、一年八万円。ただし政治や宗教、主義主張、風俗営業の類は扱わない。
 町企画によると、料金は類似自治体の先行事例を参考に設定した。群島内では宇検村が広報紙での広告掲載をスタートさせているが、ホームページまで展開させるのは喜界が初めて。掲載対象には島出身者が経営する島外事業所も含めた。
 施設広告について加藤町長は「景観問題がクリアされ、町民の理解も得られれば収入増対策として取り組みたい」と語った。その上で「事業所にとっては外貨獲得の手段になりうる。町にとっては小さな財源でもあらゆる角度から工夫して確保していくという取り組みの一環だ」と述べた。

龍郷町でカメの形をしたジャガイモが収穫

 龍郷町上戸口で十五日、定年後に農業に従事している泉辰郎さん(68)の畑からカメの形をしたジャガイモが収穫され、縁起がいいと喜ばれている。
 泉さんによると、収穫されたジャガイモは昨年の十一月初旬に植えたもの。二年前に病気が原因で全滅した経験から、畑を変えたり、肥料などにも細心の注意を払いながら育てた結果、今年は大きなものが多く豊作だという。
 ジャガイモの重さは七百グラムで、種類は男爵。その形は、甲羅から手足を出して首を高く突き出しているカメのように見える。泉さんは「カメだけに万年まで、ジャガイモ作りを続けたい」と目を細めた。
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