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3月17日(土)付 

国の登録有形文化財に伊仙町鹿浦小学校の旧奉安殿も
 国の文化審議会(石澤良昭会長)は十六日、伊仙町鹿浦小学校の旧奉安殿を含む鹿児島県内の建造物九件を国の登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申した。近く、文化財登録原簿へ正式に登録される。県内の登録有形文化財(建造物)は今回の九件を含め四十五件となる。奄美関係では昨年登録された瀬戸内町内の旧奉安殿六件に続いて七件目。
 奉安殿は戦前まで全国の学校にあり、天皇の「御真影」(写真)と教育勅語が納められていた。戦後にほとんど取り壊され、伊仙町でも鹿浦小一カ所だけに残っている。同校の旧奉安殿は一九四一年(昭和十六年)建造。神社建築を範とした鉄筋コンクリート構造で、壁面に太平洋戦争中の銃弾跡もある。文化審議会では「国土の歴史的景観に寄与している」として登録対象に選ばれた。伊仙町教育委員会は今回の登録を機に地元と協議し活用方法など考えていきたいとしている。
 登録有形文化財は九六年施行の改正文化財保護法で導入された制度で、近年の国土開発や都市計画の進展、生活様式の変化など、消滅の危機にある多種多様な文化財建造物を後世に幅広く継承していくために創設された。
04年度の1人当たり郡民所得は200万円
 県企画部統計課は十六日、二〇〇四年度の大島郡民所得結果の概要を発表した。一人当たり郡民所得は二百万円で、前年度に比べ五万三千円(1・8%)減少し、一人当たり県民所得との格差は90・3%となり、前年度比1・2ポイント、国民所得との格差は70・8%となり1・8ポイントそれぞれ拡大した。郡内総生産(GDP)は三千四百二十五億円で前年度比1・6%のマイナス。製造業などの増加があったものの、農業生産額や民間建設投資、雇用者報酬、企業所得の各減などで全体ではマイナス成長となった。
 GDPを産業別にみると、農業は前年度比7・1%減の百四十八億五千六百万円。サトウキビが相次ぐ台風と長期干ばつの影響や収穫面積の減少で産出額が減少した。野菜は、バレイショが早出し先発産地として着実に伸びてきていることに伴い産出額が増加。花き類も増加したが、大幅なサトウキビの減少で全体では減少した。畜産は、鶏卵やブロイラー、比重の高い肉用牛が増加したことで全体でも12・4%の増。
 林業は六億九千二百万円、0・3%の増。
 水産業は5・2%増の二十八億一千三百万円。マグロ類、瀬物類などの増加や水産動物のイカ類などの増加で漁船漁業は11・7%の増加。養殖業はクルマエビの生産量が年々減少しており、3・9%の減。
 製造業は4・6%増の百五十七億八千四百万円。食料品では、砂糖は前年度のサトウキビの生産量増加の影響で増加し、黒糖焼酎など飲料等のその他の食料品も増加したことで全体では21・3%の大幅増加。繊維は、大部分を占める大島紬は減少したが、その他の繊維業は増加したことから2・6%の増加。
 建設業は三百五十一億三千八百万円、15・7%の減。土木工事は、民間が増加したが公共工事の減少で9・2%の減。建築工事は公共、民間共に減少し39・6%の大幅減。
 サービス業は二千八百億五千三百万円で、一億七百万円の微増。電気・ガス・水道業、卸売・小売業、金融・保険業はマイナスで、不動産業、運輸・通信、サービス業、政府サービス生産者などはプラス成長。
 GDPの構成比は、一次産業5・2%、二次産業14・8%、三次産業80・0%。郡内GDPを県内(国内)のGDPで割った特化係数でみると、国に対して一次産業の度合いが目立って高い。また、対県、対国共に建設業、政府サービス生産者の特化の度合いが高い。
 群島内居住者に分配された所得は二千五百六十億七千五百万円で、2・8%の減。財産所得は増加したものの、雇用者報酬、企業所得が減少した。
 群島内総支出は前年度比1・6%減の三千四百二十五億一千五百万円。民間最終消費支出は増加したものの、政府最終消費支出、郡内総資本形成が減少し、全体でマイナス成長となった。
与論町で地元の食材使った料理講習
 与論町は二〇〇六―〇八年度あまみ長寿・子宝プロジェクト事業の一環で、島の食材を使ったメニューを開発しようと十二日、町保健センターに(社)全日本司厨士協会から大澤孝浩さんとマルコ・モリナーリさんの日本人、イタリア人の一流シェフ二人を招いた。料理講習会には食生活改善推進員や飲食店、民宿の調理担当者ら約七十人が参加し、素材のうまみの引き出し方を学んだ。また、二人を講師に「食で島興しについての講話」もあった。
 講習会は「巡るいのちのきょらじま創造事業」。同協会と(株)奄美総合研究所が協力した。マルコさんはイタリア料理の王様「マエストロ」の称号を史上最年少で受賞したデザート部門の巨匠。〇六年四月、国際料理コンクール「ルクセンブルグ ワールドカップ」のケーキ部門で優勝した。大澤さんは東京のホテル・オークラで二十五年間、シェフとして腕を振るい、現在は「食育」をテーマに料理研究家として幅広く活躍している。夫人が徳之島出身で奄美の食材について認識が深い。
 講習会ではキハダマグロやブダイ、シイラの魚とパンダマ、インゲン、サトイモなど手に入りやすい野菜十種類、黒砂糖、ざらめ糖を用意した。マルコさんと大澤さんでキハダマグロのカルパッチョ(サラダ感覚の刺し身)やオレンジ味の焼きプリン、トウガンのポタージュスープカプチーノ風(泡立て仕様)、ブダイの塩釜など十五種類を作った。二人ともじっくり火を通して素材のうまみを引き出すコツを参加者に教えた。
 講話で大澤さんは「旅行者は昼食や夕食は外で好きなものを食べる。そこには地域性は出ない」などと与論の民宿の形態から朝食の重要性を強調。与論島特産のハーブ茶や地場産食材のおかずを一品付け加えることで特産品に成長し、島興しとして生産拡大するという道筋を説明した。

3月18日(日)付 

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龍郷町の子ども博物学士講座が閉講、20人を「子ども博物学士」に認定

 龍郷町教育委員会主催の「子ども博物学士」講座の「大野検定」と閉講式が十七日、町中央公民館で行われた。昨年六月に開講以来、七回の講座を開いて奄美の豊かな自然科学を学んだ。閉講式に先立って六種の検定があり、検定の審査結果と講座の出席状況を総合評価して二十人を「博物博士」に認定し、一人に努力賞を贈呈した。
 七回の講座には四百人を超える小・中学生と保護者が参加した。
 この日は、七講座を基に@光る生き物AウミガメB外来種C星窪D海洋Eルリカケス―をテーマにした六検定があり、海洋検定では「サンゴ礁にはどんな役割があるのか考えてみよう」「オニヒトデは何を食べるので問題になっているの」などの問題を出した。
 「子ども博物学士」審査員は大野照好顧問、前園泰徳さん、森田郁朗さん、宇都宮英之さんの四人が務め、博物博士上級に六人、中級に十人、初級に四人が認定され、上級認定者には副賞としてデジタルカメラ、望遠鏡を贈呈した。

3月19日(月)付 

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日本洞窟学会が「沖永良部島ケイビング(洞窟探検)大会」開く

 知名町町制施行六十周年記念日本洞窟(くつ)学会「沖永良部島ケイビング(洞窟探検)大会」(同実行委員会主催)が十八日、同町フローラル館を主会場にあり、学術講演では発表者四人が沖永良部島の洞窟探検の概要や洞窟から発見された絶滅動物を解説や、ガイドの立場で同島洞窟の特徴を説明した。約八十人が聴講し、午後は総延長一万四百八十三メートルで国内二位を誇る同町上平川の大山水鏡洞を探検した。
 学術講演は横濱ケイビングクラブの牧野浩典さん、愛知教育大学の中川良平さん、長年洞窟探検ガイドを務める知名の山本先友さん、日本洞窟学会の後藤聡さん(東京スペレオクラブ)が講演した。牧野さんは同町久志検と上平川の境界に位置する大山水鏡洞探検の一九九四年から十二年間の成果を報告。島内二百カ所中百三十カ所の洞窟をこれまでに発見し、総延長一キロ以上が八カ所あることや、古里洞、白鳳洞など二千メートル級の洞窟紹介と今後、延長に期待が持てる洞窟を紹介した。
 種の絶滅について会場から「種の絶滅にはウルム氷期の影響があるのではないか」「地下ダムは鍾乳洞に直接的な影響は与えないか」などの質問があった。
 ウルム氷期(約七万―一万年前)は地球が現代より気温が八度も低く、北半球の大陸北部には大陸氷河が広く分布していたとされる時代。中川さんらは「種の絶滅はウルム氷期よりも山火事などの人為的な影響の方が大きいと考える」「鍾乳洞の分布と地下ダム建設のルートが外れているし、地下ダムの性質上、海に流出する水をためる施設なので影響はない」などと答えた。

オオトラツグミの「さえずり一斉調査」で78羽確認

 NPO法人・奄美野鳥の会(高美喜男会長)は十八日、国の天然記念物オオトラツグミの「さえずり一斉調査」を奄美大島の林道で実施した。個体数を把握して希少なこの鳥の保護につなげようと毎年、ボランティアの協力を得て実施している。十四回目の今年も島内外から百人余りが参加。奄美中央林道では過去最多の七十八羽のさえずりを確認した。
 オオトラツグミは同島だけに生息する。全長は約三〇センチで、ツグミ類では最も大きいが、生態など不明な点が多く、保護対策は十分でない。環境省は絶滅の危険が増大している「絶滅危惧(ぐ)U類」に分類している。同会はこの鳥がさえずり始める三月、一斉調査などをボランティアと実施している。
 調査は夜明け前の午前五時四十分から一時間、奄美市から宇検村までの奄美中央林道四十二キロを中心に実施。参加者は二人一組で片道二キロを往復し、オオトラツグミの鳴き声が聞こえる方向や時間を地図に書き込んだ。
 奄美市の金作原周辺の林道でも「キュロロン」と澄んだ鳴き声が聞こえ、参加者を喜ばせた。
 奄美中央林道の一斉調査でのさえずり確認羽数はこれまで〇五年の六十八羽が最多だった。高会長はボランティアの協力に感謝し、「確認羽数の増加は、森林の回復や外来種対策の推進などが要因に考えられる。今後も調査などを通じて多くの住民に奄美の自然と貴重な動植物の良さを知ってもらい、その保護と世界自然遺産登録の機運を高めたい」と話していた。

3月20日(火)付 

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「子ども110番」パトロールが出発式

 子供の安全確保などを目的とした奄美地区金融機関防犯協議会(築愛三会長)の「子ども一一〇番」パトロール出発式が十九日、奄美市名瀬の奄美署であった。同署員と同協議会会員約四十人が出席し、安全で安心な街づくりに向け決意を新たにした。
 同出発式は、同協議会が社会奉仕の一環として、奄美の子供の安全を確保する活動を行うことで社会に貢献しようとするもの。
 出発式ではステッカー交付後、築会長が「全国的に子供が被害者となる犯罪が増えている。社会奉仕の一環として活動してほしい」と会員らに呼び掛けたほか、上妻満夫署長が「会員や関係団体の日ごろの活動で管内は比較的平穏に推移している。皆さんの活動が、地域住民に安全で安心な街づくりの意識向上につながることを期待している。息の長い活動を」などと協力を求めた。
 会員代表が「奄美の子供たちの安全を確保し、安全で安心な街づくりに寄与することを誓う」などと決意表明した後、バイクに「子ども一一〇番の店」などと明記したステッカーを貼った郵便局員や銀行などの会員らが次々と同署を出発した。

徳之島で北朝鮮拉致被害者家族の講演会

 「想像して これがもし、あなたの大切な人だったら」―北朝鮮拉致被害者家族の徳之島記念講演会が十八日夜、徳之島町文化会館であった。被害者家族らは「一刻も早く解決し、故郷で待つ親に子どもたちを抱かせて」などと長年この問題に苦しめられてきた心情を涙ながらに語り、早期救出への協力と支援を呼び掛けた。突然引き裂かれた家族の悲痛な叫びに会場内はすすり泣く声で包まれた。講演前には拉致被害者の横田めぐみさんとその家族を描いた映画「めぐみ」も二回上映され、約千人が来場した。
 講演会には拉致被害者家族の市川健一さん・龍子さん(市川修一さんの兄夫婦)、増元照明さん(増元るみ子さんの弟)、斉藤文代さん(松木薫さんの姉)のほか、救う会鹿児島の花牟礼薫会長、特定失踪(しっそう)者問題調査会の荒木和博代表らが出席。
 講演で市川修一さんと中学、高校で一緒だったという救う会の花牟礼会長は「県内各地で署名活動などを展開してきたが、私たちの活動にも限界がきている。被害者の父や母も高齢で時間がない。私たちの思いは一つで、息子や娘を親に抱かせてやること」、市川さん夫妻は「人をさらって行くことが許されるはずがない。十年前に政府が本気で動いていればここまで苦しめられることはなかった。母も九十歳になる。袖も通していない大島紬を着けさせて息子を迎えさせたい」などと涙ながらに訴えた。
 斉藤文代さんは「弟はスペインで拉致された。五人兄弟の末っ子で唯一の男の子。生まれたときに父は喜んで近所に自慢していた。北朝鮮は死亡したとして動物の骨が混ざった他人の骨を送ってきた。悔しくてたまらなかった」、増元照明さんは「やさしかった姉が修一さんと拉致されてもうすぐ三十年を迎える。今の政府を信頼しているが、過去には官僚から『五人や十人のために国交正常化が駄目になっていいのか』と言われた時もあった。姉の三十年は戻らないが、この国が国民を守れるまともな国になるための犠牲だったら、姉も納得してくれるかもしれない」などと振り返りながら語った。

3月21日(水)付 

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泉二新熊氏直筆の掛け軸を龍郷町中勝集落へ寄贈

 名瀬在住中勝郷人会(中林充也会長)は二十日、龍郷村中勝(当時)出身で検事総長や大審院長などを務め、刑法の権威といわれた泉二新熊氏直筆の掛け軸を龍郷町中勝集落(重信義宏区長)へ寄贈した。掛け軸は遺影と共に新築工事が完了した真新しい中勝公民館の舞台横に飾られた。
 今年は泉二氏没後六十年に当たる。関係者によると、掛け軸は一九四二年に書かれたものらしく、名瀬在住中勝郷人会へ寄贈されたもの。「郷土協心楽共榮」と書かれており、約六十五年が経過している。
 掛け軸は名瀬在住中勝郷人会の歴代会長が保管していた。中林会長は「総会や敬老会の際に会場に掛けて鑑賞してきたが、郷土が生んだ偉人の貴重な遺品であり、紛失したりせず、しっかりと保管していくためには中勝集落へ寄贈した方がいいということになり、寄贈を決めた」と話した。
 中林会長ら役員三人が中勝公民館を訪れ、掛け軸を舞台横に飾った。重信区長(70)によると、反対側の舞台横には中勝集落出身で衆議院議員を務めたもう一人の偉人である大島信氏の遺影を飾ることにしている。
 同公民館の敷地は泉二氏の生家があった場所で、泉二氏が土地を集落に寄贈したという。敷地奥にあった「誕生記念碑」は入り口右側に移設する。公民館落成式は四月二十九日にあり、偉人の遺品が式典に花を添える。

読書会「島にて」が会誌第19号を発行

 読書会「島にて」の会誌第十九号=写真=がこのほど発行された。同会は昨年、発足四十周年を迎え、同号は記念誌となっている。
 読書会は一九六六年、県立図書館奄美分館長だった島尾敏雄氏の指導のもとに発足した。現在の会員は十二人。毎月第三土曜日を定例会とし、時には外部から講師を招いたりして活動を続けている。
 記念誌となる第十九号には、現分館長の津田修造氏や作家の出水沢藍子さんをはじめ会員や元会員が多数寄稿し節目を祝っている。B5変形版。五百円。

3月22日(木)付 

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宇検村田検のオオシマザクラの花が満開
 ○…宇検村田検の山林で樹齢百年余りといわれるオオシマザクラの花が満開となり、地域住民やサクラファンを楽しませている。純白の花びらが陽光を浴びて輝き、若葉とともにそよ風になびくさまは春の息吹のよう。
 ○…伊豆七島が原産。「明治のころ、田検の山林近くの峠で茶屋を営んでいた人が植えた」と伝わる。大小四本の木が残り、若葉と同時に花が開く。満開になったのは高さ十五メートルほどの大木の二本。山の緑に白い花が浮き立ち、同村湯湾の村役場付近からでもその位置が分かる。
 ○…田検集落では「集落の宝のサクラを守ろう」と、四十―六十歳代の男性らで組織する「四五六会」(佐々木信行会長)が中心となって周辺を清掃し、住民は満開期に花見を楽しみながらきずなを深めている。「春分の日」の二十一日は奄美市からも花見客が訪れ、春を満喫していた。

奄美独特の木造船「アイノコ」の小型軽量化で製作報告会

 かごしま産官学交流研究会・奄美伝統木造船部会が開発した小型木造船の試作品完成報告会が二十日、鹿児島大学であった。奄美独特の木造船「アイノコ」の建造技術継承と用途拡大を目的にしたもので、小型軽量化された木造船は直進性や安定性も優れていることが報告されたほか、レジャーなど新たな分野での活用も提案された。
 同部会は県工業技術センターの研究者や奄美の船大工らが中心となって二〇〇四年に発足。これまで設計図なしで建造されてきた奄美の伝統木造船を測定・図面化することから始め、そのデータを基に小型船を設計・製作。鹿児島大学の研究者らが性能試験を行った。
 モデルとなった「アイノコ」は全長六―七メートルだが、完成した小型船は全長四メートル、重さ約四十キロ。車の屋根などに載せて手軽に移動できるよう利便性などにも配慮した設計となっている。
 報告会では、県工業技術センターの恵原要さんや鹿大・水産学部の重廣律男教授らが、奄美の伝統木造船の特徴や小型軽量化した試作品完成までの経緯、性能試験の結果などを解説。観光やイベントなどでの活用を提案した。製作を担当した奄美市名瀬の船大工、坪山良一さん(43)も招かれ、小型船の特徴などについて発表した。

3月23日(金)付 

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加計呂麻島で呑之浦トンネルの安全祈願祭

 瀬戸内町加計呂麻島の県道安脚場実久線呑之浦トンネルの安全祈願祭が二十二日、呑之浦集落側の坑口であり、工事関係者九十人が出席して工事の安全を祈願した。同トンネルは延長六百三十五メートル。供用開始は二〇〇九年度の見通し。
 トンネル整備は島の幹線道路安脚場実久線改築工事の一環。島中央部の押角、呑之浦両集落間の峠越えのあい路を解消、道路距離で約八百メートル短縮する。坑内は幅九・二五メートルで車道五・五メートル、片側歩道二メートル。用地買収、道路整備など含めた総事業費は二十億円。 
 安脚場実久線改築工事では、三月六日に開通した俵トンネル(百五十メートル)に続く二本目のトンネル。完成すると農道加計呂麻トンネル(四百十メートル)を含め、島内では最長のトンネルとなる。
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