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鹿児島県立錦江湾高校(今増俊明校長)の一年生理数科生徒十五人、シニアリーダー一人、引率教諭三人が七月三十日から八月二日まで奄美を訪れ、奄美の自然環境を調査した。調査は同校が二〇〇五年度から取り組むSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の一環。滞在中、大和村の奄美野生生物保護センターなどを訪れ、同村内でセミの鳴き声、貝類の種類や分布について調査した。文部科学省は〇二年度から科学技術、理科・数学などを重点的に行う高等学校、中高一環教育校をSSHとして指定。現在全国で九十九校が実施し、県内では同校と池田学園が指定を受けている。科学の方法を体得し、科学者としての基礎知識を身に付けることなどが目的。同校は鹿児島大学とも協力、連係して調査している。同校が調査目的で奄美を訪れるのは昨年に続き二回目。 滞在初目は奄美市笠利町の歴史民俗資料館や県奄美パーク、原ハブ屋を見学した。また同町の大瀬海岸でのごみの分類、国籍調査を通して環境の維持、保護の課題を模索した。 昆虫班と貝殻班に分かれての課題研究は二日目から。大和村内で、セミの鳴き声に方言のようなものがあり、本土と違いがあるのではないか―との推測からICチップ内臓の録音機でヒグラシやアブラゼミなどの鳴き声を録音した。大和川では貝殻班が上流から下流に分布する貝類を採集し、その種組成について考察。二日間に渡ってデータを収集した。 上薗秀君(15)、高槻喜仁君(同)は「初めて見る生物がたくさんいた。とてもいい経験になった」「多くのごみが違う国から流れてきていることを知った。自分たちもごみを出さないことに心掛けていく必要があると思った」と語った。 |
| 本場奄美大島紬協同組合(赤崎拓郎理事長)のまとめによると、七月の大島紬の生産反数は千七百二十一反で、前年同月に比べ六百七十九反(28・3%)減と大きく落ち込んだ。男物は30・7%、女物は27・7%それぞれ減った。 七月の生産反数を経(たて)糸の密度で表す算(よみ)別でみると、十五・五算は千三百四十九反、十三算は三百七十二反。前年同月比で十五・五算は23・1%減、十三算は42・3%減となった。 染色別では主力の泥が千五十九反で39・7%減、化染は五百八十八反で25・9%減、草木泥は十四反増の五十五反、泥アイは十八反減の十九反だった。 製品の男女別では男物が三百二反、女物は千四百十九反。男物は百三十四反減、女物は五百四十五反減となった。 不合格は十六点で不合格率は0・93%。内訳は絣(かすり)不ぞろい七点、地合不良四点、傷三点などだった。 |
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奄美市笠利町の植物研究家、大野隼夫さん(85)が四日、県立大島高校教員時代の四半世紀にわたって採集した植物標本約三千七百点を同市奄美博物館に寄贈した。高齢の大野さんに代わり、教え子で沖縄の中学校教諭、比嘉清文さん(51)が同高校に保管してあった膨大な標本群をデータベース化、さらに「奄美の自然を考える会」(田畑満大会長)が展示公開記念セレモニーを企画するなど全面サポートして実現した。田畑会長は「標本の命名時や同定時の資料、フィールド観察時の情報比較、歴史的証拠資料としても活用できる」と重要性を評価した。数年前に大野さんが標本の所在を気に懸けていることを知った比嘉さんが、恩師の熱意に応えようと発起したのがきっかけ。大島高校に出向いて標本群を確認、知人らのカンパで自宅に標本を郵送してもらい昨年九月に作業に取り掛かった。今年二月から本格的に着手し六月に目録を完成。大野さんが初代会長を長く務めた「奄美の自然を考える会」が奄美博物館に寄贈を依頼して全面的にバックアップした。 標本は大野さんが大島高校教員だった昭和二十―四十年代を中心に、主に奄美群島で採れた千二百五十六種、三千六百九十点。うちコブランやヤドリコケモモといった絶滅危ぐ種など貴重種百三十四種、二百二十点も含まれる。大島営林署(現鹿児島森林管理署名瀬森林事務所)が一九三〇年から三二年にかけて採集した百二十四点など古い標本もあるが、傷みも少なく保存状態は良好だった。 また、奄美大島で未確認の植物が含まれている可能性があり、比嘉さんは「専門家に鑑定を依頼して新記録ならば沖縄生物学会で発表したい」と述べた。 セレモニーでは贈呈式後、大野さんが「展示物を見ると一枚ごとに何とも言えない感懐が沸き、誇りに思えてくる。植物に携わった時間は人生の旅路の旅情」と語り、関係者に謝意を表した。記念講話した比嘉さんは「先生の標本は奄美の宝。研究の礎にしてほしい」と話した。 コ永昭雄教育長は「全国から研究者が集うだろう」と歓迎。企画展は博物館三階で約三百点を展示しており、夏休みの課題研究にも活用するよう呼び掛けている。 |
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| 県企画課が発表した推計人口調査結果(七月一日現在)によると、県全体の推計人口は百七十三万二千四百二十五人(男八十万八千四百七十人、女九十二万三千九百五十五人)で、前年同月と比べ一万九百八十二人減少した。奄美の推計人口は十二万三千百四十二人(男五万八千四百七十九人、女六万四千六百六十三人)で、前年同月と比べ千七百五十七人の減。龍郷町のみ増加した。 総世帯数は七十三万二千四百五十六世帯で、前年同月と比べ三千二百二十四世帯増加している。奄美の世帯数は五万二千七百五十四世帯で、前年同月より三世帯増えた。 県全体の六月中の人口動態は、自然動態が二百七十三人、社会動態が五百十一人の各減。奄美は自然動態が三十人、社会動態が六十一人の減となった。 |
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| 合併して奄美市になった旧三市町村の市町村民歌がこのほど、編曲されて行進曲メドレーにまとめられた。市企画調整課では「市民の一体感の機運醸成に向けて各種体育大会などで活用してほしい」と呼び掛けている。 「奄美大行進曲」は奄美市誕生一周年を記念して市が陸上自衛隊第八師団第八音楽隊(熊本市)に編曲を依頼し、無償で引き受けてもらった。このほど、同音楽隊の演奏を収めた行進曲メドレーのCDと楽譜が市に届いた。 軽快な行進曲に編曲されたメドレーは名瀬市民の歌、住用村民歌、笠利町歌の順につながれており、長さは約十分。 同課では希望者にマスターCDの貸し出しを行い、活用を促す。住用支所と笠利支所にもCDを配布済み。問い合わせ先はTEL0997・52・1111内線315圓さん。 |
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日本赤十字社鹿児島県支部が主催する青少年赤十字リーダーシップトレーニング・センターが七月三十一日、与論町地域社会福祉センターで開かれた。町内の小学生から高校生まで五十五人が参加し、赤十字活動の意義や災害時の炊き出し、救急法などを学んだ。研修会方式の同センターは児童生徒のリーダーシップを培い、道徳観を高める教育プログラムの一環。活動の中では日赤職員らが@健康・安全(生命と健康を大切にする)A奉仕(社会のため、人のために尽くす)B国際理解・親善―などの実践目標を説いた。 児童らはレクリエーションで仲間をつくった後、災害時に欠かせない炊き出しの訓練に挑戦。炊飯袋に米と水を入れ、かまで煮立てて非常食を完成させた。午後の活動は健康安全プログラムでスタート。三角巾を利用してやけどやけがを負ったときの応急処置法を身に付けた。 与論小学校五年生の永井孝明君は「非常食のご飯は予想以上においしかった。台風で停電したときに利用してみたい」と感想を話していた。 |
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| 鹿児島県教育委員会はこのほど、県内で優れた活動を続けたとして二〇〇七年度の優良少年少女団体三団体、優良地域高校生クラブ等十七団体の計二十団体を決めた。奄美関係では喜界町の荒木子ども会(和田真喜子会長、会員四十八人)が選ばれ、関係者を喜ばせている。 荒木子ども会は十五年以上にわたり、毎月第三日曜日に集落内の道路や広場の清掃作業に汗を流してきた。また、県道沿い四カ所には花壇を整備、夏休み中も当番制で水やりを行うなど役割分担して作業を続けており、色とりどりの季節の花がドライバーの目を楽しませている。 このほか棒踊りや八月踊りといった伝統芸能活動をはじめ、敬老会や集落の祭り、遺跡発掘などの文化活動にも力を入れている。 吉報に和田会長は「育成会の先輩や会員たちの地道な活動が認められてうれしい。子供たちのために、集落のためにできることを今後も続けていきたい」と喜びを語った。子ども会会長の善原武士君(荒木小六年)は「朝早く起きたり、暑い中作業をしたりときついこともあったけど頑張ってきて良かった」と笑顔を見せた。 |
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棚田復元を共通の目標とする民間グループ三者による合同交流会が六日、奄美市名瀬のホテルであった。基調講話した清沢塾の中井弘和塾長と講話した鹿児島大学の四宮明彦教授は、命をはぐくむ田の役割などを説いたほか、三者代表が稲作の意義を強調しながら活動の継続に意欲を示した。三団体は静岡県静岡市の清沢塾、鹿児島県霧島市の竹子農塾、奄美市のあぶし会。鹿児島、静岡から二十人余りを含む約百人が参加した。 元静岡大学副学長でもある中井塾長は「食卓の風景から―いのちの農業を望む」と題し、朝食抜き、個食の増加などを紹介した上で「食卓にあった分け合い、感謝、祈りがなくなった」とし、食卓の変化が農業の原風景の喪失を生んでいるとして「ここ(奄美)から命の革命をやっていってほしい」と促した。 四宮教授は「リュウキュウアユの保護と水田」と題し、田がリュウキュウアユを含む多くの生物の命をはぐくむ源と前置きした後、リュウキュウアユの形態や特徴、危機的な現状を説明したほか、リュウキュアユを資源とした地域おこしなどを提案した。 三者報告では黒米作りを手掛けるあぶし会事務局の四本健治さんが会発足前から活動を振り返り「田植えと稲刈りは何とかできるようになった。自分たちで米を作ることは大事で今後も知恵を出して作っていきたい」と意欲を見せた。 続いて竹子農塾の萬田正治主宰は、棚田の保守や農村と都市の交流などを目的とした田主制度などを紹介しながら、農家のための農学校設立を目標に挙げた。清沢塾の竹内康敞事務局長は、無農薬、無肥料の自然農による棚田づくりの現状などを紹介した。 萬田主宰は「交流活動をもう少し続けていきたい。続けることでアイデアや方向性が見えてきたらいい」と感想を話した。 |
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| 県観光交流局は七日、二〇〇六年度における県外からのスポーツキャンプ・合宿状況を発表した。同年度に県内でスポーツ合宿を実施した団体は、五〇五団体(前年度比2・6%増)延べ七万二千人(同12・7%増)で過去最高を記録した。受け入れ市町村も、前年度より四町村増え二十八市町村となった。市町村別では、奄美市の一万四千百十一人(九十団体)が最多。種目別では、野球(一万九千二百二十七人)、陸上(一万八千三百三十八人)、サッカー(一万六千五十五人)がベスト3に入っている。 受け入れ人数の市町村別ベスト5は、奄美市、南さつま市(七千八百八十九人)、さつま町(六千九百七十人)、鹿児島市(四千二百五十一人)、志布志市(四千百七十五人)の順。前年に続きトップの奄美市は、陸上競技を中心とした冬場の合宿が多く、奄美スポーツアイランド協会など受け入れ組織も充実している。南さつま市は、韓国プロ野球のキャンプ誘致などで対前年度比52%増。志布志市もフェリーを活用した関西からのスポーツキャンプ誘致に取り組んだ結果、対前年度比50%増となった。 奄美では奄美市のほか、龍郷、宇検、瀬戸内、喜界、徳之島、天城、和泊の七町村でも県外からのスポーツ合宿を受け入れている。 団体種別では大学の二万七千三百四十九人(百十八団体)が最も多く、次いで社会人一万四千七百四十三人(百二十団体)、高校一万三千七百十三人(百六十四団体)、プロ八千六百五人(二十三団体)などの順。 このほか季節ごとの受け入れ状況では、一―三月の春季キャンプ期間が四万七千五百九十九人(二百四十五団体)と最も多く、全体の66%を占めている。次いで多いのは七―九月で夏休み期間中の高校合宿が多い。 県は〇六年度から温暖な気候を生かしたスポーツ合宿での観光振興を目指す新規事業「スポーツ観光王国かごしま確立事業」を市町村と一体となって進めている。県外からの合宿団体が増加した要因として観光交流局は、@全国大会でのキャンペーンなど誘致活動が実を結び、スポーツ合宿地として認知されてきたA実績のある市町村の受け入れ体制が充実、強化されたB韓国プロ野球の春季キャンプの開催Cスポーツ合宿ガイド作製による効果―などを挙げている。 |
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| 県酒造組合連合会が八日発表した二〇〇六酒造年度需給状況によると、アルコール度数二五度換算での黒糖焼酎の生産量は一万二千六百九キロリットルで前年度比22・6%減、製品出荷量は一万五百五十一九キロリットルで3・1%減となった。出荷量は依然高水準ながら、一九九八年度以来の前年度実績割れ。同連合会の吉野馨副会長は「需要はあり、憂慮するような状況ではない」と話した。 黒糖焼酎は全国的な本格焼酎ブームに乗って二〇〇〇年度以降、出荷が急伸。特に〇二年度から〇三年度にかけては50%近く伸び、一万九キロリットル台に到達した。激増する需要に生産が追い付かず、銘柄によっては本土でプレミアム価格が付き、地元で手に入らない事態もみられた。 複数の黒糖焼酎メーカーによると、生産と出荷の実情は各メーカーでばらつきがみられる。「島内は厳しいが、島外出荷は年10%の水準で伸びている」「予想したほど需要が伸びず、生産調整に入っている」「貯蔵タンクが空いた分の生産を続けているが、銘柄によっては依然、注文に追い付けない状況もある」などと話している。 吉野副会長は「黒糖焼酎は二、三年熟成させて出荷するのが本来の姿。一時期、在庫が注文に追い付かず、造った先から出荷するところもあったようで、味の低下を指摘する声も聞かれた。出荷の落ち込みも、熟成によって質を一定に保とうという取り組みの表れだろう」とも話した。 連合会集計によると、黒糖焼酎の〇六年度在庫は三万六百十四九キロリットルで、前年度に比べ4・7%増えている。 |
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奄美市の国立療養所「奄美和光園」(前川嘉洋園長、入所者五十九人)の夏祭りが七日、あった。会場には地域住民や医療・福祉、教育関係者らも多数集まり、入所者と一緒になってカラオケや子供たちの遊戯、六調などを楽しんだ。和光園祭りは地域との交流促進が目的で今年で十六回目。前川園長は「和光園の現状を知ってもらい、将来についてもみんなで考えていきたい。入所者には子供や地域住民と仲良く交流を深めてほしい」と話した。 祭りは同所職員による朝花節、らんかん橋節で幕を開けた。入所者と交流を深めている「ふれあい和光塾」の家族や保育園児、奄美人権擁護委員協議会の関係者などが大勢参加。舞台で歌や踊りなど、多彩な催しで会場を盛り上げた。恒例となっているカラオケやスイカ早食い競争があったほか、NHKのど自慢に出場した浦上相撲同好会が「すもうダンス」を披露。会場からは笑いや歓声が起こり、会場のボルテージは一気に最高潮に達した。 雨のため、予定していた花火は中止になったが、最後は全員で六調を踊り、祭りの最後を締めくくった。 |
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六十二回目の長崎「原爆の日」の九日、奄美市名瀬のホテルで鹿児島県原爆被爆者協議会奄美支部(奥田静男支部長)主催の原爆犠牲者慰霊祭が営まれた。奥田支部長は平和宣言で「核廃絶を世界の先頭に立って訴え、世界平和を導いていく使命がある」と誓った。久間章生前防衛相の原爆投下「しょうがない」発言などを受け、奥田支部長は「被爆者は激しい憤りを感じており、被爆者の心を踏みにじらないよう配慮してほしい」などと強調した。慰霊祭には遺族や被爆者約五十人が参列。犠牲者のめい福を祈りつつ、平和と核兵器廃絶の誓いを新たにした。原爆投下時刻の午前十一時二分、元てい身隊員の豊田サチエさん(84)が平和の鐘を打ち鳴らし、参列全員で犠牲者に黙とうした。 奥田支部長は憲法改正の動きを懸念。「この素晴らしい平和を守る九条を変えることは絶対に許すことはできない。世界平和こそ人類の幸福である」などと述べた。 平和の鐘を鳴らした豊田さんは、敗戦の半年前にてい身隊を志願して長崎入りし、同郷の後輩三人は造船所で、豊田さんは寮でそれぞれ働いていた。そして被爆。造船所は爆心地に近く、三人の行方は今も分からないという。 豊田さんは「原爆や戦争の恐ろしい事実や悲しい体験を若い世代に伝えることは私たちの使命です。世界平和という大きな輪を子供たちにつないでいきたい」などと語った。 県健康増進課によると、被爆者手帳(三月三十一日現在)は名瀬保健所管内で百八十四人、徳之島保健所管内で三十五人が所持している。 同協議会奄美支部の会員は約百七十人で、平均年齢は八十歳を超え、高齢化している。 |
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本場奄美大島紬販売協同組合(池島隆二理事長)は九日、第十六回大島紬秀作コンテスト入選者を発表した。入選したのは龍郷町の興辰雄さんなど十二社・人。同組合がこの二年間に仕入れた約千反の中から柄や色目、かすり使いに優れ、消費者ニーズに合った三十点を選出した。入選作品は全国での販売に先駆け、十―十二日に同組合である二〇〇八年新成人用紬展示即売会で販売する。コンテストは生産意欲の向上などを目的に行われている。秀作に選ばれた作品の内訳は十三算(よみ)部門五点、七マルキ部門十七点、九マルキ部門八点。同組合は今年の特徴として「古典柄を新しい感覚でアレンジした作品が多く入選した」としている。 入選作品は今後、産地のリード商品として観光物産展や紬の祭典などに出品される。 入選者は次の通り。(敬称略) 興辰雄(六点)大瀬久幸、水間輝利(以上各四点)中村利信、恵絹織物求i以上各三点)岡江武美、西村公一、牧一義(以上各二点)武島トヨ子、谷崎達志、原絹織物梶A福山アイ子(以上各一点) |
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| 県統計課が九日発表した二〇〇七年度学校基本調査(五月一日現在)で少子化に伴う児童・生徒の減少傾向が改めて浮き彫りになった中で、奄美の減少率は緩やかだった。中学三年生と小学一年生の在学者数を比較すると、県全体85・2%に対し奄美は93・0%。奄美には小学一年生の方が多い自治体もあった。 県全体の中学三年生は一万九千十三人、小学一年生は一万六千百九十八人で、二千八百十五人(14・2%)少ない。このうち奄美は中学三年生千四百六十六人、小学一年生千三百六十三人で、百三人(7・0%)の減少となっている。 市郡別にみると鹿児島市14・2%減、霧島市9・9%減、鹿屋市12・7%減、薩摩川内市7・4%減、日置市23・4%減、曽於市25・5%減など。県内の多くの市町村で大幅な児童・生徒の減少が見込まれている。 一方、奄美では奄美市が5・8%減、大島郡が7・8%減。郡部十一町村の多くで一学年の児童・生徒数が二ケタ台に落ち込み、その後は横ばい傾向となっている。このうち瀬戸内、龍郷、喜界、知名の四町ではわずかながら小学一年生が中学三年生を上回っている。 |
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