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| 奄美市選挙管理委員会(久保忠義委員長)は十日、臨時委員会を開き、十一月十九日の任期満了に伴う奄美市議会議員選挙(定数二十六)の日程を十月二十一日告示、同二十八日投開票と決めた。立候補予定者説明会は十月二日、市役所四階会議室で開く予定。 昨年三月の市町村合併で奄美市が誕生して初めて行われる市議選。在任特例でスタートした同議会は、今年の三月議会で自ら決議した自主解散を六月議会で否決し、市民から強い批判を浴びている。 議員数は六月議会で六人が辞職し現在三十五人。現段階では三十人前後の立候補が取り沙汰されている。 六月一日現在の有権者数は三万八千九百二十八人(男一万七千八百九十三人、女二万一千三十五人)。 |
二〇〇八年新成人用紬展示即売会(奄美市紬の日実行委員会主催)が十日、本場奄美大島紬販売協同組合(池島隆二理事長)展示場で始まった(十二日まで)。会場には第十六回大島紬秀作コンテストに入選した三十点を含む約五百反の大島紬と、小物類が展示され、来春成人式を迎える女性などが熱心に品定めを行った。紬の日実行委員会は奄美市や同協組、奄美大島商工会議所、本場奄美大島紬協組などで組織。一月五日を「紬の日」と定め、大島紬の振興に努めている。 展示即売会は帰省客が増える盆休みの時期に開催されている。割安な産地価格に加えて、帯や草履、小物類まで同じ展示場でそろえることができる。 祖母と母親に見守られながら成人式用の紬の品定めをした神奈川県在住の短大生(19)は「奄美ならではのきもの。新鮮でいい感じ」などと話していた。 今年の旧名瀬市における成人式の紬着用率は男性34・0%、女性42・9%、全体では過去最高だった昨年より7・4ポイントダウンの38・9%だった。 |
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| 埼玉県越谷市に本社を構えるロボットシステムメーカー・ロボテック(株)(山喜義則代表)が二〇〇八年九月、与論町に製造工場を開設することが決まった。同町への企業進出は四件目。約十人の地元雇用を見込んでおり、町総務企画課は「町の活性化につながる好材料。Uターン就職の受け皿となり、雇用促進が図られる」と期待している。 同社は一九九五年に設立し、業務用ロボットの部品製造などを手掛ける。山喜代表が同町那間出身で以前から工場開設を希望しており、町との交渉で合意した。建設地は茶花付近を検討しており、システム制御盤などを製造する。 今年に入って同町には部品メーカー・(株)日本マルコ(本社・横浜市)が〇八年四月の操業開始を予定し、工場進出を決めた。企業誘致に力を入れる町の取り組みが成果を表しつつある。ロボテックは現在、幹部候補社員を募集中。業務内容などは同社ホームページで閲覧できる。 |
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奄美大島出身のボーカルグループ「スパークリング☆ポイント」のがい旋ライブが十一日、奄美市のライブハウス「ASIVI」であった。メンバーの亜衣里(19)=奄美市名瀬出身=、明日香(同)=同市笠利町同=、梓(18)=大和村同=がニューアルバム「サンキュー!」収録曲を中心に十二曲を熱唱、若さ弾けるステージを繰り広げた。地元ファンやメンバーの知人をはじめ、東京からの追っ掛け組も詰め掛けたライブは「トロピカルビーチ」でスタート。 「さよならのかわりに」では「中学を卒業して友達と離れる時に思い出して」(梓)と透き通った高音を響かせながらしっとりと聞かせ、亜衣里が「台風にさらされても咲く花のように強くなりたい」との思いを込めた「ハイビスカス」、明日香の奏でる三味線が心地良い「ルリハコベ」などが続いた。 さらににぎやかなサンバ調の「いも〜れ奄美」では会場もノリノリ。なまり全開のMCで何度も感謝の気持ちをつづりながら一時間余りのステージを展開した。 |
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| 沖縄県北部と奄美の自治体で組織する奄美・やんばる広域圏交流推進協議会の二〇〇七年度総会が十三日、知名町のフローラル館であった。〇六年度事業報告や〇七年度計画など五議案を承認し、両地域の連携強化を再確認した。役員改選で奄美群島広域事務組合管理者の平田隆義奄美市長が新会長に決まった。 総会には北部広域市町村圏事務組合と奄美群島広域事務組合に加盟する自治体の首長や担当課職員ら約八十人が出席した。協議会の事業は@広域交流促進事業A産業振興事業B人材育成事業―が柱。〇六年度は奄美TIDAネシア塾(沖永良部)や奄美・やんばるスポーツ交流(奄美市)などを実施した。 〇七年度事業は沖縄・与論交流サイクリング(八月、与論町)や「やんばる産業まつり」(十月、沖縄県)への参加を計画している。総会中は徳之島―那覇間の航空路線や世界自然遺産の話題なども取り上げられた。 会長以外の新役員は次の通り。(敬称略) ▽副会長 島袋吉和(北部広域市町村圏理事長)▽監事 古竪正幸(同)瀬木孝弘(奄美群島広域事務組合幹事長) |
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| 県観光交流局かごしまPR課がまとめた七月の県内大島紬生産状況によると、生産反数は前年比22・4%減の五千六百五十五反で、生産額は22・9%減の二億九千三百二十二万一千円だった。 県内大島紬の生産反数は二〇〇五年九月に前年同月を上回って以降は減少に転じており、二十二カ月連続で前年同月を下回った。生産額は〇四年十一月以降、三十二カ月連続で下回っている。 |
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健康長寿食材として注目されている島野菜のハンダマでピザを作り、商品化した人がいる。奄美市名瀬朝日町で宅配・持ち帰りの「ピザリコ」を経営する福井みさきさん(29)。健康志向を反映して評判も上々。福井さんは「伝統野菜のよさと、農家の思いを伝えたい」と張り切っている。福井さんがハンダマに注目したのは岡山洋一さん(66)=奄美市名瀬小宿=との出会いがきっかけ。通常は露地でほったらかしのハンダマがハウスで丁寧に作られていることに驚いた。「島の伝統野菜だから、皆にもっと知ってもらいたい」との思いに共感し、「私にもできることを」と考えた。 ハンダマはビタミンはキャベツの十倍、鉄分も豊富。福井さんの祖母は「血を作る作物」と教えてくれたという。ハンダマの風味を生かしつつ、ぬめりを取るなど苦労を重ねた結果、商品化に成功した。甘辛ソースが食欲をそそる。 顧客からは「食べやすい。おいしい」と高い評価を受けた。イカやエビなどこだわりのトッピングをする人も。今後は食感などを工夫し、もっと食べやすくする考えだ。店は島で取れたトマトの商品も販売している。 |
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| 第三回南九州地区吹奏楽コンテスト(宮崎県など四県吹奏楽連盟主催)は十日、都城市総合文化ホールであり、中学校の部で亀津中吹奏学部(松田慶次郎顧問、部員二十人)が二年連続の最優秀賞に輝いたほか、最優秀演奏者賞の「きらめき賞」にフルート奏者の福田吾咲さん(同中三年)が選ばれた。古仁屋中は優良賞、天城中は奨励賞を受賞した。 二年連続で最優秀賞を受賞した亀津中は「百年祭」(福島弘和作曲)、「キリバーンの丘」(R・シェルドン作曲)の二曲を演奏。三年生の稲島裕香部長は「受賞したことで先輩たちとの約束が果たせた。落ち着いていい演奏ができた。皆さんのおかげ」と保護者らに感謝。きらめき賞に輝いた福田さんは「自分のベストが出せた」と笑顔で話した。 松田顧問は「百点満点だった。緊張した県大会での経験を生かせたことが大きかった。よく頑張った」などと生徒たちの健闘をたたえた。 |
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和泊町内の小学生を対象にした「夏のわらんちゃ手話教室」が七日から九日までの三日間、町保健センターであった。手話を学ぶことで福祉への理解を深めてもらおうと昨年に続いて二度目。小学一年生から四年生まで十六人が参加し、あいさつや簡単な日常会話をマスターした。教室は町社会福祉協議会が主催し、事務局長の村山稔さんが講師を務めた。「食べる」「走る」などの動作を表す方法から始まり、あいさつや自己紹介も指導した。村山さんは手話を使う際の心構えについて「恥ずかしがらずに勇気を持ち、相手と接しよう」と説明。子供たちは見よう見まねで細かい動きも覚え、上達ぶりを見せた。 最終日の九日は家族紹介がテーマ。「私の家族はお父さんとお母さんと私の三人です」などと一人ひとりが発表し、終了後は記念の賞状を手にした。大城小三年の今井伶君は「言葉を話さずに気持ちを伝えるのは難しかった。耳が不自由な人を見かけたときは思い切ってあいさつしたい」と話していた。 |
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二〇〇七年産からの品目別安定対策への移行を見据えて、サトウキビの増産対策に取り組んでいる龍郷町はイノシシ対策も進めている。昨年十二月には町内二カ所に防護柵を設置。町側は効果を見て増産プロジェクトに組み入れたい、と考えている。防護柵は芦徳と戸口の二カ所に設置した。事業費は二十万円。張り巡らした線に触れると電流が流れる仕組みだ。「一昨年、山すそのほ場にイノシシが頻繁に出没し、キビを食い荒らした。農家の生産意欲が減退するような状況になったため、設置した」(竹田泰典産業振興課長)。 イノシシは昨年冬から春にかけてはあまり出没せず、今のところ、効果は未知数だが、イノシシ対策はキビ増産には不可欠。町側は効果を見極めた後、増産プロジェクトや町単独事業での拡大を計画している。 |
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奄美の島唄や琉球芸能を発信している兵庫県神戸市の琉球ワールドで十二日、瀬戸内町与路島の八月踊りが披露された。島の伝統芸能を継承する関西与路会(新納秀仁会長)が上演した。女性がリードする神高い踊りと唄が観客を魅了した。出演したのは与路会の男女二十人。女性は浴衣を新調し、男性もそろいの法被で舞台に立った。女性陣が「稲すり節」「よいすら節」でのど慣らしした後、男性陣も加わって八月踊りがスタートした。 与路の踊りは唄も太鼓も女性が主役。入場曲の「しょうしりゃれ」で始まり、「山ぬ流れ」などを踊り、逆方向の左に回りながら踊る「おこれこれ」で締めた。一曲ごとに踊りも囃子(はやし)も変わり、テンポアップ。舞台は高揚感に満ちていった。 与路は「神高い島、霊威(せじ)高い島」で知られ、八月踊り歌にもノロ伝承が盛り込まれている。「山ぬ流れ」は琉球王国時代、島が徳之島の山集落と同じ間切(行政区)だったことを伝えているほか、興味深い歌が多い。 今回の上演はラジオ局「FMわいわい」で奄美の島唄と文化を紹介する番組を担当している大橋愛由等さん(52)が橋渡しをした。大橋さんは「今後は他の郷友会の八月踊りも紹介したい。関西には喜界、沖永良部の郷土芸能を継承している団体もあり、積極的に出演を呼び掛けたい」と話した。 |
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龍郷町中央公民館が町内を巡回する読み聞かせ会が十六日、戸口地区振興センターであった。子供たちにもっと方言に親しんでもらおうと集落内のお年寄りが紙芝居を方言に訳し、この日初めて披露、親子連れら約三十人はシマグチの良さを実感した。読み聞かせ会は毎年開いており、今年は町地域女性団体連絡協議会(伊勢るり会長)の協力を得て四カ所で実施している。 方言紙芝居は保義廣館長と、戸口に住む武義辰さん(80)のアイデア。童話「しっぽのないさる」の全訳を武さんが担当、「話し言葉とは違い文章を方言に直すのは難しい」と何度も推こうを重ねた。 「ヤマヌクヮザルクヮンキャヤ、キシャゴッコアスビガ、ムールスキドォ…」(お山の子ザルたちは、汽車ごっこが、大好きです…)。 武さんが身ぶり手ぶりを交えながら語り始めた。園児が多かったため理解には少し難しい様子だったが、絵を見比べながらじっと聞き入り、シマグチの持つ雰囲気を肌で感じていた。 この後、改めて現代語版を披露したほか、町地女連メンバーによるパネルシアターもあり、子供たちはお話の世界をたっぷり楽しんだ。 元町文化協会会長でもある武さんは「私たちが子供のころは集落の先輩から昔話を聞いたり島唄を通して人生の教訓を学んだが、今はその機会が少ない。正しい方言も伝承していかなければならない」と話した。 |
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瀬戸内町加計呂麻島・諸鈍の椎原俊(しいはら・たかし)さん(73)はアルミ缶や釣り道具など身近な物を利用したユニークな客船の模型作りで地域の話題を呼んでいる。椎原さんは四年前に大阪から同集落にIターン。「ここは周りを気にせず作業ができる。人がいい」と同島の温かい環境を気に入り、創作意欲は高まるばかりのようだ。椎原さんは大阪での仕事を退職後、住みやすい環境を求めて同集落へ移住。「(隣集落の)生間から坂道を上り、見えてきた景色が印象深かった」と諸鈍を選んだ理由を話し、「ここまで不便だとは思わなかったが、島の行事にも参加し、だいぶ慣れてきた」と満足している。 客船の模型作りを始めたのは三年前。「突然作り始めて、何ができるのかと思った」と驚く妻の満智子さん(67)をよそに、連日、アルミ缶と向き合う日々は続いた。アルミ缶をカッターナイフや彫刻刀で切り出し、船の外壁に、窓は弁当箱のふた、廊下の柵には釣り糸を使用。「ここは道具を買いに行くにも船で古仁屋に行かなければならないので」とボールペンの芯、つまようじなど、身近な物を創意工夫して何でも使った。 大きさによって三百分の一、百七十五分の一の縮尺で作り、現在は七隻目を制作している。これまで制作した最大作品は世界で二番目に大きいといわれる「エクスプローラー・オブ・ザ・シーズ」(一三七、〇〇〇トン)。縮尺三百分の一でアルミ缶百四十個を使い、約八カ月、ほぼ毎日十時間の制作期間を要した。窓やプール、ベンチ、救命ボートなど細部に至るまで気を配り、その豪華さを表現している。 模型作りの評判は地域にも広がり、学校や町の文化祭にも出品。技量を買われ、一昨年は同集落の伝統行事、諸鈍シバヤに使う面や絵の制作を任された。絵画の趣味もあり、先日、諸鈍のデイゴと海岸を描いた40号の作品を仕上げたばかり。その絵とクリスマス用の電球を内部に仕組んで作った客船は好評を博し、すぐに地域の人の手に渡った。 「世界のどこにもない作品。ぜひ多くの方々に見ていただきたい」と満智子さん。椎原さんは「昔と今の船は全然違う。今後は軍艦や昔の客船などを作ってみたい」と今後の夢を話し、「やはり好きだから飽きることはない。いつも上を向いて、追究していくことが楽しみであり、生きがい」と笑顔を見せた。客船模型、絵画は販売も行っている。 |
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○…徳之島町手々集落(深見公信区長、七十六世帯)で十五日夜、町無形文化財の伝統行事「ムチタボリ」があった。三味線とチヂンのはやしに合わせて男女が舞い、五穀豊穣などを祈願。見物客らが写真に収める姿もあった。○…午後八時すぎから、手々小中学校の山手にある「殿地」と呼ばれる民家を皮切りに計六軒の民家を巡回。白い布を頭からかぶって扇子と棒を手にし神様に扮(ふん)した男性陣と、豆絞りの手ぬぐいで頭を覆った浴衣姿の女性陣が、三味線とチヂンの伴奏に踊りを披露。夕方には子供らも大人たちと同様のコスチュームで家回り。もちやお菓子などを振る舞われた。 ○…踊りは三百年以上前から伝わるとされる。深見区長によると、独特の姿はノロ神の由来もあるという。従来は旧盆の十五日に行われていたが、集落の過疎・高齢化から、盆で帰省する出身者にも参加してもらおうと六年前に月遅れ盆に変更した。 |
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奄美市名瀬の佐向啓義さん(56)は十四日、名瀬港内で今年三匹目となる二七・八キロ、一一八センチのカマジ(ロウニンアジ)を上げた。この一週間前にも同所で一八キロの同魚を上げており、釣果続きに「いつかは自分と同じ体重の魚と勝負したい」と笑顔で語った。「前回釣ってから一週間。(獲物は)まだ港内には入っていないだろう」と期待はなかったが、早朝から竿(さお)を出していたところ、強い引きを得た。ものの十分ほどで上げた魚は先週より約十キロも重いサイズ。 「カマジはこれからも入ってきそうだ。大物はいつ釣ってもやっぱり興奮する。ほかの釣り人にも味わってほしい」と引きに満足げだった。 |
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