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| 県大島支庁保健福祉環境部地域保健福祉部はこのほど、二〇〇七年三月末現在(住民基本台帳)の奄美の市町村別高齢者状況をまとめた。六十五歳以上の人口は三万五千三百三十九人で、高齢化率は前年同期比〇・二ポイント増の28・0%となり、県平均を二・五ポイント上回っている。市町村別では宇検村が38・2%で最も高く、逆に低かったのは奄美市の24・1%となっている。 奄美の総世帯数は五万九千三百九世帯、人口は十二万六千二十一人で前年同期より五百九人減っている。六十五歳以上の人口は男性一万三千八百七十九人、女性二万千四百六十人の計三万五千三百三十九人で前年同期より百四十人増えた。 高齢化率を市町村別にみると、六町村が30%を超えている。宇検村のほか大和村34・7%、伊仙町33・6%、喜界町32・9%、瀬戸内町32・8%などが高い。低いのは奄美市や徳之島町26・4%、龍郷町28・6%、与論町28・8%など。 独り暮らしの高齢者は全体で一万四百六十四人で前年同期より百三十九人増えている。高齢者人口に占める割合は宇検村や奄美市など五市町村が30%を超えており、全体では29・6%となっている。 |
| 防衛省は三十一日、喜界島の通信傍受施設・通称「象のオリ」の整備関連費として、二〇〇八年度予算の概算要求に約五億四千万円を盛り込んだ。年末の政府予算で認められると、用地取得交渉に乗り出した一九九四年度からの予算総額は約三百二十七億円に上る。同施設は、米海軍が沖縄県金武町のキャンプ・ハンセンに移設した新「象のオリ」のようにアンテナの高さや形状などは棒状で目立たない近代的な設備。新施設の任務は明らかにされていないが、主に朝鮮語や中国語専門の隊員が配属され、軍や一般で交信される情報などを二十四時間態勢で傍受し、防衛省情報本部や米国に提供されるものとみられる。 同庁広報によると、要求の内訳は本体の通信機器維持費に約三億八千万円、施設整備費に一億六千万円となっている。 |
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奄美市自主文化事業「奄美十五夜唄あしび」が一日、同市の奄美文化センター屋外ステージであった。同センター開館二十周年を記念して四年ぶりに復活した企画。シマジマに脈々と息づいてきた島唄の神髄を堪能してもらおうと森沢信弘さん(85)、相方伊集院リキさん(89)=ともに同市笠利町用出身=らカサン唄のベテラン唄者を迎えた。ほか竪琴奏者の阿世知幸雄さん、司会進行に築地俊造さんと豪華な顔ぶれも出演。三百人を越す島唄ファンが会場を埋め、ステージにこだまするB森沢節Cに酔いしれた。イベントは二〇〇三年まで延べ十一回実施してきたが、名瀬市(現奄美市)の大幅な予算カットに伴い休止に。今年は開館二十周年を迎え、指定管理者制度で施設の管理運営に当たる(財)奄美市開発公社が中心となって開催にこぎつけた。 森沢さんは名唄者として名高い故池野無風氏の弟子で、伊集院さんは池野氏の実妹。舞台にはシマの唄あしびを意識した座敷風のセットが用意された。 午後七時すぎ、森沢さんらは「朝花節」を皮切りに「しゅんかね」などを披露。観客からは森沢さんらの張りのある声と飾り気のない節回しにため息がもれた。続いて阿世知さんも加わり三味線と竪琴の競演を展開した。 |
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関西崎原会の里帰り親ぼく記念闘牛大会が二日、伊仙町崎原の崎原闘牛場であった。関西崎原会の一行を地元集落が歓迎。全十三番の取組があり、互いに交流を深めながら、一緒に「牛なくさみ」を楽しんだ。関西崎原会一行は二十三人。午前中は集落の公民館で懇親会があり、闘牛は午後からの開催となった。 記念闘牛大会は同集落の基山初男さん(46)が中心となり、崎原青年団の後援で開催。入場無料も手伝って、十三番の好取組を多くの来場者が見守った。 崎原会の伊田良弘会長(55)は「中学卒業以来、三十数年ぶりに島に帰ってきた。子供のころの風景と変わりはしたが、集落の方々の歓迎はとてもうれしかった。十年に一度くらいは闘牛大会をしてほしい」。主催した基山さんは「記念闘牛大会は七年ぶり。闘牛大会の準備は大変だったが、出身者の方々との交流をこれからも継続させていきたい」とそれぞれ笑顔で話した。 |
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東京のプロ和太鼓集団「太鼓打 魁(てこうち・さきがけ)」の結成十周年記念奄美公演(泣Iフィスケイグループ主催)が二日、奄美市笠利町の県奄美パーク奄美の郷イベント広場であった。吉田博文代表が同町出身という縁で初実施され、同じく笠利町の道の島太鼓との共演も実現。躍動的なばちさばきと力強い鼓動で多くの観客を魅了した。「太鼓打 魁」は一九九七年に結成し、メンバーは八人。国内各地のほかオランダや南アフリカなど海外でも幅広く演奏活動を行っている。この日は吉田代表の親族や鹿児島在住の両親をはじめ、大勢の観光客らが会場を埋める盛況ぶりを見せた。 オープニングは波の音を表現した演奏で始まり、「サムライ」や「風雲」など時に雄々しく、時に華やかにリズムを刻んだ。途中には獅子舞も登場し「頭をかまれると家内安全、商売繁盛」と古来の言い伝えに沿って獅子二匹が客席を巡回。次々とハナを差し出す観客や泣き出す子供もいて会場を沸かせた。 道の島太鼓との共演では二十人余りの奏者による迫力の演奏が繰り広げられ、奄美と和の鼓動が交錯した。 幕あいには、タレント活動も行う吉田代表が軽妙なトークで客席を笑わせ、念願の古里初公演に何度も感激と感謝の言葉を述べた。 |
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鹿児島県が少子化対策の一環として募集したキャッチコピー大賞の入賞者がこのほど決まり、永美咲さん(面縄中三年)の作品「『ほめられた』ただそれだけなのに なんだか一日ハッピー!」が次世代育成支援対策協議会長賞を受賞した。三十一日、県大島支庁徳之島事務所で表彰式があり、同事務所の川野拓郎所長が永さんに賞状などを手渡した。事業は県が少子化対策の意識啓発の取り組みとして、子供や子育て、家族をテーマに、その楽しさや感動などを表したキャッチコピーを募集。一般とジュニア合わせて五百二十四点の応募があり、審査の結果、永さんの作品が県知事賞に次ぐ評価を得た。 表彰式で川野所長は永さんの作品について「長寿の島である徳之島から素晴らしいコピーが出た。県ではこのコピーを十一月に実施する少子化キャンペーンに使用していきたい」と感謝。五人兄弟の三番目という永さんは「テニス大会で三位に入り、家族らに褒められた時のことを思い出して作品にした。自分も人に喜んでもらえるように何でも頑張りたい」と笑顔で話した。 |
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輸血用血液を搬送中の自衛隊機が奄美市名瀬のらんかん山に墜落、十三人が犠牲となった事故から四十五年。三日、「くれないの塔」で慰霊祭があり、参列者らは「事故の記憶を風化させてはならない」などと語り、犠牲者のめい福を祈った。奄美大島青年会議所や海上自衛隊第一航空群司令の坂田竜三海将補ら自衛隊関係者ら約二十人が参列し、人命救助に殉じた犠牲者の御霊に焼香、献花した。また、自衛隊機(P―3C哨戒機)三機が慰霊飛行した。 事故は一九六二年九月三日午後四時五十五分ごろ発生、輸血用血液を搬送中の自衛隊機がらんかん山に墜落し、隊員十二人と市民一人が犠牲になった。翌年、奄美大島青年会議所が呼び掛け、「くれないの塔」を建立した。 慰霊祭は一九九四年の三十三回忌を最後に行われていなかったが、三年前から同会議所が中心になってくれないの塔周辺の清掃など実施している。藤井愛一郎理事長は「事故から四十五年たったが記憶を風化させてはならない。今年、徳之島で急患搬送に向かう自衛隊ヘリの墜落事故が起きた。離島医療の抱える問題を考える日にしたい」などと語った。 |
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与論小学校6年の有馬麗可さんが女子サッカーの県代表に選ばれ、第21回全国少年少女草サッカー大会(日本サッカー協会など主催)に出場した。県代表「鹿児島ドリームズ」は準優勝を達成。有馬さんは優秀選手賞を獲得し、関係者を喜ばせている。大会は8月19日から21日にかけて静岡市内で行われ、女子の部32、男子の部256の計288チームが出場した。鹿児島ドリームズは初戦から順当に勝ち進んだが、決勝で東京都代表の「バディサッカークラブ」に3―0で敗れた。 有馬さんは4年生のころに競技を始め、与論小サッカー部では唯一の女子選手。ミッドフィルダーとして県代表に選ばれ、準決勝ではゴールを決める活躍を見せた。大会を振り返って「全国のレベルは高く、決勝戦は少し緊張した。ドリブルの技術を磨いてもっと上を目指したい」と語り、次の目標へ向けて気持ちを新たにしている。 |
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奄美大島内の小中高校で開催される鹿児島大学学友会吹奏楽団(吉田健太主将)の演奏会が、奄美市笠利町の宇宿小学校(中村彰雄校長、児童三十六人)を皮切りに四日から始まった。会場には児童ほか、地域住民約九十人が鑑賞に訪れ、校内に響き渡る楽団七十八人の生演奏に聞き入っていた。演奏会では「汽車の歌メドレー」や「ラ・バンバ」「ボギー大佐」など八曲を披露。楽器紹介もあり、普段あまり見ることができない長さ百四十センチもある木管楽器のファゴットや重さ十四キロの金管楽器チューバなどが紹介された。会の後半は子供たちが大好きな映画「となりのトトロ」から「さんぽ」「まいご」などを披露。最後は楽団の演奏に合わせ「ドレミの歌」を児童が一緒に歌った。 上村広大君(五年)は「とてもいい思い出になった。とくに『ラ・バンバ』は手拍子をしたり、踊ったりして楽しかった」と話した。吉田主将は「多くの方に聞いてもらえて練習したかいがあった。なかなか聞く機会がない子供たちにも、もっと生で吹奏楽を聞いてほしい」と語った。 同楽団は毎年夏の時期に県内各地で演奏会を開催。四年に一度、県本土以外の地域で行い、奄美での演奏会は八年ぶり。十日まで滞在し、奄美大島の十四の小中高校で演奏会を開く。 |
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| 奄美唯一の葉タバコ産地・沖永良部島で四日、日本たばこ産業(JT)の二〇〇七年産葉タバコ買い入れが始まった。初日の買い入れ量は三十三・一トンでキロ単価は千九百四十一円と前年を二十七円下回った。買い入れは十二日まで続き、総取引量二百六十トン、総販売額五億二千万円を見込んでいる。 初日は知名町にあるJT沖永良部葉タバコ取扱所で出荷式を開き、取引を始めた。生産者が見守る中、JTの鑑定人が品質をチェックし、価格を決定した。 沖永良部島の生産者は知名町を中心に七十四戸。今年は百五十一ヘクタールで第二黄色種を栽培した。県たばこ耕作組合によると、〇七年産は梅雨明け以降の枯れあがりや台風4号の塩害などに見舞われ、単収が低調だった。 |
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| 本場奄美大島紬協同組合(赤崎拓郎理事長)のまとめによると、八月の大島紬の生産反数は千三百四十一反で、前年同月に比べ四百五十八反(25・5%)減少した。男物は6・1%増えたが、女物は30・1%減と大きく落ち込んだ。 八月の生産反数を経(たて)糸の密度で表す算(よみ)別でみると、十五・五算は千二十二反、十三算は三百十九反。前年同月比で十五・五算は23・7%減、十三算は30・7%減となった。 染色別では主力の泥が七百十七反で前年同月比40・1%減。化染は五百五十四反で2・2%増、草木泥は十反増の四十八反、泥アイは増減なしの二十二反だった。 製品の男女別では男物が二百四十四反、女物は千九十七反。男物は十四反増、女物は四百七十二反減となった。 不合格は十五点で不合格率は1・11%。内訳は絣(かすり)不ぞろい十一点、尺不足二点などだった。 |
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青少年育成チャリティー第21回オープントーナメント全九州空手道選手権大会(NPO法人全世界空手道連盟新極真会福岡支部主催)は2日、福岡国際センターであり、高校中量級の部で重村拓也(古仁屋)、中学3年の部で亀山真(同)が優勝した。高校軽量級の部では重村祐也(同)が3位に入った。大会には全国から総勢671人が出場し、27部門のトーナメントで争った。先月の全日本ジュニア空手道選手権に出場した重村拓、亀山はそれぞれ2回戦敗退、3位に終わり、その悔しさを力に変えた。 重村拓は決勝で全国大会優勝経験者と対戦。延長戦にもつれる好試合を演じ、最後までスタミナを保った重村拓が延長一回判定勝ちを収めた。「この前結果が出せなかったので優勝だけを目指していた。ほっとした」とプレッシャーを乗り越えた勝利を喜んだ。 亀山は初戦から圧倒的強さを見せた。決勝では上段回しげりで技ありを取り、優勝を決めた。「(全日本ジュニアで)負けて悔しかったので優勝したかった。来年は高校生になるが、全国で優勝したい」と意気込みをみせた。 重村祐は九州大会レベルで初の入賞。「3位になったことを自信にして、さらに上位を狙いたい」と力強く語った。 同新極真会の緑健児代表は「亀山と重村拓也は全日本ジュニアで負けた悔しさをばねによくやった。重村祐也は普段の努力の成果」と3人をたたえた。 |
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和泊町畦布の町道でアスファルトの隙間から実を付けたスイカが見つかり、「ど根性大根ならぬど根性スイカだ」と周囲を驚かせている。発見したのは同町和泊の白石幸広さん(54)。仕事仲間ととともに六日午後、近くを車で通りかかったところ、側溝で花を咲かせているスイカに気付いた。半信半疑で確認すると、直径一―五センチに育った五個の実が葉の間から姿を現した。 「鳥が種を運んだのか、誰かが種を捨てたのか。スイカに聞かないと分からないが、立派なもんだ」と声をそろえる面々。車につぶされないよう近くに囲いを作り、成長を見守っていくという。 |
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奄美の自然を描き続けた日本画家、田中一村を顕彰する「第九回一村会ジュニア絵画大賞展」(一村会、奄美市など主催)の作品審査が六日、奄美市名瀬の奄美文化センターであった。今年は小、中学生から三百五十六点の応募があり、審査の結果、大賞に福田菫さん(朝日小三年)の「ゴーヤとばあちゃんの足」が選ばれた。入賞作品は八―十七日に同センターで展示される。審査委員は美佐恒七一村会会長ら七人。子供たちの感性豊かな作品が数多く並び、審査は難航した。最終的に審査員の評価をまとめ、大賞、準大賞(二点)を含む入賞二十八点、入選百五十一点を決めた。 巡回展は来年一月十三日から二十七日まで同市笠利町の県奄美パーク田中一村記念美術館である。 大賞以外の主な入賞者は次の通り。(敬称略) ▽準大賞 水間麻由(伊津部小六年)「夜光貝」、平井聖矢(朝日中一年)「風景」▽田中一村記念美術館賞 森健太朗(朝日小五年)「一丸となってレッツゴー」、渡邊天乃(小宿中二年)「海の幸」 |
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十月の民営化を前に、郵政公社九州支社郵便事業部は瀬戸内町瀬相に古仁屋配達センター加計呂麻作業所を整備した。十日、現地で出発式を行う。作業所は全国にも例のない「地域の集配拠点」となる。作業所は瀬相のフェリー発着場近くに整備した。プレハブの一階建て。軽自動車一台とオートバイ四台分が収納できる。職員を十一人配置し、各種業務に当たる。 作業所の整備は三月の集配業務見直しに伴うもの。実久、押角、西阿室、諸鈍の集配業務が海を越えて古仁屋郵便局に集約されたため、加計呂麻に配達センターの作業所を設置することになった。 十日の出発式に当たって名瀬郵便局の吉良安弘局長は「施設を足掛かりとして、さらに愛され親しまれる郵便局づくりに努めていきたい」と話した。 |
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