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| 県観光交流局かごしまPR課がまとめた十月の県内大島紬生産状況によると、生産反数は前年比15・6%減の五千六百三十三反で、生産額は20・5%減の二億七千四百十七万一千円だった。 県内大島紬の生産反数は二〇〇五年九月に前年同月を上回って以降は減少に転じており、これで二十五カ月連続で前年同月を下回った。生産額は〇四年十一月以降、三十五カ月連続で下回っている。 |
奄美大島で十月下旬ごろから不快害虫のヤンバルトサカヤスデが大量発生している。市町村担当課によると、地域によって発生量が異なり、まだ発生が確認されていない地域もあるというが、奄美大島全域に発生が拡大する状況が続いており、住民を悩ませている。各市町村では住民の苦情や要望を受けて、薬剤散布作業や薬剤購入補助を行い、発生地域周辺の草木を伐採する対策を講じているが、人手が足らず、作業が追いつかない市町村もあり、対応に苦慮している。十―十二月はヤンバルトサカヤスデの成虫の活動時期。奄美市環境対策課によると、気温が下がり始めた十月下旬から名瀬地区の南側からヤスデが北上し、山沿いに東側へと一気に発生が拡大した。苦情・相談件数は十月は十三件にとどまっていたが、十一月に入ると、多い日は十四、十五件の電話が入り、苦情・相談件数は十五日現在で六十四件に上っている。臨時職員を含めて六人体制で駆除依頼に対応しているが、「作業が追いつかない状況」としている。 苦情・相談件数で多い地区は春日町、平田町、真名津町、朝戸、久里町、安勝町、西仲勝、浦上、小俣町の順。「発生個所は山すそ、河川、道路の側溝、トンネルの出入り口が特に多い。三、四年ぶりに発生した所が数カ所ある」(同課)。 他町村もほぼ同じ時期に発生が確認されたという。 |
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| 九月二十日長野県から放したアサギマダラが二カ月後の今月十六日、約千二百キロ離れた瀬戸内町加計呂麻島生間の待合所で発見された。発見、撮影したのは同待合所管理人の福島繁美さん。待合所に吸蜜(きゅうみつ)植物のヤマヒヨドリバナを展示していた同島在住の昆虫研究家柘植達雄さんは「こうした長距離飛行のアサギマダラが加計呂麻島で発見されたのは初めて」と話している。 柘植さんによると、放したのはアサギマダラ研究家としても知られる医師の栗田昌裕さん。見つかったのは栗田さんが九月二十日、北アルプス山麓の長野県大町市簗場から放した一匹で、放チョウが千四百九十一匹目を表す「1491」の数字と放した日付が記されていた。 柘植さんによると、加計呂麻島はヤマヒヨドリバナの自生は多くはない。柘植さんは昨秋、自生株からヤマヒヨドリバナの種子をプランターで育て、今月初めから一株を「世界的にチョウを呼ぶ花として知られる」などと説明を加えて待合所に展示。鉢に水をかけ、しばらく外に置いていたところ、標識アサギマダラが止まったという。 柘植さんは「舞い降りた場所が鉢植えの一株というのがきわめて特異。フジバカマの仲間のチョウを招き寄せる力は絶大ということを改めて知った」と驚いている。 |
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建具の伝統的技法・組子の展示会が奄美市名瀬長浜町の森田建具で二十四日から二日間、開かれている。若い組子職人・森田良平さん(30)制作の障子や屏風(びょうぶ)、灯篭(とうろう)など約四十点が展示され、繊細で精密な作品の数々に来場者は感嘆の声を挙げていた。森田さんは奄美市名瀬の出身。大学卒業後、建具職人の父親の跡を継ぐため帰島、建具の基本を身に付けようと木工の専門学校へ進んだ。在学時に学校の代表として出品した全国技能展で厚生労働大臣賞を受賞している。 同校で一人の先生との出会いが組子の道を歩むきっかけになった。卒業間際、先生が「組子を教えてやる」と、わざわざ名瀬を訪れ、二週間泊り込みで森田さんに組子の技法を伝授した。 組子は、障子など建具を構成する細かい部材のことで、組子細工は切り込みを入れた部材をくぎを一切使わずに手作業で組み合わせ精密な文様を編み出していく技法。一ミリのずれも許されない精密な技術力が求められる。 組子の基本技術を修得した森田さんは、建具店を経営する父親と一緒に仕事をしながら、わずかな時間を利用して組子の練習に取り組み、独学で十数種類の文様が作れるようになった。 昨年暮れ、病気で余命数カ月といわれた恩師から組子の道具と材料の屋久杉を形見として譲り受けた。この材料を使って高さ一・九メートル、幅三・五メートルの組子入りの障子の製作に取り掛かった。約六千点にも及ぶパーツを駆使して、今年九月に完成した。「一番見せたかった」という恩師は作品を見ることはなかった。 組子展が開かれるのは奄美大島で初めて。専門学校を卒業後、これまで四年間かけて制作してきた灯ろうや障子、机、飾り箱など約四十点を展示した。 |
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旧暦の十月十五日に当たる二十四日、与論町の地主神社境内で豊年祭があり、今年最後の「与論十五夜踊」が奉納された。一番組と二番組が交互に演目を披露し、島の安穏や無病息災を祈った。午後五時すぎに一番組と二番組合同の「雨たぼり」でスタート。その後は二番組の「一度いふて」、一番組の「三者囃子(さんばすう)」などが続き、日没まで演目を披露し合った。 十五夜踊は国の重要無形民俗文化財。この日は町民のほか多くの観光客が足を運び、個性豊かな伝統芸能に見入っていた。十五夜踊を前に恒例の相撲大会があり、町内各地の代表が白熱した取組を見せた。 |
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第五回奄美新民謡・新歌謡のど自慢まつり(同実行委員会主催)が二十四日、奄美市名瀬公民館ホールであった。一般公募の新民謡愛好者らが自慢の一曲を披露。会場には満員の観客が詰め掛け、出演者たちの歌に耳を傾けていた。同まつりは二部構成。同公民館の子供新民謡教室に通う木村笑里さんら小学生五人が「農村小唄」を披露し、オープニングを飾った。 第一部ではNHKのど自慢予選に出場経験を持つ伊藤富久さんが「奄美で生きる」、同まつり三回出場の山口光枝さんが「10月の果てに」など、出演者二十三人が自慢ののどを披露した。 久永美智子さん、泉清次さんら新民謡の歌い手が登場した第二部では「島のブルース」「思い出の三太郎峠」「奄美開運音頭」など十四曲が披露され、歌い手たちが満員の聴衆を楽しませた。 |
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奄美大島北部の唄者などでつくる笠龍地区民謡保存会(久保文雄会長)は二十五日、奄美市笠利町の県奄美パークで「奄美島唄(かさん唄)への誘い」と題し、島唄ライブを開催した。笠利、龍郷地区を中心に歌われる繊細なかさん唄が島唄ファンを魅了した。トップバッターは泉奈津紀さん。先の笠龍地区島唄大会で新人賞を受賞した若手の注目株。伸びやかな声で「くるだんど節」歌い上げた。宇宿小学校の児童は「稲すり踊り2007」を披露、十五年続く躍動感たっぷりの踊りに会場から盛んな拍手が送られた。 「かさん唄への誘い」は今年で第五回。若手からベテランまで三十二人が出場した。なるべく唄が重複しないよう選曲も工夫し、司会を務めた山口利博副会長(龍郷町戸口)は開演前から唄を披露するなどサービス満点。聴衆も大満足だった。 |
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与論町那間の山悦子さん(66)が与論島の薬草を網羅した「与論島薬草一覧―長寿の島の命ど宝」を発行した。四十年間にわたる研究の集大成として約百四十種の効用や利用法をまとめた。「足元にある薬草の魅力を再発見するきっかけになればうれしい」と話し、普及に情熱を注いでいる。山さんが研究を始めたのは三十代のころに脳しゅようを患ったのがきっかけだ。余命一年の宣告を受けて以来、島中の薬草を調査。ミツバを食事に取り入れたところ症状が和らぎ、効用を実感した。 以前の与論島では傷口に当てたり、香辛料に使ったりと愛用されていた薬草。社会環境の変化とともに飲用する機会は減ったが、「先輩が残してくれた島の宝。島民が健康な生活を送れるよう、一人でも多くの人に伝えたい」と山さん。自宅の与論薬草薬膳研究所を拠点に利用法を広める一方、観光資源への活用も提案している。 同書は与論島で自生する薬草を五十音順に掲載した。方言名や薬用部、採種時期、利用法を列挙。ビタミンCが豊富なアダンの実はいため物、解熱作用を持つバナナの根や茎はお茶といったように意外な利用法を知ることができる。一冊千円で販売中。問い合わせはTel0997・97・4030山さんへ。 |
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沖永良部のシンボル・ユリで空の玄関口に彩りを―。和泊町国頭の沖永良部空港で二十六日、ユリの植栽と現場見学会が行われた。国頭小学校の五、六年生二十四人が球根を植え付けたほか、空港の役割について理解を深めた。県沖永良部事務所が主催し、関係者約五十人が参加した。植栽は来年四月のフラワー都市交流連絡協議会へ向けた花づくり運動と連動した試み。「地域に役立つ社会基盤整備」の必要性を啓発しようと見学会を同時開催した。 沖永良部空港は一九六九年に開港し、チャーター便を含め一日七便が運航している。今年度はバリアフリー化を図り、駐機場と待合所を結ぶ通路にスロープを設置する計画だ。 児童は県職員から施設の概要や公共工事の役割について説明を受けた後、植栽場所へ移動。誘導路周辺の敷地六百九十六平方メートルに約八千個を植え付けた。順調に生育すると来春には三万輪以上が開花するという。 |
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鹿児島県薩摩川内市の水引小学校(阿多昌司校長、児童百四十二人)で二日、学習発表会があり、五年生児童三十人が奄美のケンムンを題材に民話劇に挑戦した。ほとんどの児童が奄美を訪れたことがないが、阿多校長の指導の下、島口を交えながら、奄美の民話劇に取り組み、会場を沸かせた。台本は奄美市名瀬の朝日小児童たちの作。劇のテーマは「ケンムンと塩炊き人」。児童三十人が働き者の老夫婦といたずら好きなケンムンのやりとりを通して、お金の大切さ、怖さを訴えた。アカショウビンの鳴き声、波の音などの効果音も加えたほか、「ハゲー」「ちば」など、島口も交え、奄美の雰囲気を存分に出して描いた。劇の最後は奄美名物「六調」を披露。サンシン、チヂンも登場し、児童や職員も一緒になって楽しく踊り、劇を締めくくった。 劇は阿多校長の発案で実施。阿多校長は一九八七年から五年間、朝日小、〇二年から二年間、県立奄美少年自然の家に勤務。ケンムンを題材にした劇は朝日小勤務時代の児童たちが集落のお年寄りなどに取材するなどして台本を完成させた。阿多校長はその後、勤務した四校で各校の児童たちと共に奄美の民話劇に取り組んできた。 同校でのケンムン劇は今回が初めて。チヂンは川内奄美会の事務局長・赤崎ツギ子さん=笠利出身=に借り受けた。学習発表会での劇は保護者、地域住民に大好評で、十一日にあった校区の文化祭でも発表された。 |
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喜界島の地下ダム(国営かんがい事業)にかかわった九州農政局職員らがこのほど、同島を訪れ、地元関係者らと再会した。事業完了後も両者は定期的に交流を図っている。地下ダムは、沖縄県宮古島に次ぐ国内二番目の施設。九州農政局は一九九二年十二月に喜界農業水利事業所を開設、事業完了に伴い二〇〇四年三月閉庁した。この間、八十九人の職員が赴任し、事業にかかわった。 事業完了後、「地下ダムと喜界農業を見守っていこう」と、九州農政局や喜界町職員ら百五十人が「地下ダム同好会」(会長・藤村昭五副町長)を組織し、年に一―二回相互訪問するなど交流を図ってきた。 昨年は喜界島から四人が参加し熊本県で交流会を開いた。五回目となる今回の交流会には福岡県や佐賀県、熊本県など九州各県から農政局職員、OB十二人が参加した。歴代事業所長三人も参加した。 久しぶりにかつての勤務地を訪問した一行は、自らがかかわった地下ダムやかんがい農業の現場など見学した。夜は地元会員と交流、酒を酌み交わしながら当時の話に花を咲かせていた。 町産業振興課の栄常光課長補佐は「地下ダムを思う気持ちは一緒。喜界農業の将来を見届けてほしい。今後も交流を続けていきたい」と話す。 |
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| 奄美市名瀬の健康体験交流施設「タラソ奄美の竜宮」を運営する(株)ウェルネスデベロップメント(東京都、野田史社長)は二十八日、タラソテラピー(海洋療法)が大幅な医療費削減につながっているとする調査結果を発表した。同施設の利用者の医療費に関する調査を奄美市と共同で行ったもので、医療関係者などの注目を集めそうだ。 調査対象は、同施設を月八回以上または三カ月で二十四回以上利用している国民健康保険被保険者で、調査協力の同意を得られた七十八人(男性三十人、女性四十八人)。平均年齢は六十八・七歳。 同社によると、利用前の三カ月(二〇〇六年四―六月)と利用後の三カ月(〇七年四―六月)の診療報酬明細書の請求点数を比較した。その結果、〇六年三カ月の七十八人の合計請求点数三十八万二千三百三十三点に対し、〇七年三カ月の同点数は二十三万四千四百七十九点。前者に対する後者の請求点数割合は61・3%となった。 約40%の医療費削減につながった今回の結果を受け同社は「来年度は大学も入れた本格的な検証を奄美市と共同で実施する予定」としている。 「タラソ奄美の竜宮」は〇六年十二月にオープン。温海水のプールゾーンやセラピーゾーン、レストランやカウンセリングルームなどを備えたセンターゾーンで構成。今年十一月に利用者が十万人を突破した。年間会員になれば一カ月五千円で利用し放題。一般は一回千円で利用できる。 |
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「Qちゃんお帰りなさい!」―。合宿で徳之島入りしているシドニー五輪マラソン女子金メダリスト、高橋尚子選手(35)の歓迎式が二十九日、天城町役場であった。高橋選手は「チームQとしては初めての徳之島。歓迎してくれてありがとうございます。北京に向けて頑張ります」と笑顔であいさつした。高橋選手の来島は二年半ぶり。チームQのスタッフ三人と一緒に二十七日に来島、同町の尚子ロードなどを使って二―三週間調整するという。 役場玄関ホールであった歓迎式で、同町の川村善良教育長は「徳之島にお帰りなさい。これまで数々の見事な成績を収めてきた高橋選手。また徳之島で心身ともに鍛えて北京五輪に出場し、優勝を」と激励。 役場職員が見守る中、花束を受け取った高橋選手は「北京五輪を目指す大切な勝負の時にどこが良いか考えて徳之島を選んだ。験も良く、島の方々の温かい心遣いが頑張る気持ちにさせてくれます」と笑顔で語った。 高橋選手は北京五輪女子マラソンの日本代表入りを目指して、来年一月の大阪国際マラソンか、同三月の名古屋国際マラソンに挑むことになる。 |
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パンの製造販売を行っている奄美市名瀬の障害福祉サービス事業所「あしたば園」(向井扶美施設長)はこのほど、長寿食材として注目されているハンダマを使った新製品「はんだまパン」を開発し、同市小浜町のチャレンジドの店「あしたば村」で販売している。あしたば園は、障害者の就労や自立生活を支援する多機能型の通所施設。利用者はパンの製造販売などに取り組んでいる。作っているパンは約三十種類。県大島支庁や社会福祉施設など四カ所で定期的に販売しているほか、各種イベント会場でも出店し、好評だ。 園近くの畑で野菜栽培にも取り組んでおり、ハンダマもその一つ。地場産の長寿食材として注目を浴びているこのハンダマをパンに利用できないのか、と試行錯誤の末、二カ月かけ、このほどでき上がった。 はんだまパンの表面はかりかりだが、ハンダマの煮汁を使った中は、薄紫色でしっとりとしている。比較的あっさりした味でジャムなど使うといろんなバリエーションが楽しめそう。価格は一個六十円。 二十八日からあしたば村で他のパンとともに販売しており、「健康に良さそう」とお客さんの評判も上々。関係者は「農業班が作ったハンダマを使った新商品。色を出すのに苦労したが、施設の利用者たちの夢が詰まったパン」と話す。 |
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本場奄美大島紬の製造に欠かせない織機や竹筬(たけおさ)などの道具類の確保が困難になっていることを受け、本場奄美大島紬協同組合(赤崎拓郎理事長)と西陣織工業組合は二十九日、奄美市名瀬の紬会館で意見交換した。「和装の二大産地が道具類の技術継承に協力していこう」と技術情報のデータベース化の提案があり、奄美側も前向きの考えを示した。道具類のデータベース化は京都府が先行して取り組んでいる。伝統産業の規模縮小が続く中、道具を製作する技術者も減少、高齢化が進み、確保が困難になっている。技術者情報を把握することで、共通の道具は融通することができる。全国の産地と連携して道具類の確保につなげようとの試みだ。 西陣側の提案は姉妹会館事業の一環。西陣の碇山利光専務は道具類の技術者がいなくなっていることを具体的に示した上で、「大島紬の織機が金属になってしまったら、様にならない。紬文化を守るために道具類、技術者を守らなければいけない」と述べ、データベースの必要性を訴えた。 大島紬も産地縮小とともに道具類の廃棄、技術者の減少が続いている。締めの技術者は「締め機は大きく、場所を取る。廃業した人のほとんどが壊した。生活できる賃金が出ないと技術の継承も道具の保存も難しい」と指摘した。 加工技術者も「加工だけで二十八工程あるが、すべてできる人は数えるぐらいしかいない」と技能継承に不安を募らせた。奄美で唯一残った織機製造業者は「技術者が一人いるが、(織機を作る)仕事はほとんどない。織機に適した木を見立てる目も必要。感覚で覚える技術は記録できない」と述べた。 データベース化は行政の協力が不可欠。赤崎理事長は「このままでは道具を作る人がいなくなる。データベース化して将来に備えなければならない。県大島紬技術指導センターと協議したい」と述べ、積極姿勢を示した。 |
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