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1月5日(土)付 

学校ぐるみでNIEに取り組む面縄中学校
 新聞を教育に活用するNIEの取り組みが全国的に広がる中、伊仙町の面縄中学校(今村克行校長、八十五人)は奄美では唯一、今年度から二年間NIE実践校に指定され、大規模校でのNIEを実行した教諭を核に学校ぐるみで取り組みが始まった。新聞に対する生徒の興味、関心が高まっている。
 二〇〇七年度までに指定されたNIE実践校は全国で四千六百校余り。実践校では複数の新聞を学校で購読し、生徒たちにスクラップさせたり、感想を書かせたりして社会への興味・関心を高めたり、読解力などをつけさせている。
 面縄中で指導しているのは、二年前赴任した上之園善孝教諭。一年の担任で社会科を担当している。上之園教諭は生徒数が八百人余りの鹿児島市の紫原中勤務時代に社会科教諭でつくる「ネットワーク中学校社会科の会」に所属し、NIEについて見識を深めるとともに同中で二年間NIEを担当した。
 面縄中では、昨年夏休みに社会科の自由研究として生徒たちに興味のある新聞記事をスクラップさせて事前学習。指定後の九月からは南海日日新聞を含む六紙を配置し、生徒たちが自由に読める雰囲気をつくったり、新聞制作について講演を聞いたりした。NIE実践校として職員の協力態勢はでき上がっているという。
 活動は始まったばかりだが、十二月に行ったアンケートでは「新聞をよく見るようになった」と答えたのは全生徒の約四割、一年生では約七割に上った。三年の嶺優莉さんの新聞スクラップは今年度県の社会科作品展で入選。「優秀な子供たちを外に紹介したかった」という上之園教諭ら学校関係者を喜ばせた。
 同中では三学期にアンケートをとり成果を取りまとめ、反省を踏まえて二年目の計画を立てることにしている。
年末年始に大型客船、相次いで名瀬港に寄港
 年末年始にかけて二隻の大型客船が相次いで名瀬港に寄港した。十二月三十日に日本チャータークルーズ(株)の「ふじ丸」(総トン数二万三千二百三十五トン)、一月三―四日は日本クルーズ客船(株)の大型客船「ぱしふぃっくびいなす」(二万六千五百十八トン)が名瀬港三万トンバースに接岸。ホテルを海に浮かべたような偉容で市民の目を楽しませたほか、多数の乗船客が奄美大島での観光を満喫した。
 「ふじ丸」は東京―那覇の航海に二百九十五人の客が乗船。「ぱしふぃっくびいなす」は四百五十人の客を乗せ南西諸島経由で横浜港・神戸港―台湾間を往復する旅の途中に名瀬港へ寄港した。
 四日には「ぱしふぃっくびいなす」の船内でNPO法人ポートタウンあまみの主催による「みなとあまみポートスクール」が開かれた。
 奄美は島嶼(しょ)地域であるものの、海や船が果たす役割について認識が不足しているとして、船長や船員の体験談を聞くことで海や船、大型客船の魅力を身近に感じてもらうことが目的。
 二〇〇六年十月に続いて二回目の開催で、数十人の親子連れが参加し、船長から同船の概要説明などを受けたほか、船内見学も行った。
奄美市名瀬で宝くじ1等2億円出る
 年末ジャンボ宝くじ(第五三二回全国自治宝くじ)を販売した(株)南九州商事鹿児島支店は四日、奄美市の名瀬港町チャンスセンターから一等二億円と前後賞各五千万円の当選くじが出たと発表した。みずほ銀行鹿児島支店によると一等の当選本数は県内で一本だけとしている。
 同商事によると、一等と前後賞はばらで販売されているため「幸運な人が三人いる可能性がある」。一等の当選番号は「83組 136917」。港町店では二〇〇四年にも一億円の一等が出たという。
 同銀行広報の話では、くじの販売枚数は全国で約六億六千二百五十七万枚。まだ確定していないが、一等は確率的に六十五から六十六本くらい出るのでは、と話す。

1月6日(日)付 

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奄美市で新記録のハブ捕獲

 奄美市名瀬の(有)奄美観光ハブセンター(中本英一所長)に五日、体長二百四十三センチ、体重二・五キロの巨大なハブが持ち込まれた。中本所長によると、奄美群島で捕獲されたハブとしては体長、体重ともにこれまでの記録を塗り替えて最大の大きさという。
 捕獲人は龍郷町の会社員平俊雄さん(42)。奄美市名瀬仲勝の残土置き場で枯草などをパワーショベルで片付けていたところ、枯草の中からはい出てきたという。
 平さんは会社の同僚に電話し、ハブ捕り棒などを持ってきてもらって召し取った。ハブは眠っていたのかノロノロした動きだったという。奄美最大と聞いて「正月早々縁起が良いのか悪いのか、ちょっと怖い」と苦笑した。
 「毒を打ち込む管歯(かんが)の長さが四センチもある見事な雄の金ハブ。近く日本蛇族学術研究所にも報告したい」と中本所長。ハブは同センターで大切に飼育し、多くの人に見てもらう予定だ。

奄美市名瀬で「紬の日のつどい」

 第三十回「紬の日のつどい」が五日、奄美市名瀬末広町のAiAiひろばであった。旧名瀬市が一九七八年(昭和五十三年)に一月五日を「紬の日」と制定して以来、毎年開催されている新春恒例の行事。鏡開きや若手唄者による島唄ライブ、新成人などが参加しての大島紬ショー、お楽しみ抽選など多彩な催しでにぎわった。
 奄美市や本場奄美大島紬協同組合、本場奄美大島紬販売協同組合などで組織する実行委員会の主催。奄美の基幹産業である大島紬への認識を深めるとともに、大島紬の振興による豊かな街づくりを推進することなどが開催の目的。
 紬組合の赤崎拓郎理事長などが鏡開きを行い、黒糖焼酎が来場者に振る舞われた。主催者を代表して平田隆義市長が「紬の日の紬姿が本市の正月の風物詩として定着した。紬は島の宝。後世に伝えはぐくんでいくため、紬を着る機会や紬に触れる機会の創出など、さらなる紬の振興に努めていきたい」とあいさつした。
 二〇〇八紬美人に選ばれた三人の紹介があり、紬美人の三人は「大島紬という素晴らしい伝統文化を多くの人に広めていきたい」などと意気込みを語った。
 松元良作さんと山下聖子さんによる島唄ライブは「朝花節」で始まり、「くろだんど節」などが披露された。最後は「稲すり節」と「ワイド節」でにぎやかに締めくくった。
 大島紬ショーは、新成人のほか、「紬の日」が制定された七八年生まれや同年に成人式を迎えた人など約六十人が紬姿を披露。来場者から盛んな拍手を受けていた。

1月7日(月)付 

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与論町で初の「与論カルタ」大会

 「島ヌ宝ヤ マクトゥヌククル(誠の心)」「トートゥガナシ 初めて覚えたユンヌフトゥバ」―。与論町砂美地来館で六日、与論カルタを使った初の競技大会が開かれた。子ども会代表の約百人が団体戦で真剣勝負を繰り広げた結果、低学年の部は古里・叶、高学年の部は東区一班が初代チャンピオンに輝いた。
 カルタは町内の児童を対象に句を募集し、五百六十七点の中から選ばれた四十六枚。「与論カルタを創る会」(清野和代代表)が制作し、NPO法人「日本子ども未来支援ネットワーク」の協力で昨年一月に発行した。七五調を基本にした内容で与論の方言や文化、自然などを表現した力作が評判を呼んでいる。
 大会はカルタに親しむことで郷土愛を高めてもらおうと町子ども会育成連絡協議会などが主催した。低学年、高学年の部に計二十六チームが出場。本番に備えて練習を重ね、チーム代表の三人が競技に臨んだ。
 練習の成果を発揮しようと子供たちの表情は真剣そのもの。句が読み上げられると、すばやい動作で札を取り合った。応援の保護者も身を乗り出して勝負の行方を見守っていた。優勝チームの増永安那さん(与論小六年)は「ほとんどの句を覚えて参加した。接戦だったけれど勝ててうれしい」とにっこり。

中国のアドバルーン漂着

 四日の奄美市名瀬根瀬部集落山中での発見に続き五日、同市名瀬の朝仁海岸と浜里町間の海岸で同様な赤い物体が発見された。文字の内容から何かのオープンを知らせる中国のアドバルーンとみられる。
 現場近くを通りかかった市民数人が発見した。球体部分は波の圧力を受けたのかつぶれている。球体部分の直径は約二メートル、垂れ幕部分は長さ約八メートル、幅約八十センチ。垂れ幕には簡略化した漢字を含め中国語らしい文字が書かれている。
 中国語に詳しい喜界町上嘉鉄在住の生島常範さん(47)によると、「麗しい(美しい?)景色の花園が12月30日に堂々オープン。電話番号は86317777」といった内容の文字。しかし、上部分の「麗景花園」が花を扱う店名なのか、公共的な花の公園など施設のオープンを表しているのかは分からないという。
 数年前、朝仁海岸近くに飛来したアドバルーンには、地名を示す漢字が書かれてあったが、今回のはそれらしい漢字はなく、飛来先の特定はできない。見つけた住民の一人は「風に乗ってここまで飛んでくるなんてすごい」と驚いた様子で話した。

1月8日(火)付 

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龍郷町でヒカンザクラ開花宣言
 ○…龍郷町長雲峠の奄美自然観察の森で七日、ヒカンザクラ開花宣言があった。昨年より五日早い。宇都宮英之指導員によると、最初に開花が始まった木を確認したのは昨年の十二月二十四日。約三百本のうち、四十本ほど咲き始めているらしいが、開花数はわずかで、全体的な見ごろは二月初旬ごろになるとみている。
 ○…開花宣言は駐車場入り口にある三―四分咲きのヒカンザクラの前で行われた。田畑茂光町長らは「多くのヒカンザクラが植えられ、花見を楽しめる数少ない所であり、癒やしの場所として利用してほしい」と来場を歓迎した一方で、「車の運転に注意を。ごみを捨てないようにしてほしい」とマナー徹底を呼び掛けた。
 ○…本茶峠の旧国道沿いにも多数のヒカンザクラが植えられているが、開花した木は少なく、花見シーズンはまだ先になりそうだ。
横浜ベイスターズの村田選手らが奄美大島に来島
 プロ野球横浜ベイスターズの村田修一選手ら6人は7日、自主トレーニングのため、奄美大島に来島した。村田選手は日本大学野球部のキャンプで訪れて以来、6年ぶりの来島。「懐かしく、暖かい奄美で原点に戻って練習したい」と笑顔で語った。一行は22日まで滞在し、奄美市名瀬運動公園などで練習を行う。
 来島したのは村田選手、藤田一也選手、石川雄洋選手、呉本成徳選手、内藤雄太選手、桑原義行選手の6人。村田選手は「海外や沖縄も考えたが、暖かくやりやすい環境で早く体力づくりをしたい」と奄美を選んだ。
 奄美の練習環境について、「施設、グラウンドもしっかりしている」と評価。「まずはランニングから始め、下半身を安定させたい。(今シーズンは)チームが勝つことが大前提だが、ホームラン40本を目指す。北京五輪にもぜひ出場を果たしたい」と意気込みを語った。
 村田選手は2003年に横浜ベイスターズに入団。昨年は4番打者として全試合に出場し、セ・リーグ本塁打王の初タイトルを獲得した。
「焼内のシマユムタ―宇検村方言録・宇検編」のDVD・ビデオ完成
 宇検村宇検集落の方言を収録したDVD・ビデオ「焼内のシマユムタ―宇検村方言録・宇検編」がこのほど完成した。集落の今昔を知る古老たちが昔の遊びや言い伝え、島唄やわらべ唄など紹介している。
 同村教育委員会は村内全集落の八月踊りを映像で記録保存しており、二〇〇五年度からは各集落の方言保存に取り組んでいる。これまで芦検、阿室の両集落で収録を終え、宇検集落が三番目。奄美市名瀬の(株)コシマ・プロダクションが制作した。映像時間は六十分。
 宇検集落は枝手久島を眼前にした五十一世帯百十四人が暮らす風光明美な集落。案内人は大島安徳さん(81)。終戦直後の島民を元気付けた新民謡「農村小唄」の歌碑や元禄時代に建立された厳島神社などを紹介、同集落独特の正月唄も披露している。
 また、〇三年五月に曽津高崎沖で遭難、台風が接近する中、十六日間漂流し、沖縄県粟国島沖で奇跡的に救助された碇義基さん(81)が「ウヤフジ(先祖)の力で助かった。食べ物は無く十リットルの水だけで生き延びた。必ず家族の元に帰るという強い気持ちを持ち続けた」などと当時を振り返っている。
 福山哉夫区長ら男女十一人が公民館に集まり、昔の遊びなどについて自由に語ったほか、ソテツ葉を使った帽子やタンガ(テナガエビ)捕りの仕掛けづくりを再現。大島さんが人の股をくぐると災いをもたらす妖怪「ジンマル」の話など紹介している。
 同教委は、年に一集落のペースで方言録を制作しており、来年度は田検校区の集落での収録を予定している。これまで制作した三集落のDVD・ビデオは村生涯学習センター図書室で貸し出す。

1月9日(水)付 

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奄美の製糖シーズン本格化

 奄美大島の富国製糖奄美事業所(勢幸一所長)、沖永良部島の南栄糖業(川口義洋社長)、与論島製糖与論事業所(池田一彌所長)の三製糖工場は八日、二〇〇七―〇八年期の操業を開始した。昨年十二月中に操業開始していた喜界島の生和糖業は五日、徳之島の南西糖業は七日、それぞれ正月休みを挟んで再開済み。これで大型製糖工場の操業が出そろい、奄美群島は本格的な製糖シーズンに突入した。

名音小中にフィジーの小学校から作品届く

 大和村の名音小中学校(大山巧校長、児童生徒二十三人)にこのほど、フィジー諸島にあるカリバカバウ小学校の子供たちから図画作品やクリスマスカードが届いた。作品は名音小中の児童生徒がフィジーの子供たちに送った色えんぴつや色紙などで制作されたもの。児童生徒たちは一生懸命描かれた絵やメッセージに大喜びし、作品に目を通していた。
 作品はフィジーの動物や自然が描かれた絵や、名音小中の児童生徒たち一人ひとりの名前が日本語で添えられたクリスマスカードなどさまざま。英語で書かれたメッセージを生徒たちが訳し、児童たちが真剣な表情で聞き入る姿も見られた。
 両校の交流は二〇〇六年九月から始まった。名音小中にかつて勤務していた島奈穂教諭=川内市出身=が独立行政法人国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊としてカリバカバウ小に赴任し、名音小中と手紙のやりとりを始めたのがきっかけ。その後数回、手紙や写真を互いに送り、両校の交流を深めている。
 名音小中では〇七年七月に生徒会で話し合い、図工や音楽にあまりなじみのないフィジーの子供たちのために使わなくなった学用品を送ることを決めた。色えんぴつやクレヨンをはじめ、リコーダー、鍵盤ハーモニカなど多くが集まり、十月に送った。
 色えんぴつを多く送ったと話す中学三年の民彩夏さんは「作品が送られてくるとは思っていなかったのでとてもうれしかった。今度は英語で文章を書いて送ってあげたいと先生とも話している。できるならフィジーの子供たちに会ってみたい」と笑顔を見せた。

1月10日(木)付 

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近畿大学水産研究所が完全養殖クロマグロの稚魚を初出荷
 和歌山県白浜町の近畿大学水産研究所(熊井英水所長)は九日、同県串本町の大島実験場で人工ふ化させ飼育していた完全養殖クロマグロの稚魚千五百匹を国内養殖業者に初出荷したと発表した。近大水産研は一九七〇年にクロマグロの養殖研究に着手。二〇〇二年に人工ふ化による親魚が産卵、世界初のクロマグロ完全養殖に成功した。今回出荷された稚魚は完全養殖の二代目マグロとして〇七年七月に誕生した。同研究所は「外部出荷できたことで天然資源を減らさないクロマグロ完全養殖に新たな可能性が広がった。今後は稚魚の生残率を高め、コストダウンを模索することで、品質と安全性に定評のある近大マグロをより多くの食卓に提供できるよう研究を進めていく」としている。
 稚魚が出荷されたのは〇七年十二月六日。出荷先は熊本県天草市の福吉魚類株式会社。愛媛県宇和島市の秀長水産株式会社を通じ、船舶で輸送された。
 輸送中に二十三匹が死亡し、生存率は出荷時の98・47%だった。稚魚は現地到着後も順調に成育しており、十二月二十五日現在の生存率は出荷時の93・8%を保ち、平均体長は四五・八センチという。
 完全養殖について同研究所は「完全な管理によって品質や安全性が確保できる上、天然資源を減らさずにクロマグロを生産、供給できる。これまでにも養殖業者から稚魚を販売してほしいとの要望があった」と説明。
 今回の取引について@近大水産研での完全養殖稚魚の生産量が増え、外部へ出荷する匹数が確保できたA輸送中や輸送先での環境の変化による死亡などのリスクを軽減する技術革新が進んだ―などと説明している。
 同研究所は「クロマグロの完全養殖は近大が世界で唯一成功している。これまでは成魚を国内外へ販売してきたが、稚魚を出荷する道も開けたことで、安全でおいしい近大マグロを大量に育て、供給できる可能性が広がった」としている。

1月11日(金)付 

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奄美の漁船は小規模で、減少傾向続く

 県大島支庁がまとめた二〇〇五年度版「奄美群島水産概況」によると、〇五年末現在の漁船数は二千三隻で、前年より2・1%、四十三隻減少した。漁船規模は依然として小規模で、減少傾向が続いている。
 まとめによると、減少傾向から増加に転じた一九九九年の二千百七十八隻を境に減少が続いている。内訳は一本釣りが千五百六隻で75%を占め、雑漁業、刺し網、採海藻の順。漁船漁業水揚げ量の半数以上を占めるカツオ・マグロ船は十隻。
 市町村別(旧十四市町村別)では瀬戸内町が三百五十一隻で最も多く、龍郷町二百五十隻、与論町二百三十六隻、笠利町二百二十四隻、名瀬市百八十七隻などの順。五d以上は、瀬戸内町(四十六隻)、名瀬市(三十隻)の二市町で63%を占める。
 動力漁船を規模別にみると、五トン未満が千八百八十三隻で動力漁船の94%を占め、前年に比べ四十一隻減少。五トン以上は百二十隻で、前年より二隻減少した。五トン未満の内訳は、一トン未満が七百三十一隻(動力漁船全体構成比36・5%)、一―三トン未満が八百八十六隻(同44・2%)、三―五トン未満が二百六十六隻(同13・3%)となっており、三トン未満が動力漁船全体の80・7%を占め、総体的に小規模となっている。
 これを前年と比較すると、一トン未満が五隻増加、一―三トン未満が四十六隻減少、三―五トン未満が同数、五トン以上が減少となっており、減少傾向が続いている。

加計呂麻フォトコンテストで森さんの「笑顔いっぱい」がグランプリ

 瀬戸内町などが主催した「いやしのシマ第五回加計呂麻フォトコンテスト」の作品審査会が十日、同町中央公民館であり、森直弘さん=同町古仁屋=の作品「笑顔いっぱい」がグランプリに選ばれた。
 コンテストは加計呂麻島、請島、与路島の風景や人物、自然や伝統行事などを題材に暮らしが伝わる写真を募り、町内外の十五人から四十八作品が寄せられた。
 越間プロダクションの越間誠代表を審査委員長に、房克臣町長、加計呂麻地域塾の池田啓一塾長ら五人が審査を行い、グランプリ、町長賞、塾長賞、入賞作品を決定した。委員らは「躍動感がある」「ストーリーが伝わる」など感想を述べながら審査に当たった。
 グランプリ受賞作は、昨夏に渡連の浜で遊んでいる子供たちの笑顔を撮り集めたもの。講評した越間委員長は「子供たちが喜々としている。南の島の生き生きとした地域性をとらえたイメージ」と同作品を評した一方、全体では「今年の作品はこれまでと趣が違い、優しい作品が多かった。インパクトに欠けた部分もある」と話した。
 森さん以外の受賞者は次の通り。(敬称略)
 ▽瀬戸内町長賞 徳田義孝(瀬戸内町)▽加計呂麻地域塾長賞 水浦浩(同)▽入選 杉能常恭(兵庫県)森島利也(瀬戸内町)武田牧子(同)竹山悦子(同)徳澤谷重(同)富岡紀三(同)
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