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| 奄美大島へのスポーツ合宿の受け入れを推進する奄美スポーツアイランド協会(会長・赤近善治奄美市産業振興部長)はこのほど、二〇〇七年度のスポーツ合宿実績をまとめた。陸上競技を中心に、団体数は前年度から四減の九十二団体。人数は二百四十二人の大幅減で千三百四十四人だった。減少理由について、事務局(奄美市紬観光課)は「一般は横ばいだが、学生が減少した。就職活動の時期が早まったことなどが要因」と分析している。 〇七年度実績をみると、学生が十九団体(前年度比七減)、四百八十七人(二百十五人減)、一般が七十三団体(三増)、八百五十七人(二十七人減)。種目別では陸上が全体の75%を占める千二十五人(百五十人減)で最も多く、次いで野球百十六人(二人増)、柔道九十五人(三十四人増)、ラグビー五十一人(前年度ゼロ)、レスリング三十六人(四人増)となった。 地域別では関東が最多の四百四十五人だが、前年度に比べて七十二人の減。次いで関西三百二十人(百二十五人減)、九州百八十四人(八十五人減)の順だった。 一人当たりの経費(宿泊費や飲食、交通費など)に特定の係数を掛けて算出した経済効果は五億六千七百万円で、前年度を九千二百万円下回った。 横ばいが続く団体数と比較して、合宿人数は右肩上がりを続けてきたが、八年ぶりに減少した。事務局は学生の就職活動の早期化や、キャンプ時期の重複によるキャンセルなどが要因と分析している。対策として「これまでに合宿に来ていた競技の掘り起こしと他競技の誘致を強化。笠利や住用の体育施設管理者とさらに連携し、それぞれの施設に合った種目を誘致していきたい」と話している。 |
○…奄美市名瀬のホテルで十八日夕、ビアガーデンがオープンした。職場のグループや気の合った仲間同士がジョッキ一杯に注がれたビールで乾杯。一足早く夏気分を満喫した。○…トップを切ったのは名瀬湾や市街地を一望できるホテルビッグマリン奄美の七階屋上にあるビアガーデン。まだ肌寒さが残るが好天にも恵まれ、団体の予約客らが席を埋めた。 ○…職場の同僚らで訪れた男性客は「ロケーションも良いし、やはり生ビールはおいしい」と上機嫌だった。週間予報によると、ここ数日間は天候にも恵まれそうだ。 |
| 奄美観光受入連絡協議会(向井俊夫会長、会員三十五団体)は来年七月二十二日の皆既日食にちなんだTシャツを製作し、十八日販売をスタートした。黒地に奄美大島と喜界島の地図を描き、ダイヤモンドリング(太陽が隠れる直前と直後に光が一カ所もれて輝く瞬間の現象)をあしらった。英語で当日の日付や奄美大島の文字を入れ、幅色い世代に親しめるデザイン。初回製作枚数は一千枚で島内のホテルや観光施設で購入できる。一枚二千五百円。 十八日、県大島支庁記者クラブで会見した。向井会長は「民間サイドから皆既日食を盛り上げることが目的。観光関連団体、行政、経済団体の推薦をいただき公認Tシャツにしたい」と説明。 製品はポリエステル100%。バスケットボールウェアにも使用される、汗を吸収しやすいドライフィットと呼ばれる特殊加工を施した。初回はS、M、Lサイズをそろえ、販売状況を見ながらサイズやカラー展開を考える。 一万枚を販売目標に据え、利益は同連絡協のキャンペーンやエージェント招聘(しょうへい)事業の基金づくりに充てる。 島内のホテルには既に問い合わせが殺到しており、天文学者が事前調査で来島するなど注目を浴びる。同連絡協では奄美を売り込む絶好の機会ととらえ、「一過性で終わらないためにも早い段階から販売して民間ビジネスにつなげたい」(向井会長)と意気揚々だ。問い合わせ窓口はTEL0997・54・4991観光ネットワーク奄美。 |
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| 環境問題と貿易のかかわり合いを考える環境省と税関の合同シンポジウム「奄美発!地球との共生―世界との接点 税関―」が十九日、奄美市内のホテルであった。「地球との共生、健全な経済発展を図りながら、国民の安全と安心を守る。その新しい取り組みを奄美から発信しよう」と、財務省長崎税関と環境省九州地方環境事務所が主催したもの。市民ら約二百人が出席し、物流で世界と接する税関が環境問題に果たす役割について考えた。 講演では、元環境省自然環境局長で鹿児島大学学長補佐の小野寺浩氏が天然記念物のアマミノクロウサギやヒカゲヘゴなどのほか、景勝地や特産品などを紹介。「一つ一つがほかでは見られない資源。美しい海に加え、森林の素晴らしさをもっとアピールしてもいい。奄美にはいろいろな可能性がある」と強調した。 また、財務省関税局長の青山幸恭氏は「世界との接点 税関」と題して講演。絶滅の恐れのある野生動植物や不正薬物、拳銃などの流入を水際で阻止する税関の仕事を解説し、「地球温暖化対策や廃棄物リサイクル、自然環境保全といった三つの視点から輸出入の経済秩序を守らなければならない。警察や海上保安庁、環境省などとの協力が必要だ」などと話した。 その後、長崎税関長の伊藤哲夫氏がコーディネーターを努め、森山裕財務副大臣、九州地方環境事務所長の黒P栄治氏、小野寺氏、青山氏らのパネルディスカッションもあった。この中で森山副大臣は「世界に向け、奄美の環境をどのように発信するのか。奄美の持つ文化や歴史が、世界にどのように貢献できるのかという視点を忘れないでほしい。素晴らしい情報を発信できる地域をつくることが大事だ」などと強調した。 |
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| 奄美リュウキュウアユ利活用促進協議会の設立総会が十九日、奄美市内のホテルであった。委員の互選で会長に川田光弘氏(剔S国旅行業協会奄美ブロック会長)を選出したほか、二〇〇八年度の事業計画や予算を承認した。川田会長は「旅行の中で食のウエートは大きい。アユにより食の満足度が高まれば、一石二鳥にも三鳥にもなる。連携して取り組もう」と協力を呼び掛けた。 会は奄美の宝であるリュウキュウアユを生かし、地域振興につなぐために必要な事柄を協議。利活用を促進しながら種の保全を図るための事業の実施、関係団体との連絡調整などに取り組む。 人工増殖で得られた余剰の魚体を活用し、世界でここだけの魚を食べられるという付加価値のある特産品としての商品開発を進め、エコツーリズムなどを含め地域振興に活用していく。 委員は地元行政や大学、観光関係者など九人で構成。事務局は嚴ュ児島県環境技術協会に置く。 〇八年度事業計画では、七月二十六日と十二月十三日に協議会を開催。リュウキュアユの生態研究や人工増殖、利活用先進事例などについて研究会を行う。 〇九年度から本格的な取り組みに入り、種の保存事業(保護増殖事業)の進ちょく状況を見ながら、商品名募集キャンペーンや商品化リサーチを実施。一〇年度には市場での試験販売、普及キャンペーンなどを展開していく方針。 |
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○…新緑の季節を迎え、奄美大島北部の海岸線の野山で野ユリ(テッポウユリ)が開花し、周囲の緑に純白のアクセントを添えている=写真=。奄美の春を代表する花の一つ。風にあおられながらもりんと咲く姿は強く美しい。四月下旬から五月上旬が最盛期。○…屋久島以南に分布する多年草植物。強い芳香を放つことでも知られる。沖永良部で栽培されている「えらぶゆり」は同種を改良したもの。かつては島内に広く分布していたが、乱獲で分布域は縮小しつつあり、急斜面のがけなどで見掛ける。 |
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| 【沖永良部総局】「日本のユリを語るフォーラム」が十九日、沖縄県伊江村の伊江島はにくすにホールであった。同日に開幕した「第十三回伊江島ユリ祭り」(同実行委員会主催)の関連行事。全国各地の専門家が一堂に介し、ユリを生かした地域おこしの展望などを語った。パネラーからは「自生ユリの価値を再認識し、保存活用に取り組むことが重要だ」との意見が相次いだほか、「ユリ前線」のPRや食用ユリの産業化が提言された。 伊江村は一九七八年の沖永良部島視察を機にユリの球根栽培を導入した。ユリ祭りは五万人の来場を見込む観光イベント。約百万輪のテッポウユリをリリーフィールド公園で開花させる。祭りに合わせて村は農家に球根栽培を委託し、和泊町の生産者も一部を提供している。 フォーラムは海洋博覧会記念公園管理財団本部長の花城良廣さんがコーディネーターを務め、多方面の専門家や脇田清一郎・和泊町副町長ら七人が登壇した。 鳥取県米子農業改良普及所の中村博行さんは県立フラワーパーク・とっとり花回廊を拠点にした交流事業を紹介。四月の伊江村を皮切りに鳥取県(六月)、北海道(七月)へと日本列島を縦断するユリ前線を提唱した。 札幌市公園緑化協会の荒川克郎さんは琉球列島に分布するユリが絶滅の危機に直面していると指摘。自生地の減少に警鐘を鳴らし、「原種の保存と観光活用に目を向け、自生環境を守らなければならない」と訴えた。 神奈川県立フラワーセンター大船植物園の元職員・大石勝彦さんは食用ユリの産業化に言及した。自身の研究成果を基にウケユリとタモトユリを交配した球根が食用に適していると説明。高級食材としての販売に着目し、「生産技術と販売戦略を確立すれば産業化への道も開ける」と語った。 脇田副町長は百十年の歴史を数える沖永良部島のユリ栽培を振り返り、「先人が島の宝を守り続けたからこそ、現在の発展がある」とまとめた。 ユリ祭りは五月六日まで。期間中はコンサートやゴルフ大会などを計画している。 |
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| 奄美市名瀬で二十日、「新鮮なお魚まつり」(奄美群島水産青年協議会主催)と、日曜朝市(名瀬漁協主催)があった。終盤を迎えたイセエビをはじめ新鮮な地場産魚類、加工品などを販売。マグロやソデイカの解体ショーも人気を集めた。名瀬の街は「お魚デー」といった様相で、両会場とも多くの住民でにぎわった。 「新鮮なお魚まつり」は大熊漁港で開かれた。来月から禁漁となるイセエビコーナーは開場前から多くの買い物客でごった返し、キロ三千五百円のエビが飛ぶように売れた。大きなエビを二匹買った五十代の主婦は「お客さんの接待のために使います」とにっこり。 鮮魚コーナーはイセエビのほか、赤ウルメやエラブチ、ヒキなど奄美ならではの新鮮魚類が並んだ。イセエビがたっぷり入ったエビ汁、マダ汁(イカの墨汁)にも行列ができた。 魚のさばき方を教える解体ショーは子供たちにも大人気。沖永良部島漁協婦人部の伊集院由合子さんと、山下薫さんはおしゃべりも巧みに、マグロとソデイカをさばいてみせた。宝勢丸漁業生産組合はシビさばき方体験教室を開いた。 まつりを主催した群島水産青年協議会の田畑浩会長は「多くの漁協が参加してくれた。まつりをきっかけに、地場産魚の普及につなげたい」と話した。 |
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旧暦の三月十五日に当たる二十日、与論町の地主神社で豊年祭があり、今年初めての「与論十五夜踊」が奉納された。一番組と二番組が十一演目を披露し、島中安穏や五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。伝説によると、十五夜踊の起源は一五六一年。当時の与論領主が琉球や大和に三人の息子を派遣し、各地の芸能を学ばせたと伝えられている。 踊り手は男性が世襲し、一番組と二番組に分かれる。英雄役が大きな仮面をかぶる一番組は寸劇仕立ての踊りが特徴。頭巾(ずきん)姿の二番組は集団で手踊りと扇踊りを披露する。 この日は両組合同の「雨たぼり」でスタート。二番組の「一度いふて」、一番組の「三者囃子(さんばすう)」などと続き、最後は二番組の「沖泊まり」で締めくくった。関東や九州からの旅行客も見学に訪れ、個性豊かな伝統芸能に見入っていた。 |
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| 奄美市の朝山毅副市長(61)は二十一日、奄美市役所で記者会見し、副市長職を四月末で退く意向を表明した。辞任の理由は、市町村合併後の行政の仕組みがほぼ整い、新市としての一体感も生まれ、一区切りがついたためという。次期市長選挙への出馬については「全く考えていない」と言及を避けた。同席した平田隆義市長は「慰留したが、辞意が固いことから(辞表を)受理した。新たな出発を期待したい」などと語った。 朝山副市長は「新市の財政計画と財源の擦り合わせが計画通りに進んでいる。事務事業を行う職員間の連帯、自覚などがよくなってきた。当初の目的通り、市民サービスを含め順調にいくという思いがする。それらのことを全般的に考え、職を辞することにした」などと述べた。四月十日、平田市長に辞職願を提出し、了承されたという。 任期を約二年残しての辞任について「大変気掛かりなことで、市長にも相談した。家庭的なことで整理しなければならないこともあり、今回決断した。これからの奄美市を注目し、一市民として協力していきた」などと語った。 奄美市は二〇〇六年三月に旧名瀬市、旧住用村、旧笠利町と合併したことに伴い、助役を二人に増やした。任期は四年で、地方自治法の改正で〇七年四月から副市長になった。 朝山副市長は奄美市笠利町中金久出身。九四年の笠利町長選で初当選し、市町村合併で辞職するまで三期十一年間、町長を務めた。 後任者の人事案件について平田市長は「検討したい」と語った。 |
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○…龍郷町長雲山系にある奄美自然観察の森で、絶滅が危ぶまれる国の天然記念物オーストンオオアカゲラがひなを育てている。巣穴作りから観察している観察指導員の宇都宮英之さん(51)は「四月二日にひなの鳴き声に気付いた。巣立ちは近い」と楽しみにしている。○…奄美大島にだけ生息するキツツキの仲間。体長は約三十センチで、広葉樹の樹幹に営巣し、カミキリムシ類の幼虫などを採食する。宇都宮さんによると、オーストンオオアカゲラの営巣は昨年より二週間ほど早いという。 ○…木の高さ約十メートルの所にある巣穴に、十五―三十分間隔でひなにせっせとえさを運ぶ親鳥。千葉県から見に来たという野鳥愛好家らも、その姿を静かに見守り感激していた。 |
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| 【鹿児島総局】県本土在住の県立大島高校OBらが企画したコンサート「奄美の宴」が二十日、鹿児島市の松元公民館であった。同校のOB会組織・鹿児島安陵会での出会いをきっかけに結成された「タナバターズ」が、仲間や故郷への思いを込めたオリジナル曲を熱唱したほか、島唄を通し奄美の情報を発信している「あまみ紬人(ツムギンチュ)」が若者の感性で表現した島唄などを披露。会場に集まった百人余りの観客は、笑いあり涙ありの心温まる手づくりコンサートを楽しんだ。 タナバターズは、毎年七夕の時期に開催される鹿児島安陵会で知り合った西和仁さん(46)と栄島初良さん(44)が二年前結成したグループ。これまでに十曲以上のオリジナル曲を創作し、地域文化祭などにもゲスト出演している。 あまみ紬人は、徳永優さん(29)、麓和幸さん(29)、肥後陽子さん(28)の三人グループ。鹿児島市の繁華街、天文館で定期的にストリートライブを行っているほか、半年前に同名のNPO法人も立ち上げて文化交流活動など各種イベントを企画、運営している。当日は鹿児島安稜会メンバーの家族が主宰する中田音楽教室のコーラスグループも友情出演した。 コンサートは三部構成。第一部は鹿児島安陵会のメンバーがそろいの法被姿で登場し、同会のテーマソング「一年一度」や「集い」など、タナバターズのオリジナル曲を熱唱し、会場を盛り上げた。第二部では、あまみ紬人が解説を加えながらユーモアたっぷりに島唄を披露したほか、タナバターズがフォーク調にアレンジした新しい島唄と原曲を聞き比べるユニークなコーナーもあった。 第三部では、タナバターズが奄美や家族、友人たちへの熱い思いを込め「素晴らしい仲間たちへ」「帰ろうや」「俺の母ちゃん」「島人の宴」などを情感たっぷりに歌い上げ、フィナーレは出演者と観客が一緒に「六調」を踊り、故郷への思いを一つにした。 |
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| 大島郡町村会(会長・平安正盛知名町長)が集計した奄美十二市町村特別職の給料・報酬改定状況(二〇〇八年四月一日現在)によると、首長の支給額平均(月額)は六十六万五千八百五十二円。厳しい財政事情を反映し、いずれも条例で定めた規定額を下回っている。奄美市長は規定額こそ七十六万九千円でトップだが、支給額は七番目。合併後の県内十八市と比較すると、十三番目となっている。 特別職の給料をみると、十二市町村とも規定額から減額して支給している。奄美市は〇七年度に続いて市長と副市長が10%、区長・教育長がそれぞれ6%減額。市長の給料は〇一年七月規定額が八十五万五千円。支給額は八十一万七千七百十円だった。実額は七年間で実に17・2%も減ったことになる。 奄美市と同様、大和と龍郷、喜界、徳之島、天城、和泊、知名の八市町村が前年度から減額を継続。宇検村は本年度、カット幅を10%に拡大、瀬戸内町も5%カットを始めた。伊仙町は町長給料を10%カットした。与論は昨年、首長選挙を控えていたため、給与改定は見送り、選挙後の十月一日に改定、七十一万円から六十四万円に減額した。 首長の支給額は大和、宇検、龍郷、喜界、和泊、知名の六町村が六十八万四千九百円となっており、同額でしかも最高額。最低は天城町の六十二万三千円。六町村は副町村長も同額の五十四万円。減額が続く半面、横並び意識も目立つ。 議会議員をみると、大和村が〇七年度に続いて2%カットを継続、瀬戸内町も3%カットを続けている。宇検村は期末手当を20%カットした。伊仙町は議長報酬を10%削減、知名町は期末手当の20%カットを継続中。奄美市は昨年の改選後、減額を解消し、旧名瀬市の水準に戻した。 |
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| 奄美市の奄美大島酒造(有村栄男社長)の黒糖焼酎三点がこのほど、世界的な食品品評会「モンドセレクション二〇〇八」で金賞・銀賞を獲得した。奄美、沖縄産黒糖にこだわった製品が高い評価を受けた。同社は「世界に黒糖焼酎を、そして奄美を発信したい」と話している。黒糖焼酎の受賞は初とみられる。 金賞を受賞したのは「浜千鳥乃詩 原酒」「高倉」の二点。「じょうご」も銀賞に輝いた。「浜千鳥」は七年以上熟成したさせた古酒。「高倉」は三年以上熟成した原酒をさらに、樫だるでこはく色に熟成した。いずれも初出品での受賞。 奄美大島酒造は一九七〇年創業。主原料(黒糖)にこだわった焼酎づくりに力を入れている。〇七年度製造分からはすべての黒糖を奄美産に限定した。「品質の向上と合わせてサトウキビ生産の振興、地域産業の発展に寄与したい」と考えている。 今回の受賞については「黒糖焼酎のみならず、奄美の基幹産業である『サトウキビ』も世界品質として認められたのではないだろうか」「さらなる品質向上に努め、奄美を発信したい」とコメントした。 モンドセレクションは世界的に権威のある食品品評会。ベルギーの首都・ブリュッセルに本部がある。毎年、世界中から一千種類以上の商品の応募がある。 |
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| ○…奄美大島の林道沿いで野イチゴの果実が見られる季節を迎えた。赤く熟した果実が多いが、中にはだいだい色の果実もある。 ○…赤く熟した丸い果実の直径は二―三センチ前後で、だいだい色の丸い果実の直径は一・五―二センチ前後。食べると両方とも甘酸っぱい味がする。 ○…奄美の植物を紹介した本などによると、だいだい色の果実を着ける植物は南方系のキイチゴ属の「リュウキュウイチゴ」とみられる。昔はおやつ代わりに食べた懐かしい味だ。 |
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【徳之島総局】徳之島茶研究会(豊村友二会長、会員十二人)の二〇〇八年度べにふうき一番茶初摘み式が二十三日、天城町三京の義村豊明さん(66)の茶園であった。「べにふうき」は抗アレルギー成分「メチル化カテキン」などを多く含み、鼻炎や花粉症などのアレルギー症状を和らげる働きが注目されている品種。大手飲料メーカーとの契約栽培で「べにふうき緑茶」が商品化されている。〇八年度は前年度25%増の二十トンの生産を見込んでいる。今後大幅な需要が予想される有望品目に関係者からは徳之島の新たな土地利用作物として期待の声が上がった。べにふうき茶は旧徳之島農改センターなどが〇一年にサトウキビとの複合経営で、生産性の高い土地利用型の品目として茶の導入を計画。同年八月に豊村さんらが中心となって生産者会を設立し、〇三年一月から植え付けを始めた。温暖な気候から年五回の適採が可能で、サトウキビとの複合品目として定着しつつあるほか、飲料メーカー以外にも、各メーカーによりベビーパウダーの商品化やペットフード、入浴剤などの商品開発が進められており、今後大幅な需要が期待されている。 〇五年から収穫が始まり、〇六年四月には豊村会長が同町三京に荒茶加工施設(床面積約二百八十平方メートル)を整備。現在の植え付け面積は七f、収穫面積は四ヘクタールと年々増加している。初摘み式があった義村さんの茶園は、今年が初収穫。義村さんは「予想以上に順調に成育した。キロ千五百円は魅力。今後も頑張りたい」などと話した。 初摘み式で豊村会長は「低温で茶摘みの時期は遅れたが、今年は二十―二十四トンを目標にしている。各大手メーカーが商品化に乗り出している。期待も高まり、栽培してよかったと思っている」などあいさつ。大久幸助町長と池田準大島支庁徳之島事務所長が「期待できる品目。今後、行政として茶工場などの支援もしたい」「単収が高く有望。拡大を図っていくことを痛感している」などと期待の言葉を掛けた。 続いて町役場と大島支庁徳之島事務所の女子職員ら三人の茶摘み娘らが参加して手摘み式があり、最後は大島支庁徳之島事務所の山中浩文農業普及課技術主幹による一本締めで、べにふうき茶の豊作を祈願した。 |
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| 「奄美の未来を考える共同の会」は二十三日、奄美市名瀬のアーケード街で名瀬測候所の気象台格上げと沖永良部測候所の存続を求める街頭署名活動を展開した。群島民の過半数となる六万五千人を目標に、引き続き月一回の計画で九月まで実施していく。 全国の測候所をめぐっては気象庁が事務の合理化、効率化などを理由に廃止・無人化を進めており、名瀬、沖永良部両測候所も原則廃止の対象となっている。 請願署名では「廃止されれば奄美地方を監視する体制の弱体化は免れない。台風常襲地帯の奄美では天気に関する情報は何よりも重要」と指摘。(1)群島民の生命と財産を守るため名瀬・沖永良部測候所の廃止を行わない(2)防災情報の拠点である名瀬測候所の気象台格上げ(3)危機管理と住民サービスを維持し、地方の一方的切り捨てを行わない―ことを求めている。 街頭署名は午後五時半からあり、同会メンバーが通行人へ理解と協力を求めて声をからした。 同会は七日の徳田毅衆議院議員と禧久伸一郎県議を皮切りに国会議員や県議、各市町村議会、行政、政党への要請行動を展開。これまで十三個人・団体から賛同署名と個人署名への理解と支持を得ている。秋の臨時国会をめどに十月か十一月には国会請願を行う。 |
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| 読売新聞社西部本社がこのほど主催した第二十四回読売女流書法展で、奄美市名瀬の書家小山湖月さんが準大賞を受賞した。市内で書道教室を開く小山さんは「もっと書を勉強したい。受賞で得た経験を指導に生かしていきたい」などと今後の抱負を語った。 小山さんは南日本書道会師範で、奄美書道協会の副会長なども務めている。同書法展の特選に二回、秀逸に一回選ばれて資格を得る評議員でもある。今回は三カ月ほど掛けてものにした漢詩を出品しての受賞だった。 書法展には漢字、かな、篆刻(てんこく)の三部門に九州、山口、沖縄から千七百六十一点の出展があり、文部科学大臣賞など入賞・入選九百九十五点を選んだ。奄美からは小山さんのほか、特選、秀逸、入選に各一人選ばれた。 十九日に福岡であった授賞式に出席した小山さんは、文科大臣賞受賞の作品群を見て「生命力と躍動感にあふれ、力強く、充実した素晴らしい作品だった。自分をもっと磨き、感性を磨かないといけない」などと刺激を受けた様子。書家としてのさらなる飛躍を誓っていた。 |
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| 厚生労働省は二十四日、二〇〇五年の市区町村別の平均寿命(ゼロ歳の平均余命)を公表した。全国平均は男七十八・八年、女八十五・八年。奄美の市町村では男の最高が和泊町の七十七・八年、最低は天城町の七十五・八年で全国ワースト二十位だった。女の最高は伊仙町の八十六・四年、最低は宇検村の八十四・七年。平均寿命の男女差が大きい市区町村で、伊仙町の十・一年が全国で上から五番目となった。 〇六年十二月三十一日時点における千九百六十二市区町村が対象で、人口動態統計(確定数)による日本人の死亡数(〇四―〇六年)および出生数(〇三―〇六年)、〇五年国勢調査による日本人人口(確定数)を基礎資料とした。 全国で男の最高は神奈川県横浜市青葉区の八十一・七年、女は沖縄県北中城村が八十九・三年、男の最低は大阪府大阪市西成区の七十三・一年、女では東京都奥多摩町の八十二・八年だった。平均寿命の最も高い市区町村と最も低い市区町村との差は、男八・六年、女六・五年となった。 鹿児島県平均は男七十八・〇年、女八十五・七年。市町村別に見ると男の最高は加治木町七十九・一年、最低は天城町七十五・八年。女の最高も加治木町で八十六・五年、最低は東串良町八十四・五年。 奄美では全市町村の男が国や県の平均を下回った。女では伊仙町と和泊町が全国平均を超え、瀬戸内町と与論町が全国平均に並んだが、それ以外の市町村は下回った。 平均寿命の男女差が最も大きかったのは沖縄県北中城村の十・四年。最も小さかったのは東京都西多摩郡日の出町の四・六年。奄美では伊仙町で男女差が大きく、最も小さかったのは宇検村の七・七年だった。 |
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| 離島の使用済み自動車の本土への移送に対し支援を行っている嚴ゥ動車リサイクル促進センターの総務委員会(田中勲委員長委員長・十五人)が二十四日奄美大島を訪れ、関連施設を視察、地元の関係者と意見交換した。田中委員長は、使用済み自動車の搬出体制について「解体からの一連の流れが効率的に構築されており、離島地域の先進地といえる」と評価。一方、センターからは「支援事業を活用していないケースもあり、十分に周知してほしい」との要望があった。 離島対策支援事業は自動車リサイクル法に基づき、離島地域で発生した使用済み自動車の本土への搬出を支援するもの。申請があった自治体へ、海上輸送費の八割を上限に同センターが資金援助を行う。 奄美大島では二〇〇六年四月、同事業の支援を目的に、島内五市町村による協議会(事務局・奄美市環境対策課)を設立。〇七年度は二千七百二十台の搬出車両に対し、千二百三十二万千六百五十二円の補助を受けた。 今回は支援事業スタート後、初めての視察。一行は、奄美市名瀬の自動車リサイクル業者や港湾部の船積み施設などを回った。 視察後の意見交換では、不法投棄対策支援事業(補助率・撤去費用の八割)についてもセンター側が説明。奄美市では今年、同事業の支援を受け、名瀬地区の知名瀬と根瀬部の両地域にあった不法投棄車両を撤去している。 両事業による成果が示された一方、同センターは「鉄やスクラップの市況が好調であることから、離島対策支援事業を活用しないケースもある」と指摘。地元関係者に対し、市況が悪化した際の不法投棄や不適正保管の防止策として、事業のさらなる周知を要請するとともに、現在も地域内に点在する放置車両の積極的な撤去を求めた。 |
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○…二十四日早朝、奄美市笠利町須野の森哲夫さん(75)は、須野川河口付近で長さ一・三二メートル、重さ六・九キロの大ウナギを“御用”にした。○…発見者は妻のキミコさん(72)。散歩途中の午前六時ごろ、川の中を眺めていると、浅くなった河口付近で何かが動いていた。「ヘビ、ハブかな?」と思いながらよく見ると、この大ウナギだった。哲夫さんが手づかみにして発砲スチロール箱に入れて運んだ。 ○…長さを計るため家族らが再び手づかみにしようとしたが、ぬるぬるしていて何度も失敗。そこで手袋を着けて両手で首付近をつかみ長さを計測。胴周り直径は太い所で十二センチも。「大ウナギ発見は須野で三回目。もちろん食べますよ」(哲夫さん)。 |
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