「こどもたぬき食堂」100円弁当を店頭販売

子どもらに好評だった100円弁当=23日、瀬戸内町古仁屋

子どもらに好評だった100円弁当=23日、瀬戸内町古仁屋

 「こどもたぬき食堂」を展開する瀬戸内町古仁屋の丸屋レストランは23日、中学生以下を対象に100円弁当を店頭販売した。新型コロナウイルス感染症対策を兼ねた地域の親子支援の一環。子どもたちが好きなおかずを盛り込んだ弁当は好評だった。

 

 食堂代表の屋崎聡子さん(34)らは、子どもたちに居場所、保護者には自分の時間を提供しようと2018年4月から毎月1回、レストランの1フロアに低価格の「こどもたぬき食堂」を設けている。

 

 新型コロナウイルスの感染予防対策で今月は、店頭での「こどもたぬき食堂」特別編に切り替え、子どもたちを元気づけることにした。調理や販売ではボランティアや店舗スタッフが協力した。

 

 おかずはウインナーやエビフライ、ハンバーグなど5品。150個用意して正午前に販売開始したが、会員制交流サイト(SNS)などで知った親子やらが詰め掛け、弁当が飛ぶように売れた。

 

 6歳の娘と一緒に利用した山口智美さん(38)は「食事が一番苦労するのでこの取り組みはありがたい。娘も喜んでいる」と話していた。

 

 屋崎さんは「子どもたちの元気な顔と保護者らの『ありがとう』の言葉に胸が熱くなった。今後もこども食堂を続け、子どもたちの成長や地域のつながりづくりを後押ししていきたい」と話していた。