「ほっとくの」が優秀賞 日本地域情報コンテンツ大賞・観光部門

日本地域情報コンテンツ大賞の観光部門で優秀賞を受賞したフリーペーパー「ほっとくの」を手にするモスク・クリエイションの近藤代表取締役(左)=提供写真

日本地域情報コンテンツ大賞の観光部門で優秀賞を受賞したフリーペーパー「ほっとくの」を手にするモスク・クリエイションの近藤代表取締役(左)=提供写真

 徳之島の魅力を満載したフリーペーパー「ほっとくの」が、日本地域情報コンテンツ大賞2020の観光部門で優秀賞を受賞した。ほっとくのは、2018年9月に伊仙町伊仙にオフィスを開設したデザイン会社のモスク・クリエイション(本社・東京都港区、近藤恵一代表取締役)が発行している。

 

 ほっとくのは、観光客や将来的な移住定住者を増やして徳之島の活性化につなげようと、19年4月から刊行。徳之島3町の地域おこし協力隊と協力して、食やスポーツ、コーヒーなど毎回異なるテーマで徳之島の魅力を発信している。

 

 闘牛をテーマにした最新号を含め、これまでに全7号を制作して各6000部を発行。徳之島を中心に県内離島のほか、モスクと取引のある首都圏近郊、静岡県の教育機関や企業などへ配布している。

 

 日本地域情報コンテンツ大賞は全国各地のタウン誌やフリーペーパー、動画などのクオリティーを読者や審査員が審査し、評価の高い制作媒体を選定する。10回目の今年は過去最多の475媒体が参加した。

 

 同社は7月末発行の2020年夏号(第6号、テーマは自然)でエントリーした。徳之島で観察できる野鳥、昆虫、植物、朝日や夕日を楽しめる景観スポットなどを写真付きで紹介。世界自然遺産登録に向けた取り組みや島に伝わる民話など連載も掲載している。

 

 コンテンツ大賞の観光部門は、埼玉県の観光情報を紹介する「ちょこたび埼玉」が最優秀賞、ほっとくのほか3誌が優秀賞を受賞した。ほっとくのは読者投票部門でも10位に入った。

 

 近藤代表取締役は「徳之島の人でも島のことを知らない人は多い。今後もよそ者の目線で取材した島の魅力をフリーペーパーで発信したい。島内外の人に読んでもらい、みんなで島を盛り上げられたら」と話した。