「まちおもいキャンプ」地域活性化へ企画提案

受講生らが地域活性化に向けた企画を発表した「まちおもいキャンプ」の最終講座=8日、奄美市名瀬

受講生らが地域活性化に向けた企画を発表した「まちおもいキャンプ」の最終講座=8日、奄美市名瀬

 奄美大島で地域づくりに取り組む人材の養成講座「まちおもいキャンプ」の最終回が8日、奄美市名瀬のAiAiひろばであった。行政職員や地域おこし協力隊、民間事業者など受講生17人が地域活性化に向けた企画を発表。特産品のPRや観光メニュー開発、情報通信技術の活用、子育て支援など幅広い分野の提案があり、それぞれが思い描く理想の未来像を語り合った。

 

 まちおもいキャンプは県が2014年度から進める地域づくり実践力養成事業の一環で、受託した一般社団法人鹿児島天文館総合研究所が開催。奄美群島では初めて。18年10月から計5日間、4部構成の講座に25人が参加し、地域の課題解決に向けた専門知識や実践事例を学び、グループワークを通して企画を考えた。

 

 最終回では参加した受講生一人一人が2分間の持ち時間で、手作りの企画書を使ってアイデアを発表。官民が連携したパッションフルーツのPR大作戦や伝統料理「つばしゃやっせ」(ツワブキと豚肉の煮物)の商品化、陶芸体験の観光メニュー化など、個性豊かなアイデアを提案した。発表後、県から修了証が授与された。

 

 本場奄美大島紬を使った小物づくりを提案した奄美市職員森学美さん(45)=兵庫県神戸市出身=は「いろんな人からアイデアをもらい、大島紬の魅力を生かすものづくりを考えた。『かわいい』『きれい』といわれるイメージになればいいと思う」と話した。

 

 天文館総研の永山由高理事長は「(講座で)築いたネットワークを生かして目指す理想に向けて動いてほしい。今後もアドバイスしていきたい」と述べた。