「ソラタビの島」PJ始動  ヨロン島観光協会

撮影用ドローンを操作するセミナー参加者ら=19日、与論町(提供写真)

撮影用ドローンを操作するセミナー参加者ら=19日、与論町(提供写真)

 与論町の(永井新孝会長)は18、19の両日、同町役場や町内各地で観光事業者向けにプロモーション映像制作・発信セミナーを開いた。ドローン(小型無人機)大手メーカーの日本法人・DJI JAPAN㈱(東京都)が協力。観光、宿泊業などの事業者ら18人が参加し、ドローンや水中でも撮影可能な小型カメラなどを使った撮影技術や動画編集を学んだ。

 

 町と観光協会、DJI社などが連携して観光PRを展開する「ソラタビの島 ヨロン島プロジェクト」の一環。セミナーの講師はDJI社員5人が務めた。

 

 初日は、機材の操作や撮影時の構図の取り方などについて座学で講習した後、同町東区の大金久海岸でドローン操作を体験。参加者はその後、5班に分かれて島内各地で空撮に挑戦した。

 

 最終日は、大金久海岸の沖合約1・5キロに干潮時だけ出現する観光スポット「百合ヶ浜」を撮影し、編集ソフトを使ってPR動画を仕上げた。

 

 完成した動画の鑑賞会では、「鳥の目線」をテーマにした海岸の空撮や大島紬の製造工程の映像を取り入れた作品などが披露された。参加者からは「人によって目線が違って面白い」などの感想があった。

 

 観光協会は今年度、町の「島の魅力発信事業」を活用してドローン2台など撮影機材を導入。会員を対象に、動画制作を支援する。永井会長(57)は「地元業者だからこそ、天候も含めて最高のタイミングで与論の魅力を伝える映像を撮影できる。事業者はSNS(会員制交流サイト)などで積極的にPR動画を発信してほしい」と期待を寄せた。

 

 DJI社の川中良之ディレクター(36)も「都会には空撮できる場所を求めて旅するドローンユーザーがいる。旅行の目的地として与論島を薦めていきたい」と語っていた。